ヨットの遭難映画「アドリフト」を観ました。
前々から僕は、自分の乗るヨットは安全に走りたいけど、自分が乗らないヨットの荒れ模様を観るのは好きでした。
この映画もそのとおり。
3人しか居ない客席で、のーんびり座って恐怖のヨット漂流体験を観られるのですから。
それにしても怖い内容です。
もし自分がと置き換えたら、とても耐えられません。
子供の頃から映画が大好きで、小学生の時は親や姉に連れられて行き、中学生になってからは
一人で度々行きました。
30円とか80円で二本立て三本立てが観られたので、少ない小遣いでも何とかなりました。
生涯記録 年度記録
20年くらい前に、過去に観た映画のタイトルを記録し始めて、膨大な数に我ながら驚いています。
「あ行」だけでもこれだけ。全ての映画は数えきれません。
2019年は26本、2020年は既に8本です。
これからもドンドン増えて行きそうです。
これらの中で僕のベスト評価は「バーフバリ」「レッドクリフ」「クリフハンガー」「ベンハー」「十戒」
今も観に行きたい映画が沢山有りますが、コロナウイルスの為に自粛しています。
数日前に封切りしたばかりの映画「花戦さ」が、面白そうなので観に行きました。
「のぼうの城」で、大きく好演した野村萬斎が、またまた唸らせます。
NHKの連続テレビ小説「あぐり」でも、良いイメージでした。
「花戦さ」は、コミック的な部分をふんだんに盛り込みながら、ストーリーはとても重々しいです。
仕方無い殺戮も有りますが、そこはサラッと流してグロを避けて、花、花、花を押し出してくれます。
華道の総本家「池坊」の先達「初代池坊専好」が、豊臣秀吉と千利休と絡んで、ハラハラさせます。
我が家から数分に有る池坊の本山「六角堂」の現住職「池坊専永氏」は、45代目家元。
その専永氏の娘美佳さんが、4代目専好を名乗って、46代目になる予定とか?。
鑑賞の帰途、六角堂に行きましたが、18時30分では既に閉門でした。
六角堂のお向かいは、この映画に多大な協賛をされた花屋さん「花市」のお店が。
池坊流華道と深い繋がりの花市さんでは有るとしても、長年に渡り六角堂の鐘楼のお世話をされたりして、大変な貢献
をされて居るそうです。
感動させてくれる日本映画に、久しぶりに出会いました。
最近の映画は、どこも一本立ての入れ替え制で、約二時間。
久しぶりの旧作二本立1100円に行って来ました。
数年前に「レッドクリフ」の前編と後編を連続で、六時間観て以来です。
あの時と同じく、昼食のおにぎりとお茶を持参して。
ベトナム・・は、松坂慶子が、わが母・・・は、役所広司が、それぞれ老母の世話に努力奮闘する内容。
超高齢化社会の日本をそのまま表している我が家でも、そろそろ心しておかないと・・。
松坂慶子が、張り切って母を預かったものの余りに大変な世話なので「私が死んじゃうわよ」と言って、母をベッドに縛り付ける。
決して綺麗事では済まされない、現実の苦労が各家庭で続けられている。
金銭、時間、人手、心のどれもが揃わないと、高齢者の世話は出来ないので、なかなか良い解決策は見つからない。
ゆっくり考えよう。
「同志社大学ハーディークラブ」の会員登録をしておくと、いろいろなイベントの案内が貰えるので有りがたいです。
それも、無料や極僅かな費用で参加出来るのです。
今回の映画「黄金狂時代」と「素晴らしき哉、人生」も、観たい映画が無料で2本でした。
チャップリンのは、90年前の映画で「素晴らしき・・」は、70年前ですが、実に楽しいストーリーの展開と、演技とトリック撮影が見事です。
観客の殆どは年配者でしたが、学生さんもだいぶん混じっていて「THE END」が出ると、全員が思わず拍手。
それが、2本の映画共です。映画で拍手したのは何十年ぶりかです。
それくらいに、楽しいほのぼのとした、みんなを幸せに導く映画なのです。
昨日「蜩の記」を観てきました。
少し前に観た「柘榴坂の仇討ち」と同じく、派手な部分は全然無く、心と心の芝居でした。
最近は、CG混じりのアクションばかりを好んで観ていたので、久しぶりの大人の映画という感じでした。
日本人特有の「謙譲の美徳」「潔癖感」が、強く現れています。そこに、夫婦愛、親子愛も。
猿の惑星ライジングも、舞妓はレディーももちろんとても面白かったですがね。
昨日の映画の帰り、特筆すべきことが有りました。
夫婦二人で、自分たちの自転車の料金精算に行くと、通り雨のせいか、サドルもハンドルもズブぬれ。
すでに雨はあがっていました。
向こうの方から、警備員らしき人が走ってきます。さては、利用金精算で何かトラブルか?と、心配してたところ「このタオルで自転車を拭いて下さい」
「えーーっ、ありがとうございます。そんなに親切を・・・・。
思い出せば、僕たちが自転車を置く時も、精算機と自転車の遠い人に「何番のを出されますかーー?」と尋ねて、精算ボタンを押してあげて居ました。
映画もほのぼの、警備員さんもほのぼの。
日本人で良かった。
先日初めて「4DX映画」なるものを観ました。「エンダーゲーム」
すこぶる映画好きの僕も、初めての体験でした。
椅子が揺れる。耳の横から音やエアーが出る。水が飛んでくる。匂いが流れてくる。客席に、霧がたちこめる。
確かに臨場感は有りましたが、2時間半の間、あれをやられるとしんどいです。
USJの「スパイダーマン」でも「4DX」は有りますが、本の20分なので「おーーーっ」と思いますが、長時間椅子を揺らされるのは苦痛でした。
さあ、果たして広がりをみせるか?
今でも、月に二.三本以上は映画を観ます。
昨日は、話しに聞くばかりで一度も観たことが無かった「第三の男」を、同志社寒梅館で観ました。
1949年の作となると、戦後、僕が安曇川で暮らしていた頃です。
アントン-カラスのギターが奏でる、スクリーンミュージックだけは、しっかり耳に残るほど聴いて居るので
全編に流れるギターの音は、とても親しみを覚えます。
でも「観た」と言うだけで、流石にストーリーの展開は、面白い物ではなくて、モノクロの特徴を生かして
陰を多く使った撮影がうまかったです。恐怖感と、不安感を増幅させました。
でもやはり、高校生時代に、このメロディーでフォークダンスをした記憶の方が強いです。
昨夜、懐かしい「ベン・ハー」を、J-COMで放送していましたので、思わずくぎづけになり、しっかり見届けました。
66年間の数多い僕の鑑賞映画の中で、10数年前までは完全に最優秀作品と決めていました。
ところが「クリフハンガー」の登場で「ベン・ハー」は2位になりました。
そして、今度は「レッドクリフ」が、2部作で登場してきたので、最優秀はまた入れ替わり。
レッドクリフ、クリフハンガー、ベンハーが、僕の選ぶベスト3作です。
いずれも、何回も観て居るので、主要な部分のセリフも先に出てくるくらいです。
昨夜も、チヤールトンヘストンの喋る前に、ついつい先に言ってやりました。
そうして観終わってから、あらためて「ベン・ハー」の良さを思い知らされて、順位に自信が無くなってきました。
近いうちに、もう一度残りの2作品を観てから、結論です。