木津の流れ橋は、枚方バイパスから2キロ程上流の木津川に、52年前から架かっています。
この間に16回の橋板流出が有ったそうですが、そのたびに修理されて、行き交う人の心を和ませてくれています。
また、時代劇の撮影にはうってつけの構造とロケーションを備えて居るので、これまでこの橋では数百回の撮影が行われています。
昨年の9月の増水時、流出一時間前の様子。
そして、やはり流出しましたが、上図の設計説明のように繋がったまま流れに任せて減水まで持ちこたえました。
平成21年の流出では、板の一部が淀川まで流れたそうですが、昨年は全ての板が繋がって残ったそうです。
回収された橋板が、あちらこちらに積まれています。
今年の梅雨や、台風の前の完成を期して、急ピッチで修理されています。
ここは、50キロにも渡る「サイクリングロード」のコースになっているので、来週には往復走破に挑戦する予定です。
関門海峡は、狭くて潮が速くて、大変な海の難所です。
海や船の好きな僕は、九州出張の折りに度々この海峡を訪れて行き交う船を眺めています。
電光掲示板にはいつも、潮の流れの方向と速度が出て居るので、それも楽しみのひとつです。
この日は丁度、ここでは最高の7ノットで、東流れ。
ゴーゴーと川のような流れが直ぐ下の海面に見えます。
この貨物船は、東から西への航行なのでマイナス7ノット。なかなか進めません。
逆に東行きの船は、あっというまに通り過ぎます。
何百年前、この潮の流れが「源平の盛衰」を決した場所でも有ります。
もはやこれまでと、錨を抱えて海に入った平知盛の像。
八艘飛びの勇者「源義経」の像。
また、ここ海の要所の関門海峡では、明治維新でも大きな戦いが有り、長州軍が、英国連合にこのような大砲で挑んだようです。
結果は悲惨で有ったようですが。その記録の為に、このような砲門が海峡を狙っています。
先週も、着物を一杯積んで九州出張に行ってきました。
其の折に、下関の「唐戸市場」で「河豚のヒレ」を分けて貰うべく連絡をしておきました。
ところが後で判ったことは、午前0時頃から7時くらいまでが市場の営業時間なので、丁度僕の寝る時間とピッタリです。
朝の5時や6時にはとても起きられないので、知恵を絞って前日に下見に行き、約束の業者さんが何時に出勤されるかを調べて、その時間に行く事にしました。
「午前0時半頃には来られるでしょう」とのこと。
ホテルで夕食の後、僕の「命の水」を一滴も呑まずに午前0時まで待機してから出発。
高速をとばして、0時半には市場に着いて、活動の始まった処を見学しながら待ちました。
すぐちかくには河豚市場のメッカ「南風泊漁港」の有る河豚の本場下関。
流石に市場の中にはこんなに大きな河豚が居ました。千人以上の「てっさ」が出来そうです。
他にも、「ぶり」「鯛」「牡蠣」などいろいろな魚介がどんどん水揚げされて居る様子は実に珍しい事ばかり。
残念ながら、買ったばかりのカメラの操作をミスして、市場の画像は「ジャンボ河豚」だけです。
そうして午前1時半、やっと約束のお店に人が!ヤッターと思ったのは糠喜び。
「僕は従業員なので、何も判りません。主人は3時か3時半頃に来られます」僕の頭はガーン。とてもそれまでは・・・。
「すみません、また後日連絡します」とのメモと、京菓子を預けてホテルへ一目散。
命の水をグイグイ呑んでからぐっすり寝ました。
近いうちに宅配便で届くはずですが、今日はまだ来ていません。
何人かの人に「ヒレが手に入ります」と言ってあるので心待ちです。
19日朝、尾上漁港を午前8時に出港して、一路竹生島へ。
艇にも雪を積んだまま、尾上から竹生島への航行です。
雪の竹生島。45年の琵琶湖生活の中でも、初めての景色でした。
その後、これまで何度も入ったことの有る「菅浦漁港」も訪問。菅浦のこんな景色も初めて。
大浦港を偵察してから、11時頃に「海津大崎観音」の桟橋にもやって、お詣りをと考えましたが、ゲートが閉まって陸に行けず。
仕方なく、桟橋での開宴となりましたが、よくまあ、2時間ものあいだ、雪の桟橋で宴会したものです。
その後「魚岩さん」で、佃煮を買うべく3時半に「今津港」に入港。
今津港に入ると、親しいヨット仲間の「asahi」さんが、琵琶鱒を釣って帰ったばかりに遭遇。
ホントは、ちょっとそんな期待も有ったけど。
中山さんは、60センチの琵琶湖鱒を惜しげもなく捌いて刺身にしてくれました。
たまたま訪れた大阪からの観光客も合流して、今津桟橋は大賑わい。
あまりに楽しい酒を呑みすぎてマリーナの門限に掛かりそうになり、19ノットのスピードで帰港したけど、やはり30分ほど遅刻。
大勢で迎えてくれたマリーナの皆さんすみませんでした。
そんな事で、当然、オーナーさんも僕も、車では帰れず「まゆか姫」のお世話に。
そして今日、オーナーさんと一緒に車を取りにマリーナへ行きました。
そしたら、クルージング参加の皆がまたまた全員揃って艇の後始末。
琵琶湖で永いヨットライフの中でも初めての体験をさせて貰った今回のクルージングは、とっても貴重な体験でした。
aRCaDIa-10さんありがとうございました。
40フィートの大型ボートのオーナーさんから「雪見クルージングに来ませんか」とのお誘いが貰えて、即座に「行きます」
2月18日のお昼に、男4人がマリーナに集合して、吹雪の中を北に向けて出港しました。
波こそおとなしいものの、吹雪とガスで視界は最悪。
巡行速度20ノットの「aRCaDIa-10」号は、安全のため、8から9ノットでの航行でした。
北西方向からの、雪をかぶった白石。右の画像は、4個の岩の内一番大きな西の石。
雪化粧の伊吹山は、何度も見ましたが、今までで一番の積雪でした。
停泊港を探りながら東湖岸をなめて行き「尾上漁港」を本日のお泊まり港に決めました。
17時から始まった宴会は「てっさ、焼き河豚、てっちり」に始まり、雑炊で締め。カラオケに移って、深夜2時まで続きました。
オーナーの御家族差し入れの手作り料理は、大変手間の掛かったものでした。
翌19日も、いろいろな楽しいことが有りましたので、後ほど紹介します。