与島の朝。今日の航行距離は少ないので、朝食はのんびり摂って7.00出港。
以前から調べて見たかった「大阪城残石公園」に、やっと入港出来ました。
よく整備されて、快適に停泊出来ますが、2060円。
残石祈念資料館は無料です。
ヨットに驚いたボラが、桟橋に飛んで来ました。
昼食は、釜飯、餃子、ハムステーキ、筍。
もう、何度も停泊した家島群島の「男鹿島」へ、16.00入港。
いつもの「青井荘」で、一泊2食。
このナマコ、食べられるのかなあ。最若手(60)が、船底の点検をしてくれます。
男鹿島だから、鹿を飼っているそうです。20頭ほど居ました。
ひらめ 蛸 蟹と海老
イカ 4人で14泊の最後の夜は、御馳走です。
打ち寄せるさざ波の音で目を覚ます贅沢。
明石海峡の潮に合わせて、7.30に出港。男鹿島、またね。
13日前に西行きで通過した、明石大橋を、東に通過。
ピッタリ、10時30分の潮止まりに、難なく通過です。
新西の隣「芦屋マリーナ」の前に、大きなショッピングセンターが姿を現しました。
どうやら、おおきな船の形に仕上がるようです。
14日間お世話になった、HR34「POCOA POCO」を、丁寧に掃除して
大きな荷物を整理。70.70.66.60の高齢ヨットマンクルージングは、無事に予定通りの航海を終えました。
ヨット航行700マイル(1100キロ) 高速船航行150マイル(240キロ)
消費軽油は約300リッター。ヨット泊12,ホテル泊1,旅館泊1の14泊。
オーナーさん、同行のみなさん、ありがとうございました。またの機会にも、よろしくお願いします。
明けて17日は、文句の無い天候と、風と、波。6.50に気持ち良く上関を出港です。
二日間、思い切り翻弄された反動で、4人とも実にゆったり。余裕です。
16.00,ルンルンで、大崎下島(御手洗港)に入港。
ここでも、ドローンのテスト飛行。
しかし、いつもと違う桟橋に着けたので、手続きが大変煩雑。
そして、桟橋使用料の16円は、後日の振り込み。
あちらこちらで停泊して驚いたのは、停泊料の安いこと。
ここは16円ですが、洲本は100円。これも、後日振り込み。
大三島は、集金に来てくれますが、やはり100円。
ここ御手洗港は、かっては潮待ちで停泊する船のおかげで栄えた街です。
その名残があちらこちらに有るので、散策していると次々に進んでしまいます。
風情の有る街並み お寺も立派です
この灯籠が御手洗港のシンボル
今日は、快適なクルージングだったので、みんな御機嫌です。
15日は、雨の新門司を6.20に出港。周防灘に入ると、だんだんと風とうねりが酷くなり、エンジン2500回転で6.5ノットは出る筈が、2.5から3ノットしか走れない。
このままでは、60マイル先の上関入港は、日が暮れて20時から21時。
仕方なく、昨年の周南ピースヨットレースで立ち寄った事の有る「大津島」に逃げる事にする。
それからも風は35ノットから40ノットに上がり、15.20の大津島避難は正解。
やはり、港は有り難い。漁船の少ない港内で、のんびりと係留。
傍に「蛸獲り」の漁師さんが居て、適当な大きさの蛸を1500円で分けて貰いました。
4人では食べきれず、二日に分けて食卓に出ました。
ここのコンビニは、不定期の営業です。たまたま逢えました。
この島からは、東大寺建立に使う石が切り出されたそうで、その職人の体力維持の為に「石風呂」が有ったとか。
それが再現されて、今も子供達に体験させているそうです。八瀬のかま風呂みたいなものです。
近くの「海洋センター」に、100円を支払ってシャワーを貰ってから、ぐっすり眠りました。
翌16日も、朝からゴーゴーと吹いているけど、昨日入る予定だった上関までは35マイルくらいなので、とにかく9.50分に出港。
航行距離は少なかったが、やはり大揺れを5時間以上辛抱して、やっと室津に。
ところが、入り慣れた室津は、先客のヨットなどが強風の為にロープを張り巡らして、とても入れない。
仕方なく、真向かいに有る、初体験の上関港に向かう。5.6分で行けるので有り難い。
ここは、風のブランケットになって居たので、結果オーライ。
ただし、鳩子の湯までは徒歩で20分。タクシーは、近すぎて拒否されました。
上関海峡を挟んで、真向かいのお風呂までは、高い処まで登って、上関大橋を渡ります。
やはり橋の上は、よく吹いています。
海峡を通過する本船。狭い処を上手にすり抜けます。
道の駅で買った、850円のキズ(はまちの前)を、お刺身に。
明日も荒れると、御飯が炊けないので、オーナーさんがお握りを造ってくれています。
楽ちんの「壱岐・対馬観光」から帰ったマリノアで、卵入りカレーライス。
そして14日は、7時20分にマリノアを出港して、大きなうねりに揺られながら若戸大橋付近を偵察。
マリノア有り難う。 若戸大橋。
46年間に、この橋の上を何百回も通ったのに、下をくぐるのは初めてなので、感動。
https://www.facebook.com/kanji.yurigi/videos/884107648379064/
戸畑側に、停泊出来る場所を見つけてから、関門海峡に向かう。
本船の多い関門海峡を、16時に通過。またまた潮をピッタリ合わせたので楽々通過。
今夜の停泊港、新門司までは一時間。
新門司には、17.00入港。
12日と13日は、ヨットを博多に預けて、高速船で壱岐、対馬へ。
余りに厳しい玄海灘に疲れて、全員一致で安楽コースです。
10.30発のジェットフォイル。
ホテル対馬で1泊
一時間で壱岐の芦辺港へ。それから一時間で、対馬の厳原港。
ヨットで来たら、10倍の時間が掛かります。
大きくて綺麗な街。早速「対馬バーガー」で昼食してから、レンタカーに。
韓国まで50キロ、博多までは150キロです。異国の見える丘からは、朝鮮半島が見えました。
西宮から来てるヨットが!!! よくまあ、尊敬、尊敬。
綺麗な水の流れる「鮎戻しの瀧」
自衛隊の基地。 かつての砲台跡。
有名な「網島の夕陽」にピッタリ遭遇です。
高床式の、石造りの倉庫が、今も保存されています。
鮎戻しの瀧。 美女塚には、悲しい伝説が有るとか。
対馬の南端「豆酸灯台」 あんな岩礁の傍の航行は嫌です。
ここにも砲台跡。 道路の傍で、イカが振り回されていました。
パイナップル。カレーライスとカボチャスープ。卵かけ御飯。
クルージングの楽しみは、やはり食事とお酒です。
10日は、6.00に室津港を出港して、雨の周防灘で、本船航路を横切って新門司へ。
15ノットから20ノットで行き交う本船の間を、6ノットで横断するのは神経を遣います。
16.00、新門司に着いて、シャワーを借りる。
埋め立て地の先端になるので、買い物などは全く出来ず。
翌11日は、関門海峡を9時から10時の間に通過すれば、潮が楽なので、7.30出港。
8.40分に通過しても、海峡を抜けて、響灘に出るのには小一時間掛かります。
響灘に出ると、20ノットの北風が吹き、玄海灘へ入るともっと強烈になりました。
ヨットのコックピットは、フルドジャーなので、カッパ不要。有り難いです。
博多港の入り口で、高速のジェットフォイルとスライド。速いなあ。
これを見てしまったので、翌日はこれに乗る事にお決まり。
フラフラと揺られながら、18.00にやっと博多の「マリノア」に入港。
夕食は、茶碗蒸し、納豆、野菜炒め。
家に居るときと違って、健康的にみんな早寝早起きです。
明けて8日は、7.20に直島を出港して、快適セーリングで瀬戸大橋を通過。
今日の昼食は、ざる蕎麦。大三島大橋をくぐって、16.37に宮浦港へ入りました。
大きくて立派な桟橋は安心です。ドローンのテスト飛行をしてから、食料の買い出し。
何回も来た大三島なのに、一度もお参りしなかった「大山祇神社」へお参り。
意外と?立派な境内に、一同驚きです。その後、いつもの「塩風呂」へ。
夕食は、肉炒め、鯖の煮込み、しらす、キムチ、トマト。
9日は、7.00に出港。昼食は牛丼と中華丼。
17.00室津港に入って、先ずは80リッターの給油。給油船からの給油は初めて。
大潮と言う事も有って、こんなに引いて居ますが、夜半には、こんなに潮が揚がるのです。
舫いロープの長さ調整が大変。
上関大橋の前の「鳩子の湯」を楽しんで、四階楼を見てから夕食。
道の駅で買った、刺身や蛸や干物でお酒がすすみます。
でも、明日も又早いので、10時には寝袋に入りました。