「風が吹けば桶屋が儲かる」は、よく知っていますが、詳しい意味を初めて知りました。
大風が吹くと砂埃が目に入り、目を病む人が増える。目の不自由なひとは、三味線を弾く人が多いので、三味線がよく売れる。
三味線が売れると、猫の皮が沢山必要になり、ちまたの猫が減る。
猫が減ると、ネズミが増えて、桶を囓る。それで桶屋が儲かる。
三味線には、今も猫の皮が使われているでしょうかねえ。
去年と一昨年と、2年連続で「大型クルーザー雪見クルージング」は、大雪に遭遇できましたが、今年は、先週が大雪で里の雪は溶けたものの、山々は真っ白でした。
昨年6月に小樽から回航の乗船をさせて貰った「aRCaDia-11」は、少々の風も波もへっちゃら。でも、食事の時だけはスローにして・・。
右向こうに見えるのが「aRCaDia-11」42フィートも有ります。300馬力が2基。
寄り道をしながらでも、1時間少しで竹生島に着岸。キャビンの外はビショ濡れです。小一時間、改装工事中の竹生島巡りをしました。
竹生島から今津へも波に叩かれながら15分。ヨットの感覚からはこの速さは実感できません。そして、今津のビワマス釣りの先生と、久しぶりの歓談です。
左が先生の「ASAHI」右が「aRCaDia-11」
親戚の「魚岩」へも行って、琵琶湖産の佃煮を買い求めました。
今津からは25分航行で、暗くなる前に塩津港へ入れました。
3人で「ブリしゃぶ」「タラしゃぶ」「チャンコ」もちろん、ビール、焼酎、ワイン、ウイスキーが付いてきます。
一人は明日の予定が有るので、ほろ酔いのまま塩津駅までテクテク。寒かったろうなあ。
お泊まりは、外はマイナスでも艇内はホッカホッカで、薄着でも大丈夫。しかも、暖房の発電音も無し。なんとうまく出来て居ることか。
翌日の朝食は、7時から10時過ぎまで二人でゆっくり。お喋りしながら、コーヒーとカプチーノを何杯も。
帰りは、真っ白な伊吹山を観ながら、琵琶湖の東岸に沿って19ノットで南に向かいます。オーナーさんに頼んで、長浜港彦根港付近の検分もさせて貰いました。
GPSでは、こんなふうに自艇の位置がはっきり判るので助かります。沖の島の対岸の入り江に入って昼食タイム。
沖の島の向こうに、比良連峰が望めます。
mugenクルーのよこまんが、VIVAPARAで一人で湖上に出ているとの事で、昼食の後南下して発見。傍を通過するのに、ちょっと波を立てすぎたかな?
真冬のこの季節に、寒さ知らずで山々の雪を眺めながらのクルージングを体験させて頂いたオーナーさんありがとうございました。
格安バス旅行で「伊豆半島一周」へ。
富士川辺りからは、綺麗な世界遺産が!結局富士山が観られたのはこの時だけ。
ロープウエイで、残雪いっぱい、標高452mのかつらぎ山へ。さむーーい。
修善寺では、紅梅が満開。孫の高校合格を、つよーーく祈願しました。
「黒船ホテル」は、下田港の真ん前です。自衛隊の「上陸用艦船」は、始めて見ました。
翌朝早く、出港してゆきましたが、あれが活躍するときが来ませんように。
伊豆急に乗って河津駅へ。5分咲きの「河津櫻」と満開の菜の花の間を1時間ほど歩きました。
うねりの中、奇岩の続く狭い水道をスイスイ走り、最後は狭い低い洞窟の奥まで入って、その場回転して出て行く。
度々船に乗る者としては、なかなかの操船テクニックだと感心しました。流石にプロです。
伊豆半島は干物が多い。鰺はこんな風に振り回して、鯖は天日干しで干物にしていました。
土肥港からはフェリーで清水へ。穏やかな航海では有ったけど、富士山が全く見えずで残念。
清水からは、呑んで食べてひたすら京都へ。遊んだのに疲れたーー。
1月26日以来、mugenに行ってなかったので、気になっていました。
昨日か一昨日には行って、エンジンを動かしたり、溜まった修理やメンテナンスをと思ってたのに、天候にも恵まれずに中止。
今日の午後は友人一人を誘って、やっと、90分のエンジンクルージングと、諸々のメンテナンスが出来ました。
エンジンも直ぐに始動したし、回転音も、排水口も異常無し。
スロットル8割くらいで、風上航行は6ノット。風下航行で6.5ノットで航行。
絶えず、5ノットから7ノットの北風が吹く湖上を、北へ北へ。時々バウが飛び上がって、それが落とされる時にスプレーを被る。
二人とも、万全の防寒をしているし、短時間で帰ると言う安心感で、寒さは気にならず。
まして、帰りは追って風なので、Uターンしたら急に暖かく感じました。
次回3月2日まで休み。ミドルボートクラブレースに、10人の乗船で臨みます。
60年来の友人と、久しぶりのミニ同窓会で、祇園に集まって美味しい料理とお酒を楽しみました。
その後は近くの「長楽館」へ移動して、素晴らしい丁度品の中で2時間ものお喋り。
1900年頃に、村井という「たばこ王」と言われた人が、ヨーロッパのセンスや技術をふんだんに取り入れて建てたという、素晴らしい建築です。
それに、何度も手を加えて建築様式は損なわないまま、清潔で使いやすく改築されています。
コーヒー800円は「たかーーー」と思ったけど、部屋、天井、壁、廊下、暖炉、トイレなど眺めた見学料と思えば安いです。
後で調べてみたら、最近は宿泊も始めているようで、日によって価格が変わり、55000円から120000円まで!!!
さすがに、スタッフの動きもピシッと洗練されていました。
翌日は、9時の会館を待ってホテルから徒歩5分の「長浜曳き山博物館」へ。
4月のお祭りにはなかなか来られないが、ここでは2時間くらいでその殆どが観られる。
1月早々に、市内の旧家から見つかった「大判小判の数々」も、展示されていました。館内は撮影禁止なので・・・。
商店街では、中村鋭一の生放送。 鳥屋さんに、30人くらいの行列
長浜市では、こんなパスポートを1000円で配布して、15カ所の会館のうち好みの5カ所に入れるように。これは嬉しい。
続いて、これも永年観たかった「余呉湖」へ向かう。
立派な設備で最適の「ワカサギ釣り場」は、たった一人。しかも、釣果はゼロ。
反対側の、狭い釣り場は「押すな押すな」で、次々にワカサギが揚がっていました。
その歳によって、ワカサギの回遊コースが変わるそうで、管理人泣かせだとか!
またまた薄暗くなってきて、雪の滋賀紀行はここまで。一気に名神を走りました。
薄暗くなりかけた頃、長浜に入り「ヤンマーミュージアム」に滑り込み。
50年前の4LDエンジン。 こんなにデカイのも。 ヨット用の最新3YM20
6時の閉館を恨めしく思いながらヤンマーを出て、今日からライトアップが始まった「盆梅展」の「慶雲館」へ移動。
樹齢150年、400年の貴重な盆梅が60鉢ほど展示されています。全部で300鉢保有されているので、開花時期に合わせて展示を入れ替えて居るとか。
盆梅展は、故・高山七蔵さんが数十年前に四十鉢を寄贈された事から始まり、その後個人の盆梅所有者からの寄贈が続いて今日に至っています。
柳の様な梅。 二色混合(交配では無い) 梅だけの雛飾り
慶雲館は、明治天皇が来られる事になって、地元の豪商が明治20年に新築した豪華な別邸です。
2月8日.9日に、長浜方面へ出かける予定でしたが、前夜からの大雪で交通渋滞が予想されました。
でも、この日を逃すと今後はいつ行けるか判らないと思い、非常食や水、カセットコンロ、多めの衣類を積んで出発。
雪の永源寺は、ひっそり。眼鏡をかけたお地蔵様だけが迎えてくれました。
続いて、何年も前からの念願「西堀栄三郎記念館」に、やっと行けました。彼はヨットマンでも有ったのです。
僕と同じ明倫小学校の先輩で「第一次南極越冬隊長」は、一年間の越冬を終えて、母校の我々に講演をしてくれました。
6年生の頃ですが、今でもよーく覚えて居ます。
多賀大社にも雪が。ここも貸し切り状態でのお詣りなので、御利益が多いかも?
長浜辺りから南方向を見ると、真ん中に多景島、少し左に沖の島を確認。冬の日暮れは早いです。