全部で11基の山です。
10月25日、亀岡祭の巡行を観に行きました。
八幡山さんの巡行出発
祇園祭の八幡山に携わる者として、亀岡祭の八幡山さんとの交流も大切なお付き合いです。
亀岡八幡山さんからは、今年も献酒を頂いて居るので、こちらからも献酒に行きました。
さあ、やはり「籤改め」場に行かなくては。

籤取らずの「翁山」に続いて全11基の山が、市長さんの前で籤を検分して貰ってから進みます。
市長さんの前で、女性が籤改めをしています。
順番待ちで、待機するお山も有ります。
高砂山は若い「尉と姥」が籤改めです。
八幡山と鍬山が離合します。
武内山
鍬山の音頭取り。
鍬山が回ります。
綺麗に回転。

やはり来てましたNさん。お祭り男は、何でもよう知ってはります。。
八幡山さんから、厄除け粽を貰いました。
祇園祭とは違って、何もかも町内の皆さんによって執り行われる事に感心します。
祇園祭では、町内以外のいろいろな人に手伝って貰っていても大変なのに
亀岡では、車方も、曳き手も全て町内の人です。
みなさん、大変お疲れ様でした。
毎年の8月10日は、八幡山の本殿に石清水八幡宮さんから、神官を迎えて
放生会の神事が行われます。
八幡山は、石清水八幡宮を分祀しています。
今年の行司さん達が、朝から神前飾りをして開式を待ちます。
祝詞を拝聴します
神官お二人と、八幡山の主行司が揃いました。

主行司と、町内会長が玉串を奉奠

みんなで御神酒を頂いてから解散です。
お下がりも頂きました。
これで、今年の八幡山の神事は全て終わりです。
7月24日の「後祭巡行」で浄められた京都の街を、大きな三基の御神輿が市内を練ります。
御神輿の先触れ
そして、夜になると「三若」「四若」「錦」の御神輿が三条通を八坂神社に還って行きます。

ひとつの神輿に、400人から500人が着いています。
こうして、八坂神社に御神輿が収まられたら、長い祇園祭も終盤になります。

翌日の八幡山では、朝から25人ほど人が集まって、お山を土蔵や収蔵庫に収納します。
そしてその夜は、町内の人達が大勢集まって「足洗い慰労会」です。


元理事長 前理事長 現理事長

みなさん、猛暑の中長期間にわたりお疲れ様でした。


今年の行司さん達。多くの諸事万端をありがとうございました。
全員揃って記念撮影

めったに着ないからパチリ。
24日は6時50分から「八幡山の巡行飾り」です。

みんな、お揃いのポロシャツを着て飾り付け。

8時30分には出発しないと、南から「北観音山」「南観音山」「大船鉾」が迫ってきます。

飾り付けを終えて、裃に着替えて、何とか間に合いました。

さあ、巡行に出発です。
我が家の二階には、東京からゲストさんが
まだ、信号機の撤去が出来て無いので待機中。

広い御池通で、山鉾の巡行の順序に列を作ります。

11基が、揃ったら巡行出発です。
巡行中は撮影禁止なので、画像は無しです。
御池通で、全員集合
市役所前で「籤改め」御旅所で「八坂神社拝礼」を済ませたら、会所に向けて帰ります。
予定より30分くらい早い、11時50分に、無事八幡山会所に帰り着きました。
誰も熱中症の心配も無く、元気な帰還です。
これで、御神輿が八坂神社へ還られる京の街を浄める事が出来ました。
八幡山では、会所とお山の前で、授与品の販売をしています。

町内の子供さんやそのお友達、大学生さん達が猛暑のテントで頑張ってくれて居ます。

「ちまきどうですか、鳩笛、鳩鈴どうですか」

蝋燭一丁献じられましょう。
毎年23日の3時には、山伏の一行が巡行の無事祈願の御祈祷に訪れます。
23日の宵山、日和神楽が帰ってきたら八幡山も灯を落として、明日の巡行に備えます。
21日は、早朝から「八幡山の会所飾り」です。
神前飾りをして

会所に懸装品を飾り付けます。
表のお山には、常飾りを施しました。

授与品販売のテントも設置完了。
お祭りが滞り無く挙行港出来ますように
3時からは、八坂神社から神官を招いて「清祓いの儀」
清祓いを終えて、八幡山の前で記念撮影です。

町内の一軒をかりて「八幡山の屏風展」も開催。

八幡山の提灯に灯が入りました。
南観音山の駒形提灯にも灯が。

夜は、懇意にさせて貰っている「大船鉾さん」へ表敬訪問。
今年新地要された「大御弊」
木村理事長にも逢えました。
後祭の山鉾11基は、これから、三日間宵山を務めます。
7月20日の16時は、八幡山の曳き初めです。

町内の人や、観光客の人達も参加して、骨組みの出来上がった八幡山を試し曳きします。

町内を曳き終えると「宵山飾り」の準備で、埒を君で囲います。
こうして、21日22日23日の宵山で、皆さんを迎えます。

196年ぶりに復帰して2年目の、お隣の鷹山さんも、賑やかに曳き初め。

同じくお隣の「北観音山さん」も曳き初めです。
17日の前祭を送ると、いよいよ後祭です。
八幡山では、18日に「吉符入り」で皆さんが集まって、お祭りの始まりです。

行司さん達が、朝から神前飾りをして、皆さんを迎えます。

10時には、皆さん揃いました。

行司さんから、今年のお祭りの始まりの宣言と、伝達事項が説明されます。

説明のあと、いろいろな当番の籤を引いて、お菓子を貰って解散です。
20日は、16時から舁き初め。21日は山飾りを済ませて宵山を迎えます。

この日、お隣の「鷹山さん」ではお山の組み立てがこんなに進んで居ました。
明後日は、八幡山と同じく曳き初めです。
我が八幡山でも、骨組みが出来て居ます。
大船鉾さんも、骨組みが出来ました。
北観音山さんの骨組み

北観音山さんは、こんなに凄い「縄がらみ」です。

縄を懸けるだけでは無く、飾り心も充分です。
天保2年って、1831年です。
こんなに大きな「石持ち」を使っています。
前祭の巡行は、良く晴れて凄い猛暑のなか行われました。

我が家の二階も、お向かいも大勢の人が・・。
八竹庵さんの「鉾見台」もいっぱいです
先頭の長刀鉾が12時頃にやってきました。

鶏鉾の見送り 郭巨山 岩戸山
放下鉾がしんがりです。これで、前祭巡行はお終い。
夜には、八坂神社から、御神輿三基が出て来られて、市内を練ってから御旅所に入ります。
綺麗どころが3人
鶏鉾の「鉾頭」 我が家のゲストさんの知り合いだった
黒が前祭、赤が後祭
ゲストさんが撮影 34基の山鉾の位置
12日、放下鉾が「真木」立ての準備をされて居るところに出合いました。

真木に着けられた藁の束。

大きなお榊を取り付けて。
てこの原理で、長い重い真木を立てます。