壇ノ浦古戦場
関門海峡は、狭くて潮が速くて、大変な海の難所です。
海や船の好きな僕は、九州出張の折りに度々この海峡を訪れて行き交う船を眺めています。
電光掲示板にはいつも、潮の流れの方向と速度が出て居るので、それも楽しみのひとつです。
この日は丁度、ここでは最高の7ノットで、東流れ。
ゴーゴーと川のような流れが直ぐ下の海面に見えます。
この貨物船は、東から西への航行なのでマイナス7ノット。なかなか進めません。
逆に東行きの船は、あっというまに通り過ぎます。
何百年前、この潮の流れが「源平の盛衰」を決した場所でも有ります。
もはやこれまでと、錨を抱えて海に入った平知盛の像。
八艘飛びの勇者「源義経」の像。
また、ここ海の要所の関門海峡では、明治維新でも大きな戦いが有り、長州軍が、英国連合にこのような大砲で挑んだようです。
結果は悲惨で有ったようですが。その記録の為に、このような砲門が海峡を狙っています。
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