親鸞聖人の御命日のお勤め「報恩講」の最終日に東本願寺へお参りしました。
我が家は、真宗大谷派と言う事も有り、報恩講でも有り、平成の大改修が終わった事も有り、是非ともお参りしなくてはと・・。
先ずは、新装なった御影堂門をくぐります。京都タワーがすぐ向こうに。
浅草寺の屋根越しにも、スカイツリーが見えていました。
御影堂の真ん前に有るから、御影堂門。本願寺さんでは、ごえいどうと読まれますが、薬師寺では、みえいどうと呼ばれます。
すぐ傍には、一番早く快走が完成した、阿弥陀堂。今日は拝観出来ませんでした。
これが御影堂。柱は勿論、床板も階段も驚くような厚い、太い木材が使われています。
四度の大火で焼けたものの、200年前に再建された、信仰心の象徴です。
建築時に使用された「ソリ」や、信者の髪の毛を繋いだ綱も展示されて居ます。
数年もかかった阿弥陀堂、御影堂、御影堂門の大改装は年内に完成して、来春には、大々的な落慶法要が営まれるそうです。
友人の桜画家「奥村京華さん」が指導されている生徒さん達の作品展が、京都新聞本社ビルで開催中。
京華さんは、NHKや、京都新聞社、向日市、京都中京区で「絵筆レッスン教室」を開いて居られる「桜画家」です。
その京華先生から、こんなに綺麗な展覧会の案内を頂きました。
絵なんて物は、全く無縁の自分からすれば、こんなに綺麗な絵が描けるのがとても信じられません。
さまざまな「ポチ袋」を書いた生徒さんも。 生徒さんの作品を、先生がカレンダーにアレンジ。
知り合いの生徒さんの作品。 休憩テーブルにもこんなおしゃれが。
昨年参加したフィリピンの「プエルトガレラヨットレース」は、今年は行けませんでした。
そこで、昨年同行の友人が今年も参加してきて、今年のユニフォームをプレゼントしてくれました。
昨年は黄色で、今年はグリーン。いずれも綺麗な色で嬉しいプレゼント。
昨年買った「プエルトガレラヨットクラブ」のペナントを乗せてみました。
来年はまた、何とか行きたいですが、実現するかどうか?
いつものヨット「POCOA POCO」の、クルージングに同行させて貰いました。
今回は珍しく、7人もの乗船です。
明石海峡の潮が、21日の午前2時に潮止まりで、その後6時間が西流れの連れ潮。
8時を過ぎると東流れの逆潮になるので、眠たいけれど、西宮出港は午前4時20分。
予定通り、7時30分には無事に通過。
何回見ても、この橋の偉大さを思い知らされます。
海の交通要所はとても狭いので、行き交う本船には気を遣います。
潮流サイトから取り込んで、プリントしたこの表を参考に行程が決まります。
世界中の風予報も、時々見ます。
12時過ぎに鯛飯を炊いて、ギョーザを焼いての昼食をすませると、家島諸島のひとつ「男鹿島」が見えてきました。
修理や廃船の作業が多い「家島本島」は、大勢の人が住んで居るようです。
予定より早く着いたので、家島群島の島々を巡ることに。
ただし、浅瀬や暗岩が多いので、地元の人から危険地域の情報を貰ってからです。
家島巡りを楽しんでから、4時30分には男鹿島の「青井荘」の桟橋に着岸。
やはり、すぐ後ろは砂利採取が続いていました。
この島の住人は、現在20人程とか。二人の小学生は、毎日船で「家島本島」に通うそうです。
入浴や島内の散歩をして、6時から楽しみの宴会です。
ヒラメの刺身 カワハギの煮付け 生蛸
蟹と海老の唐揚げ アオリイカ
次々に出てくる美味しい物に、ビールを呑むのも忘れるくらいで、撮影さえも何品か撮り忘れました。
7人全員が、仕上げの蛸飯とシャコの味噌汁で「まいった」
そのまま、バタングーで翌朝7時まで。
昨夜、あんなに食べたのに、またまたみんなお替わりするくらいに朝食をモリモリ食べました。
今日の明石海峡は、10時から14時までが東流れの連れ潮なので、9時20分に男鹿島を出港です。
POCOA POCOのフルドジャーは、どんなに雨が降っても、カッパが不要。
それに、このヨットにはAISが搭載されて居るので、2.3百トン以上の船舶が近づくと警告音が鳴って、モニター上で赤くなります。
昼食も、宿からもらった「蛸飯おにぎり」と買い出しておいた「おでん」で、みんなが満腹。
途中に、波の高い処が有ったものの、計算通り12時30分には明石海峡を通過。
艇速が6.5ノットで、潮が2ノット有るから、対地速度は八ノットくらいで航行出来ました。
この頃から、予報通りに小雨が降り出しましたが、順調に進んで、西宮には16時に帰港。
7人が乗り込んでの、2日半のクルージングは、無事に終えられました。
孫娘が、クラブの対外試合の帰りに寄ってくれていろいろな話をしてくれました。
こちらも思いつくままに、70年生きてきた体験からの話をしてやります。
7人の孫達はみんな、話していると時間を忘れます。
おなかが減ったというので、近くのお店へお好み焼きを食べに。
そこで初めて「もんじゃ焼き」なるものを体験。
「自分でされますか?」と訊かれたけど「いえお願いします」と言って、手際の良い焼き方に感心。
沢山の種類の入った具をまず炒めてから、ドーナツ状にして、その中に出汁を入れる。
全体に火が通った頃に、大きく薄く拡げて暫く待つと食べ頃。
後で食べる程に、パリパリしてきて食感も楽しい。
お好み焼きよりも、もんじゃが良いなあ。
来週末に、友人のヨットで瀬戸内海クルージングに便乗させて貰うので、明石海峡の潮を調べることになりました。
22日の午前2時までは東流れの逆潮なのでとても西へは抜けられません。
ヨットの速度は6ノットで、潮は4から5ですから、1から2ノットでしか進めません。
2時に潮が止まってから6時間は、西流れが続いてくれるのでその間に連れ潮に乗って通過しなくては。
結局22日の午前4時30分に西宮を出港して、8時に明石海峡を通過する事になりました。
その後、播磨灘をセーリングしてから家島群島の男鹿島に停泊して、あおい荘で、美味しい魚をうんと食べます。
帰途は、23日の10時から14時までが東流れの連れ潮なので、男鹿島を8時に出港すれば、快適に12時に明石海峡を通過。
21.22.23日、どうか荒れませんように。
御町内の皆さんと一緒に、紅葉の進む京都の、博物館巡りをしてきました。
先ずは天王町に有る「泉屋博古館」
ここにはもう何回も来て居ますが、毎回の展示品が興味有る物ばかりで嬉しい事です。
泉屋博古館の庭から見る東山。見事に借景をしているので、何処までが泉屋の木々かが判らないくらいです。
その向かいには、一般公開をせずに大事に温存されている住友のお宝「有芳園」の門が。
関係者以外は入れないらしいので、パンフレットだけ頂いてきました。
お昼になったので、中央市場の寿司屋さん「すし市場」で、ちらし寿司を食べました。これは大当たり。1500円は値打ち有り。
次は、これも何回もお邪魔している八幡市の「松花堂美術館」
今回のメインは、145年前に八幡市から持ち出された「聖徳太子象」が、戻って来ての展示です。
その像の胎内に納められていた、数体の仏像も拝見する事が出来ました。
ここ松花堂美術館は、規模こそ小さいながら、毎回大変意欲的にいろいろな貴重品を展示されます。
さあ次は「京セラ美術館」です。
初めて入った京セラ本社ビルは、近くで見るととてつもなく大きくて、いつも車から見るのとは大違い。
ビル全体のソーラーパネルにも驚きです。
このビルの一階に、京セラ美術館が有り「八坂神社の名宝展」が行われていました。
これらは展示の機会が無く、長年八坂神社の宝庫に保管されて居る物で、これが見られるのは貴重な機会でした。
京セラビルの2階は、40年前から始まった会社の歩みをつぶさに解説してくれる、いわば「京セラ博物館」です。
もの凄い種類のパーツを開発してきた過程と内容が、全て分かるようになっています。
とはいえ、何百という現物の展示をみても、何が何なのか全く判らないくらいの難しい物を造っているようです。
京都を、日本を代表する会社のひとつですからねますます発展して欲しいと思いつつ、今日の博物館ツアーを終えました。