毎年2月の最も寒い、雪の降りそうな日を選んで行く「雪見クルージング」に、今年も呼んで貰いました。
42フィートのボートだからこその雪見です。ヨットなら、この歳ではとても無理です。
途中で、僕のミスで濡らしてしまったジェネーカーを乾かしているオーナーさんとスライド。すみませんでした。
彦根城を眺めてから、彦根港内を探索。
長浜に上陸して、4年前にオープンした「ヤンマーミュージアム」を見学。
僕は2回目だが、だいぶん展示物が増えている。
長浜盆梅展へとの話しも出たが、日没が近いので諦めて出港。
長浜から1時間足らずで、今夜の泊地へ到着。10センチほどの雪が。
すぐに日が暮れるが、暖房も灯りもバッチリ。
先ずは蟹鍋。その後はチャンコ鍋に。そして、〆のうどん。
キャビン内はとても暖かいので、ビールばかりをグイグイ。
23時には、ぐっすりでした。
翌朝は6時起床。パン、バナナ、サラダ、目玉焼きでの朝食。
雪の積もった公園や、道の駅まで散歩して、数十年来知り合いの漁師さん御夫婦に逢う。
雪がチラチラする湖上を、ボートクルージングして、竹生島、管浦、海津辺りの雪見をしました。
昼食はまたまた、昨夜の「チャンコ鍋」の続き。余りのんびり食べすぎて、3時半に。
北湖を出発して、マリーナの門限5.00ギリギリに帰港できました。
数年前から「夢グループ」で買い物をしたり、コンサートのチケットを買っていますが、昨秋から格安の演歌コンサートの案内が来て、ついつい3つ
のコンサート分も買ってしまいました。
しかし、我々の歳の者にはなかなか想い出深い歌手と曲がテンコ盛りなので若かりし頃を思い出して楽しんで居ます。
殆どが3.4曲程、メインの小林旭、橋幸夫、水前寺清子らは7.8曲唄って、トークもいっぱいしてくれるので、50年前を彷彿とさせてくれます。
その当時の歌手同士のうちわ話しとか、歳取った現況のお話はなかなか面白いです。
かつては、映画、テレビ、ラジオに引っ張りだこで有った歌手が何人も続けて出て来るので、あっと言う間の2時間半。
ただひとつ残念なのは、彼らが会場のロビーで「夢最中」や、自分のCDの売り込みをしていること。
チョー花形の時代を投げ捨てて、割り切って頑張っているようです。
そのおかげで我々は、大スターが束になって出てくれるので喜んで居ます。
橋幸夫が74歳になっていたのにも、改めて感慨深いです。
今年も、京都伝統工芸大学の卒業記念作品展に行ってきました。
昨年も見せて貰って、大学生がこんなにも立派な作品を創造するのかと嬉しくなったことを覚えています。
今年も、漆、金属工芸、竹細工、木工、彫刻などの様々なジャンルに渡っての、素晴らしい作品が数百点も展示されて
居ました。このような良い技術を持った若い人が社会に出て活躍してくれるのです。
例年より積雪が多い比良山系を眺めながらのセーリングに乗せて貰いました。
琵琶湖大橋を越えて、志賀観測塔までは一気に進んで、快調な風に乗って近江舞子まで。
途中でお握りの昼食。ポットに入れたお湯で味噌汁を作ったけど、ぬるいお湯でガッカリでした。
舞子でUターンして帰路は、ジェネーカー。この艇のオーナーさんは、いつも一人で全てをやってしまうので感心する
事ばかりです。
ジェネーカー回収の時に、僕が下手に手伝ったら地引網にしてしまい「すみません」
5.6時間のセーリングを楽しんでから帰港して、OYC倉庫の備品点検を。
3月5日のOYC総会で、所有備品の報告をするためです。
2月19日で、結婚47年目になりました。
2人とも、よくまあここまで元気でこられて、子供や孫達ファミリー一族もつつがなく元気なのは、実に有り難いことです。
いつも、何かしら考えてお祝いをしてくれるのですが、今回のサプライズは「小鳥」でした。
可愛いインコを、鳥かごと餌も付けて、娘が届けてくれました。
まだ生後間もないので、これからいろいろ教え込まなくては。
なんとか、手乗りの癖はつけて有るようで、逃げずに停まってくれます。
命名は、40年以上前に飼っていた犬の名前「リキ」にして、高齢者二人の会話のネタに致します。
子供達も、それを推し図ってのことでしょう。ありがとう。
大雪警報の中、JRを乗り継いで、雪の琵琶湖一周をしてきました。
もともとJRも推奨している乗り方で、一駅分だけの乗車券で琵琶湖を一周出来るのです。
山科駅から190円のチケットを買って、琵琶湖線に乗車。
山科から大津京は、西回りの湖西線に乗れば一駅ですが、わざと東回りに乗って数時間を掛けて大津京へ。
大津、草津、米原、長浜、塩津、今津、堅田と、琵琶湖を一周してから大津京です。
先ずは、11.05の、米原行きに。草津辺りから雪化粧の始まり。
近江八幡辺り。
米原駅で二十分待ち。次は12.30の長浜行き
長浜駅では三十分待ち。北陸から来た「特急しらさぎ」は、雪まみれ。
改札からは出られないので、ホームの待合室でお握りとお茶で昼食。アルコールは無し。
長浜からはいよいよ、最も積雪の多い地域に入るので、絶え間ない吹雪。
近江塩津駅の周りは雪雪雪。10分で乗り換えの筈が、遅延の為待たされるが、みんな雪景色を見たいのか、待合室に
は入りません。この駅だけは、改札の外に出して貰えそうだったけど、何も無いのでずっと雪見。
近江塩津からは、14.35の近江今津行きに乗車。
近江塩津を出て、暫くは吹雪の中を走るが、近江中庄辺りから急に晴れて来る。
近江今津では、15分待ちで京都行きに乗り換え。
いよいよ最終行程、近江今津から大津京までは、ドンドンと雪が減って、街に向かうと感じさせられます。
16時、大津京に降り立って「雪見ツアー」は無事に終了です。
長時間の豪雪停車なども覚悟して、非常食もお茶も準備したが、不用でした。
一周は170キロで、普通に乗ると2640円が190円。JRさん、ありがとうございました。
大津京からは、懐かしい柳が崎ヨットハーバーが近いので、久しぶりに覗いてみました。
昭和45年から15年くらいの間、ここを母港としてヨットに乗った、想い出の場所です。
何でも好きの性格から、歌舞伎にもこれまで何度も出掛けては居たものの、最近の入場料の高騰で、御無沙汰続きでした。
今回、老人クラブから半額でお弁当付きとの案内が有ったので喜んで申し込みました。
大阪松竹座は初めて。賑やかな道頓堀に有りました。道行く人は外国人ばかり。
午前の部、午後の部共に約三時間なので、6日の午前の部と9日の午後の部との2回通いました。
若手歌舞伎ということも有って、とにかく豪華絢爛、溌剌としています。
単なる観劇と違って、やはり歌舞伎は難しいです。
いろいろな決まり事や流れが有って、それを知って居るのと知らないのとでは、面白みが増減します。
義経千本桜も金閣寺も、これら歌舞伎の出し物は、長い長い芝居のほんの一部を切り取って上演するので、その前後を知らないと理解しにくいか
ら、余計に解説が必要です。
予めネットで、予備知識を得て出掛けては居ましたが、それだけではまだまだ不足でしたが、今回700円を払って「イヤホンガイド」を借りたので
ずいぶん助かりました。
ガイド無しでは何の事か判らなかった事がいっぱい有った、台詞の裏にある意味とか、役者が小さく演じた仕草も教えてくれるのです。
京都新聞で、好評を掲載してました。僕の思ってたとおりの事を書いて居たので良かった。
余談ながらイヤホンガイドが、面白い事を教えてくれました。
歌舞伎で、蝶々や鳥を飛ばせる黒子さんが居ますが、その時に自由に扱う棒を「さしがね」と言うらしい。
それが、我々の言う「あれは、彼のさしがねだ」になっていること。
その他にも「どんでんがえし」「奈落」「こけら落とし」「遅かりし由良之助」「千秋楽」「花道」「二枚目、三枚目」など、歌舞伎からの言葉は、
以外と沢山有る事を知りました。
40年以上前からのお近づきで、高野山の龍光院さんへは、度々お参りしています。
その龍光院さんでは、毎年の節分の「星祭」に、我々の一年の厄除け消除、福寿増長を祈願して頂けるので、昨年のうちに祈念金を送りました。
今年も、節分が済んだのでお札と御守りと福豆を送ってきて貰えました。
余談ながら、こういう時に「七十三歳」となるので、改めて高齢者になったなあと感じさせられます。
龍光院さん、健康と安全をよろしくお願いします。