7月1日から始まった祇園祭は、31日の「夏越祭」でやっと終わりになります。
八坂神社関係者、山鉾関係者が多数出席して八坂神社境内の「疫神社」で行われます。
お下がりを頂いて帰ります
大きな「茅の輪」は、宮司による祝詞の後、みんなでくぐらせて貰います。
テントが張られている物の、例の無い猛暑で参列者はみんな大汗です。
これで、今年の祇園祭は無事に終了です。
17日に前祭の山鉾巡行が、京の街を浄めたら、八坂神社から御神輿がお出ましになって
町を練り歩いてから御旅所に入られます。(神幸祭)
そして一週間後、24日に後祭の山鉾巡行が町を浄めたら、その夜に御神輿は
町を練り歩いたあと、八坂神社に還られます。(還幸祭)
その御神輿は、毎年ちょうど八幡山の傍を通過されるので、町内の皆さんと一緒にお見送りします。
三若の御神輿の動画は「こちら」から。
これまでに例の無い猛暑の中、無事に八幡山のお祭りを終えて
町内の人達が、足洗い慰労会で集まりました。
大勢の皆さんの協力が実って、無事にお祭りを敢行する事が出来ました。
美味しそうな料理が沢山出ます。
この歳になると、宴席では、お酒も料理も多くは口に入らず、悔しい思いをします。
この足洗い慰労会は、町内の親睦も兼ねて居るので、みなさん和気藹々で
そこここに話しの華が咲いて居ます。
料理にも、お喋りにも満足して記念撮影。
雨の巡行の翌日、本来なら全ての懸装品を二つの収蔵庫に収納して、一年間保管する
のですが、今年はたくさん濡らしたので、町内のお店をお借りして乾燥です。
舁き手の雪駄や番傘。
カッパに胴懸けに番傘
カッパに胴懸け
このお店では、終日エアコンを掛けて頂いたので
8月2日現在、どれもみんなすっかり乾いて居ました。
有りがたい事です。
さあ、これからこれらをいつ収納するか?
またまた、町内の皆さんのお手伝いを頼まなくては。
三日間の宵山で、沢山の参拝客をお迎えして、24日はいよいよ八幡山の巡行です。
出発前の八幡山
6時50分から、巡行飾りをしてから、大急ぎで裃に着替えて8時30分に出発です。
市役所付近を巡行する八幡山
巡行中の画像
巡行中にお住まいのHさんと。
両足が痛いので、番傘の杖で大助かりでした。
順調と思われた今年の巡行は、あと30分で帰町と言うところで夕立に。
傘も役立たない降りようで、カッパを懸けてはいるものの、お山は随所に雨が入りました。
旗持ち、チリン棒、舁き手、大工方の皆さんは、気の毒にズブ濡れでした。
裃を着けた我々も、汗と雨ですっかり濡らしてしまい、後が思いやられます。
八幡山は、やっと町会所に帰りました。
ひとまわりしてから、会所に入れます。
一足遅れて、鷹山さんも、巡行から帰ってきました。
21日は、八幡山の山建て。(お山を飾ったり、会所飾りをすることを山建てと呼びます)
朝8時30分から、大勢の町内会のひと、町外協力者が集まって
お昼頃には飾り終えました。
3時からは、みなさん正装で八坂神社から神官をお迎えして「清祓いの儀」
これでいよいよお祭りが始まります。
宵山は、お山に駒形提灯。
各お家の前は提灯にロウソクの灯を入れます。
こうして21日、22日、23日の宵山で、大勢の参拝客をお迎えします。
毎年23日には、行者さんが、巡行の安康を祈念して読経を。
この行者さん方々は、巡行当日には「役行者山」に追随して共に巡行されます。
そして、23日の最後の宵山には、各山鉾の囃子方が「日和神楽」の
お囃子をしながら御旅所までを往復されます。
その一行が通過されたら、八幡山の灯を落とします。
前祭が終わったので、北観山と、南観音山が真松の準備をしています。
2本をくじ引きで決めます。
未だに荒縄が使われています
骨組みも着々来と進んで居ます。
20日はいよいよ曳き初めです。
南観音山の曳き初め
鷹山も曳き初め
昨年190年ぶりに復活した「鷹山」も曳き初め。
八幡山もそろそろ
八幡山は、飾り物無しで、舁き初め。
17日の前祭が終わると、翌18日は八幡山の吉符入りです。
町内の皆さんが集まって、八幡さんに拝礼。
今年は、初の試みで、Nさんの「笙演奏」を聴きました。。
それから、主行司さんから、今年のお祭りについてのお知らせです。
いよいよ、後祭、八幡山の始まりです。
17日は、前祭の巡行で、我が家の前を沢山の山鉾が通過します。
菊水鉾が来ました。
我が家の二階 八竹庵に来ている舞妓さんと
留袖着た、英国からのゲストさんを鉾見物に案内しました。
二メートルの大男が、着物を着ているから、誰からも注目の的です。
放下鉾の鉦方の子供
放下鉾では、英語の堪能な解説員が居られて、助かりました。
二人とも、放下鉾の一員です。