暫く畑に行けない間、二つの台風が通過したので野菜の様子が心配でしたが、何も支障なくて安心しました。
キャベツが巻き始めた
小松菜はもう出来上がり。ブロッコリーとキャベツはまだまだ。
ネギも薩摩芋もよく育ってる
2日目は、いよいよ今回のメイン「出雲大社」へ参拝。
「いずもおおやしろ」と読むなんて、初めて知りました。
大社のすぐ手前に、こんなに立派な駅舎が。1990年までは、JRがここまで来て居たので、出雲大社
へのお参りは、みなさんこの駅から行っていたそうな。
駅舎にしては贅沢過ぎるくらいの造りで、重要文化財の指定もなるほど。
天井も、照明も、瓦までにも手が込んでいます。
いよいよ出雲さんの参道へ 松並木道を過ぎて境内へ
これこれ、この大きな注連縄が見たかった
広い境内には、三十以上のお社が有り、それらがみんな複雑な造りです。
日本中の神様が10月に出雲に集まられるので、世間では「神無月」となり、出雲では「神在月」
大勢の神様が、大国主神のもとに居られると言う事で、有り難いときに来られました。
大国主神がかつて「結びのみたま」を授けられた時の様子が紹介されていました。
念願の「いずもおおやしろ」さん参拝を終えて、晴々と境内を後にしました。
一度は出雲大社へお参りしたいと思いながら、この歳になり、この度やっと一人旅で実現しました。
出発が遅かったのと、のんびり走行にしたので、出雲市に着いたのは夕方。
宍道湖の夕陽は是非見たいと、日没時間を睨みながら。やっと間に合いました。
車を停めて、自転車で自由に動けるのは便利です。
沖に浮かぶ「嫁ケ島」と夕陽がよく合います。
袖師地蔵さんと石灰地蔵さんも、思わず手を合わせたくなります。
松江の街をサイクリングしてから、また来てみると全く違った景色が。
嫁ケ島には、竹生神社が祀られています。
何処も満室で断られて、やっと見つけた出雲市のホテルに向かいます。
ドラムが6本 スティールパン
二時間のステージは、珠ちゃんのトークも弾んで大いに盛り上がりました。
バナナボート、祭、お祭りマンボ、さらばジャマイカなど、楽しい曲ばかりでした。
演奏を終えて、一緒にパチリ。次はいつ逢えるかなあ。
擁州路さんの真ん前、注連縄の下で、6時丁度からお祭りの始まり。
大小様々な松明が集落を練り歩きます。自分の身体より大きな松明を担ぐ幼児も。
擁州路さんのたすきを借りてる間は、何処へでも行けます。祭礼係も警官も何も言わず。
台風が来なければ、この御旅所に御神輿が入ってお祭りが盛り上がるのに・・。
8時頃、大松明が石段に集まり始めて、強風におあられます。
https://www.youtube.com/watch?v=QTKLD6s3dPc&index=3&list=UU8deDDH_97HZ59WSTPbg_1Q
大雨にも関わらず、強風でよく燃える。松明を支える若者は大声で「サイレヤサイレー」
特等席の擁州路さんから降りて、今度は石段下からの見物。
台風が来て無ければ、10時頃から御神輿が出て、村内を練り歩きいっそう賑わうのに。
ちょっと早め、10時頃には帰途に着きました。
5.6年前に、鞍馬の火祭り行きを計画したところ車両禁止と言う事で、混んだ電車は嫌と、バイクで行ったところバイクも禁止で、二軒茶屋
で追い返されました。
そこで一昨年は、萬を持して持ち物を揃えて電車で出掛けてやっと観られました。
しかし、一般の道路から観てたので、思うような見物は出来ず悔しい思いをしていました。
そこへ「良い席が有るから来ませんか」とのお誘いが来たので、二つ返事で出掛けたのです。
電車の混雑を予想して、13時の電車に乗ったところ、ガラガラ。台風21号が関西に接近する直前です。
早めに着いたので、先ずは集落の散策。
台風の前に拡がる濃い雨雲が降らせる雨は、容赦なく何もかも濡らします。
家々には、提灯の火が灯り、男の子の居る家は、大小様々な「松明」が準備されています。
何カ所かの家では剣鉾を飾り、赤飯、白飯、大根、生姜、ズイキが備えられています。
天候悪化で、松明乱舞の前の「チョッペン」は中止とか?
チョッペンとは、二十歳になる若者が、石段で逆立ちするらしい。
まだまだ時間が有るので、火祭りの本社「由岐神社」へお参りしました。
火祭りの主会場を進んで、鞍馬寺の山門をくぐり、ケーブルカーに乗ります。
鞍馬寺は、火祭りには関係が無いと知り、当たり前ながら不思議な気になります。
5分で400円は高いと思う間も無く終点。頂上の鞍馬寺には向かわず、途中からコースを逸れて由岐神社の方へ。
鳥居と住まいのような山門 800歳の杉 本殿
この御神輿二基が、今夜の主役なのに、台風のおかげでみんなが残念な思いをします。
雨はますます強くなり、夕食の時間にもなったのでそろそろ予定の料理屋さんへ向かいました。
擁州路さんの松明を担ぐ若者が、客席のみんなに紹介されました。