アーカイブ: 2023年7月

夏野菜がピークを越えました。

キュウリと茄子トマト、満願寺が、沢山収獲したこの夏の野菜もそろそろ終わりが近づきました。

ここでやっと、トウモロコシの収獲です。

  

3年も続けて失敗したトウモロコシが、今年はよく育っていたので楽しみでした。

  もいですぐに食べます

畑で、もぎたてのトウモロコシを囓る。これがやりたくて試行錯誤の繰り返し。

今年はやっと成功です。もぎたてのトウモロコシは、自作で無いと食べられません。

キュウリとトマトとミニトマト  沢山獲れます。

 

お世話になってる管理人さん    キュウリはだいぶん枯れてきた

  

茄子はまだまだ元気          トマト

 トウモロコシは、あと20本くらい

 

オクラ

8月にはみんな整理して、また肥料や堆肥を入れて秋野菜の準備です。


八幡山の曳き初め

7月20日の16時は、八幡山の曳き初めです。

 

町内の人や、観光客の人達も参加して、骨組みの出来上がった八幡山を試し曳きします。

 

町内を曳き終えると「宵山飾り」の準備で、埒を君で囲います。

こうして、21日22日23日の宵山で、皆さんを迎えます。

 

196年ぶりに復帰して2年目の、お隣の鷹山さんも、賑やかに曳き初め。

同じくお隣の「北観音山さん」も曳き初めです。


いよいよ後祭の始まりです

17日の前祭を送ると、いよいよ後祭です。

八幡山では、18日に「吉符入り」で皆さんが集まって、お祭りの始まりです。

 

行司さん達が、朝から神前飾りをして、皆さんを迎えます。

 

10時には、皆さん揃いました。

 

行司さんから、今年のお祭りの始まりの宣言と、伝達事項が説明されます。

説明のあと、いろいろな当番の籤を引いて、お菓子を貰って解散です。

20日は、16時から舁き初め。21日は山飾りを済ませて宵山を迎えます。

 

この日、お隣の「鷹山さん」ではお山の組み立てがこんなに進んで居ました。

明後日は、八幡山と同じく曳き初めです。

我が八幡山でも、骨組みが出来て居ます。

大船鉾さんも、骨組みが出来ました。

北観音山さんの骨組み

北観音山さんは、こんなに凄い「縄がらみ」です。

縄を懸けるだけでは無く、飾り心も充分です。

 天保2年って、1831年です。

こんなに大きな「石持ち」を使っています。


前祭巡行

前祭の巡行は、良く晴れて凄い猛暑のなか行われました。

  

我が家の二階も、お向かいも大勢の人が・・。

  八竹庵さんの「鉾見台」もいっぱいです

先頭の長刀鉾が12時頃にやってきました。

  

鶏鉾の見送り     郭巨山         岩戸山

 

放下鉾がしんがりです。これで、前祭巡行はお終い。

夜には、八坂神社から、御神輿三基が出て来られて、市内を練ってから御旅所に入ります。

綺麗どころが3人

鶏鉾の「鉾頭」    我が家のゲストさんの知り合いだった

 黒が前祭、赤が後祭

ゲストさんが撮影   34基の山鉾の位置


前祭の宵山

祇園祭の前祭の鉾が組み始められました。

鉾が組み上がるまでは、町会所の二階でお囃子の稽古です。

  

長刀鉾の骨組み         放下鉾の二階囃子

  

函谷鉾町      霰天神山町     木乃婦さんの玄関

太鼓方のリードで

今年も、大船鉾さんの二階囃子を訪問

 

笛方         鉦方

小雨の中、放下鉾の曳き初め。この日だけは、一般の人が曳く事が出来ます。

300メートル程曳いて、うちの前まで来てから、折り返してゆきます。

 

いよいよ鉾が建って、曳き初めを済ませたら「埒」らちで囲って宵山囃子です。

 皆さん、巫女さんの衣装で

菊水鉾さんは、大変力が入っています。

15日16日の夜は、烏丸通がホコテンに。人も店もいっぱいです。

人に流されて帰れなくなりそうなので、途中で引き返しました。

 


放下鉾の真木

12日、放下鉾が「真木」立ての準備をされて居るところに出合いました。

真木に着けられた藁の束。

 

大きなお榊を取り付けて。

てこの原理で、長い重い真木を立てます。

 


町内の幔幕張り

八幡山ではお祭りになると、10年ほど前から全戸にお揃いの「鳩幔幕」を懸けます。

 

7月Ⅰ6日、町内の人と、大学生さんのお手伝いを得て、一軒ずつ懸けてゆきます。

今年作った「八幡山ポロシャツ」が引き立って居ます。

 万商の玄関

猛暑の中、二時間ほどで完了。

お祭りの終わる25日まで、何処のお宅もこのような様子です。


吹き込み

毎年の祇園祭八幡山では、町会所で懸装品を展示しますが、その解説をCDで流して居ます。

その解説文は、もう20年以上の間、僕が作文して、吹き込んでいます。

今年も文章が出来上がったので、町内のスタジオで吹き込みを行いました。

男は相変わらず僕が担当ですが、女性は今年初めての人にお願いしました。

緊張しながらも、無事に録音出来たので、21日、22日、23日の宵山には

町会所でこの解説が流れます。

 


「第一美術館ー京都展」

友人が、第一美術京都展の審査員をしているので、展覧会に行って来ました。

いつもの様に、ハイレベルの作品がいっぱい。

「モロッコ」を画材にした、友人の作品も出て居ました。

会場で、珍しい作品に出合いました。

「アクリルアート」と言う、新しい表現方法です。

最初、どうして描いて居るのかを自分で考えましたが、どうしても判らないので尋ねたら

詳しく説明して貰えました。

コロナの為に、世界中で皆がお世話になっている「パーティーション」に使われるアクリル板を

鉄筆でキズ付けて描きます。目の前でやって見せてくれました。

少し削ると黒っぽくなり、多く削ると白くなる。

気の遠くなるような時間と手間を掛けて出来上がっているそうです。

8年くらい前から始まったばかりの技術で、これだけの作品がで来て居る事に驚きました。

がんばって下さい。

 

 


八幡山の粽造り

今年も八幡山では、粽造りで町内の皆さんが総出で作業しました。

例のごとく、二つの大学の学生さんの応援も得て居ます。

   

八幡山の粽      準備完了      先ずは御挨拶

  第一会場は「八竹庵さん

町屋美術館の、由緒有るお部屋を傷めないように、ブルーシートを敷いての作業です。

  

第2会場は呉服屋さんの「みどりやさん」です。

 今年新調の「八幡山ポロシャツ」

昼食休憩を挟んで、皆さんに午前と午後ともに頑張って貰いました。

 今年も綺麗な仕上がりです。

これらの粽とお守り、手拭い、鉢笛、鳩鈴を八坂神社に運び込んで御祓いを受けてから

21日、22日、23日の宵山に、皆さんにお分けします。

粽は、京都の北山方面の農家で造って頂いて、それに我々が化粧紙を取り付けます。

八幡山の粽には、このような5枚の化粧紙が取り付けられて居ます。

護符の「福寿海無量」の意味は

幸せやおめでたい事が、海の水の溢れるが如くやってくる

護符の「蘇民将来」の意味は

「備後国風土記」逸文によると
素戔嗚尊(すさのをのみこと)(牛頭天王)が宿を探しうろうろしていました。
裕福な弟の巨旦将来(こたんしょうらい)は、いくら頼んでも泊めてくれませんでした。貧しい兄の蘇民将来(そんみんしょうらい)は、どうぞどうぞ粗末ながらも、温かくもてなしてくれました。
 後日、疫病が流行り多くの死者が出たときに、「すさのうのみこと」が、再び来訪、先般のお礼として、今後、蘇民将来の子孫を疫病から守ることを約束され、その目印に、腰に蘇民将来の子孫であることを記した茅の輪をつけさせたといわれる。
災除け・魔除けを頂、幸せに暮らせたと・・・
ちまきを玄関につるしておくとそんなご利益があります。
どんな人にでもどんな時でも親切に温かくもてなすことは、必ず自分に返してくれます。
子供達(子孫)が後々守られるようにそして幸せに暮らせるように、いろんな人をもてなしておかねばなりませんね。人を選ばず、貧しくても、出来る限り・・・

 

 

 


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