前夜は「おわら」を楽しんでから2時間をかけて、新平湯温泉の「なかだ屋」まで行き、木の匂いのするお風呂でゆったり。
竜鉄也の「奥飛騨慕情」で一躍有名になったここには、立派な石碑が建てて有ります。
近づくと「奥飛騨慕情」が流れてきます。
15軒ほどの温泉宿が、深い谷間にひっそりとお客を待っている隠れ宿。
意外と?立派な神明神社が。
平湯温泉から10分で「平湯の大滝」へ。
大滝へはバスが入れないので、シャトル車のピストン運行。
その時間待ちで、チョー長い足湯と、立派な庭園を散策。
落差64メートルという「平湯大滝」は、確かに見応えが有ります。
瀧のしぶきが、水煙となってあたりに苔を茂らせていました。
高山祭の山車は、ここに収納されている。
次は「高山の街」昔の風情を残す街並みを、のんびりと散策しました。
何故か、一本80円のだんご屋さんが多い。意外と美味しいだんごでした。
江戸幕府の頃の役所が、今もそのまま残されているのはとても貴重です。高山陣屋。
今度は、秋の高山祭か、春の高山祭に出かけたいです。
先ずは富山と言えば、お薬屋さん。老舗の「池田屋安兵衛商店」を見学。
陽が落ちて、八尾(やつお)の街に着くと100台ものバスが!!
本物は、9月初めに終わっていますが、この夜は、クラブツーリズムが、自社の顧客の為だけに催す「おわら風の盆」です。
踊りの来る前の街。なかなか設定が行き届いて居ます。
胡弓と三味線の静かな音色が流れて、黙々と踊り子さんが前を通ります。
思っていたより、おとなしい踊りで、もの悲しい。
「月見おわら」とは、何とうまく名付けたものです。スーパームーンが真上に。
今回のヨットレースの本部は先の大戦で悲惨な思い出の有る「回天の基地」の有る「大津島」なのです。
何はともあれ「回天記念館」には、是非とも行かなくては。ヨットのオーナーさんに無理を言って行かせて貰いました。
敗戦の色が濃くなった昭和19年、隠されていた恐怖の計画が実行されました。
本来は爆薬を積んで、潜水艦から敵艦に向けて発射される魚雷に、人が乗って操縦できる様に改良して突進させたのです。
それが「人間魚雷回天」
魚雷は0.5トンの爆薬しか積まないのに、回天は1.5トンの爆薬を積んで突進したのです。
海軍精鋭の中から選抜された130人もの若者が、回天に乗って敵艦に向かったものの、ほんの数人しか目的を果たさなかったのです。
実に悲惨な事実が、ありありと展示されています。
左の画像は前から。右の画像の座席は、死ぬための物。
銀色の棒の潜望鏡で方向を見て、敵艦の近くまで近づいてから、波で気づかれないように潜望鏡を沈めて、後はただひたすらに突進。
回天の訓練をした基地が、今でも残されています。
この基地で、何人もの若者が厳しい訓練を繰り返していたそうです。
70年前の人達の苦労のおかげで、我々はこうしてヨットで楽しませて貰っています。
Sailor`s Moon、お待たせ。そろそろ艇に帰りますからねーー。
回天記念館の有る「馬島港」から本浦港に帰る途中、正面には大きな石油備蓄基地。
右手には「黒髪島」のジャリ採取場が見える。
祖国防衛を願いながら、回天で散っていった人達が、喜んで居てくれるように思いたい。
楽しい周南ピースヨットレースを終えて、艇も無事に別府へ回航出来たので、またまた爺さん3人で温泉巡り。
さすがに名前の売れた黒川温泉は、大勢の人が訪れていました。
ここの温泉旅館は、それぞれに趣の違う温泉を備えて居るので、温泉手形を持ってそれらを巡るのが楽しみらしい。
その、沢山有る温泉の中から「新明館」を選んで入浴。
ここの売りは「洞窟温泉」岩を切り開いた、狭い洞窟の中で暖まります。
続いてまた一時間のドライブで「長湯温泉」の炭酸風呂に到着。
湯に浸かると、1分もしないうちに体中が泡だらけ。手でこすると無数の泡がフワーーと浮かぶ。
お湯の中がライトアップされているので、それら泡が銀色に輝いてはじけます。
そしてまた、一分すると身体は泡だらけ。
いつまでもキリが無く遊び続けらる、こんなに面白いお風呂は始めてです。
残念ながら、他のお客さんが多くて画像は撮れず。
開けて24日は「うみたまご」の水族館へ。
子供のように、魚を楽しみました。
このベンツで、二日間の別府ドライブ。Oさん、ありがとうございました。
表彰式も体育館で。飲物食べ物が一杯で、とても食べきれないくらい。
表彰式を途中で抜け出して、17時30分に大津島の本浦港を出港。
国東半島に沈む夕陽を眺めながら、姫島まで3時間のクルージング。
20時30分には、姫島のフェリー乗り場横に停泊して、やはり島唯一の居酒屋「かのや」で酒盛りです。
余談ながら、Sailor`s Moonの右に着けているヨットは「天開図書楼」(てんかいとがろう)
雪舟がアトリエとして使っていた部屋に、此の名が付いていたそうで、オーナーは難しい仕事をしていた人とか?
ちなみに、最後の「楼」は舟偏に換えてある。
23日は、姫島を7.00時に出港したが、11時方向からの風と波が強くて、艇は前後に大きくピッチング。
一度大きなスプレーを浴びて、ドジャーを立ててからは濡れることは無し。
高崎山が見えてきた頃、昨日の優勝艇「シェンロン」が目の前を走っている。 大村湾が母港だから、10月の別府湯けむりレースまで、ここに預けるらしい。
13.00時には無事に別府に帰港。
Sailor`s Moonから降ろした、3人の荷物。
Sailor`s Moonの、Oさん、Sさん大変お世話になりました。 ありがとうございました。また10月にお願いします。
いよいよレース当日。8時30分に7人で出港。よく晴れて、適当な風に恵まれる。
作戦会議!!をして、レース海域へむかう、Sailor`s Moon。
10時一斉に28艇がスタート。Sailor`s Moonも、8トンの巨体を5ノットから6ノットで走らせる。
ところがこの後、風が落ちて逆潮に流されて、第2マーク付近で4.50分ウロウロ。
2時過ぎにやっとラストレグに入り、ジェネーカーで艇速を稼ぐが、2時のタイムリミットが!!!
ヒヤヒヤしながら、タイムリミットの4分前に13艇目で入れた。我々より後の15艇は、ノーゴール。
中身の濃い、4時間でした。友人達の乗る「シェンロン」は、2着ながら、修正で見事に優勝。
この友人とは、タモリカップ、ハウステンボスカップでも、大変お世話になっています。
10月の別府湯けむりレースでも、またまた一緒に競う予定です。
別府のOさんの好意で、琵琶湖組5人が、徳山の「周南ピースヨットレース」に参加させて貰いました。
20日の午後から新幹線で小倉へ。小倉からソニックで夕方には別府入りです。
別府から徳山までの回航をお手伝いする3人は、4泊になるのでこんな荷物。
マリーナから徒歩10分。別府には、こんな100円温泉がたくさん有ります。
別府ヨットハーバーの皆さん、翌日の回航に備えての会議をされてます。
Sailor`s Moon(ヤマハ36)に、5人が乗り込んで21日午前6.30に出港。
回航中のSailor`s Moon。一緒に回航の、CHIHAYAさんからの画像。
レース本部の「大津島」には、2時30分に着いたけど「回天記念館」に行ったので、本部の有る「本浦港」には、4時30分に入港。
ここは徳山からフェリーで25分の島で、山を挟んで4つの集落が有りました。
日頃は、ここにヨットは1艇だけとか?
夕方に新幹線で徳山に入り、フェリーで大津島に来た二人を加えて。
体育館で既に前夜祭は始まっていて、大賑わいです。
ここ「周南ヨットクラブ」と「別府ヨットクラブ」「宇和島ヨットクラブ」は、周防灘を挟んでとても懇意な交流をされています。
夜は、村の立派な公共施設で、お風呂と宿泊をさせて貰えました。
フェリー乗り場と本部との間も、地元の人達が送迎してくれます。
友人が主催する「ラテンコンサート」は、大盛況でした。
京都市とメキシコのグアダハラ市は、姉妹都市提携から35年になるそうで、その記念として多くの公的機関の後援で企画されました。
これをプランニングしたのが同級生の三品君。
彼は、高校時代からラテンに凝り、文化祭等の集まりではいつも「トリオロスパンチョス」に負けないくらいの演奏をしていました。
その彼も、今回は自分のチーム「エルマノスミシナ」を率いて、歓迎出演をしていました。
エルマノスミシナの演奏から始まって「グァナファト民族舞踊団」の登場になると、俄然会場はメキシコムード。
「ビバ メキシコ」と言う意味なのか?「ヒア メヒコ」と叫ぶ声があちらこちらで聞こえ、流石に情熱の国と言われる所以か!
続いて「マリアッチ アガベ」の6人が、凄い迫力の演奏とボーカル。
中でも「川の流れのように」「ラ マラゲーニア」「ベサメムーチョ」「シェリトリンド」などが始まると、僕までついつい口ずさんでしまいました。
2時間半の演奏は、とても短く思われるくらいで、この第一回の試みは、きっと続けられると思います。
撮影禁止かと遠慮していたけど、何人もの人が撮して居るので、フィナーレだけを撮りました。
マイレディー「MATHUSYOU」に、夫婦二人が助っ人で乗ってレースに参加しました。
レース水域に行くと、既に27艇がスタートの準備に入って居ます。
11時ジャストに一斉スタート。
スタート直後から「キャラメルリボン」さんと抜きつ抜かれつ。
でも、第2マークの手前で真横からスイスイと抜かれて、遙か前に行かれました。
新米オーナーと古希ふたりが助っ人の「MATHUSYOU」は、とうとう28着。参加艇は28です。
アフターパーティーは、成績に関係なく食べ放題。ハンバーグを思い切り食べたので、動けません。
爽快な湖上を、楽しくセーリングした後、久しぶりで、いろいろな人に逢ってお話が出来ました。
MATHUSYOUはこの3人で。 mugenのみんなと。