第3レースが、24時間とか30時間を要する展開を予想して、23日は空けて有りました。
それが、22日の日付が変わらないうちにゴール出来たので、慌ててホテルを取って、ゆっくりお休み。
16時発の新幹線まで、京都組4人は鹿児島観光をしました。
当初泊まる予定だった「名山荘」と、その傍の「原田砂糖店」を拝見に。小山さんの「懐かしの店」です。
それからフェリー乗り場へ行って、桜島に渡ります。
昨日のレースに参加した「からち」らしきヨットが、母港に帰るのが見えました。
この後、遠目ながらもお世話になった「calypso」と「GUFO」も、隼人港に向けて帰るのが見えました。
近くで見ると、桜島が噴火で出来た山だと、ハッキリ判ります。
長渕剛が、20000人コンサートを開いた記念のモニュメントが異様です。
街に戻って、繁華街天文館をウロウロ。路面電車のレールは、芝生に囲まれています。綺麗!!!
calypsoのオーナーさんお薦めの「トンカツ丸一」で、たらふく食べました。
ヨットレース、観光、旨い物、温泉など盛りだくさんだった今回の鹿児島遠征の大成功を祝して「乾杯」
calypsoさんを紹介してくれた大ちゃんと、calypsoさんの皆さん、本当にありがとうございました。
8月12日から15日までは、小山さんの「POCO-A-POCO」で、この4人に新たに4人が加わって「徳島
阿波踊りレース」にも参戦です。
いよいよ52マイルの第3レースがスタートです。
大ちゃん達の、心強いお見送りを受けて8時過ぎに出港。
関東から遠征の「AOBA」が、他の4艇と共に「108マイルレース」にスタートの準備をしています。
第二レースが、タイムリミットに引っかかった(後日セーフに)と言う事で、オーナーが「今日は僚友艇のGUFO
の勝利を後押しする友達作戦で行きます」との宣言。
9時10分にスタート。快適な風に恵まれて、東西に大きく分かれたレース艇は、一路南に向かいます。
calypsoは連れ潮2ノットを貰うべく、沖出しをしましたが、余り効果は有りませんでした。
13時30分頃、知林島(低い台形)に差し掛かります。この後2時間に渡りカームに掴まり、8人はイライラ。
16時に、突然吹き始めた上りの西風に乗って、一気に錦江湾口に向かいます。
8人全員で艇を起こしながら回航マークに向かうと「見えました」折り返しマークの「神瀬浮標」
傘を被った開聞岳も見えて来ました。
「神瀬浮標」を廻ると、スピンが使えそうな風ですが、他のスピン艇は、ドンドン下に流されています。
でもcalypsoは、その状況にはめげず、スピン展開。ピカチューが笑っています。
このスピン展開のおかげで、7ノットから9.5ノットのセーリングを楽しみながら、順位を上げて行きました。
復路の一時間程はスピンでしたが、知林島を過ぎると上りになり、ジブにチェンジ。
夕焼けが美しいサンセットクルージングから、満月クルージングになり、楽しいレース展開となりました。
22時33分、無事にゴール。実に、13時間半のロングレースでした。
X-99の「calypso」に、3レースも乗せて頂いて、実に楽しい思いをさせて頂いた琵琶湖からの4人は、深くお
礼をして、お別れしました。
2日目の朝、calypsoさんへ行ったら、コックピットにこんな貼り紙が有りました。
昨日の第一レースで、calypsoより早くゴールした艇のリストです。
今日は、この八艇をゴボウ抜きするぞーとの、オーナーのメッセージです。
それからも8人全員で「ゴボウ作戦ヤルゾー」のシュプレヒコールを何回もやったそのおかげで、八本のゴボウのうち、六本は抜きました。
calypsoの僚友艇「GUFO」には、mugenの松本さんが乗っています。
微風のスタート。真ん中の「SACHI」は、このあと大きくリコールしました。
3時間のレースは、calypsoが数十秒の遅れで「DNF」思い切り残念。
ところが2日後に本部から「calypsoさんのゴールは有効です」との連絡が入り、一同大喜び。
猛暑のレースもまずは終えられた。爺ちゃん4人で、鹿児島駅前で「むじゃきのしろくま」を賞味します。
さすが、鹿児島名物の「しろくま」の味。
○○ちゃんに連れられて、開聞岳、指宿方面へのドライブ。マンゴー畑での爺ちゃんです。
マンゴーがこうして出来ているとは?知らなかった。
指宿温泉「玉手箱の湯」は、錦江湾の湾口を臨みながらの露天風呂です。こんなに素晴らしいお風呂は初めて。
お風呂の後は「山川漁港」で、海の幸をタップリ。
お造り盛り合わせ、かつおのたたき、鰺のフライ等々、凄い量です。会計はえっと言うほどの安さ。
7月20日、いよいよ第一レースのスタートです。桜島が綺麗。
適当な風に恵まれて、ショートディスタンスを5時間走ってゴール。8人全員が大汗かいて、艇の保存水が底を尽きかけ。
短時間ながら、舵も持たせて貰いました。いよいよゴールの本部艇が見えてます。九着九位は、まずまず。
夕食は、大ちゃん達と合流して「黒豚シャブシャブ」の「万十屋」へ。画像の中の豚肉を、8人で7.8皿を平らげました。食べ放題は恐ろしい。
「万十屋」の女将さんは、記念撮影用に焼酎二本を貸してくれて、そのまま「持って帰りなさい」だって。大物ーーー。
長年参加したいと思いながら、諸々の事情で実現しなかった「鹿児島火山巡りヨットレース」に、第24回目にして
初めて参加出来ました。
友人数人に、乗せて貰える艇の紹介を依頼していたところ○井○介さんから「4人くらいなら乗れるよ」との連絡を
貰って、慌てて準備に入りました。
まずは人選。そして、往復の交通手段と宿泊場所。それらを時間と費用が格安になるようにしなくては。
前夜に八幡山の足洗慰労会を終えて、19日は早朝から「ピーチ」で、鹿児島入りです。
鹿児島駅の上には、こんな観覧車が。
鹿児島到着後、まずはお世話になるヨット「calypso」へ行って御挨拶。
臨時停泊マリーナの「マリンポート鹿児島」は、レース参加の艇がひしめいています。
ウエルカムパーティーでは、驚くほどの御馳走が出たけど、とても食べきれない。
鹿児島親善大使は、こんなに可愛い人。みんなすぐに駆け寄ります。
一昨年、mugenに乗ってナイトレースを取材してくれたKAZI社の中村さんも来ていました。
右の人が、4日間お世話になる「calypso」のオーナーさん。この人も中村さん。
優勝したら数十万円のこの薩摩切子タンブラーが貰えます。撮影だけさせて貰いました。
さあ、明日からいよいよレースの開始。
第一レースは、ショートディスタンス。第2レースは三角レース。第3レースは90キロのロングレース。