同志社ハーディークラブ映画会の招待券が手に入ったので出掛けました。
「否定と肯定」
だいたいは、どんな内容かが判っていたものの、予想以上に重いストーリーでした。
招待券で無ければ行ってないですね。
しかし、凄い。2時間しつかりと実に惹きつけられました。
ヒトラーによる、ホロコーストでのユダヤ人虐殺が真実か?デッチ上げか?
事件を否定する、肯定する全く逆の立場から出版した作家二人の闘いの裁判です。
裁判を通して、次々と証拠や虚偽が明らかになってゆく。
係争中に起こる、様々な迷いや葛藤がリアルに迫ってきて「頑張れ」とついつい応援してる自噴が居ました。
結審を迎えて、ヒトラーの蛮行は存在したという女性作家の勝訴でジエンド。
僕の日頃は、ファミリー物か、アドベチャー物、スパイ物を観る事が殆どなので、こんなに重い映画は久しぶりです。
招待券を貰えて良かった。
7.8年前に「運動性心筋梗塞」との診断で、心臓の冠動脈にステントを入れて貰いました。
萎んでくびれた血管を膨らませて、そこにメッシュのパイプを入れて貰ったのです。
それからだいぶん経つので、カテテールを挿入して検査をと言われているのですが怖いから先延ばしにしています。
近いうちに、20日間くらいのヨットクルージングに出るので、もし航海中に発作が起きたら致命的になるし、同行者に
も迷惑が掛かるので「24時間心電図検査」をして貰いました。
このような装置を取り付けて貰って、24時間の心臓の動きを記録してからの診断です。
歩行、食事、飲酒、トイレ、運動の時間の記録を取って、心電図との突き合わせをして貰うのです。
もしかして?と思って居たので、この間に、少々無理な運動とか、駆け足や階段の昇降などを繰り返しました。
数年前にこれをしたときは、動いたときに心電図に異常が出たので「すぐにカテテーテルです」と言われたので、今回
も???と心配しながら結果を待っていたら「何も異常は有りません」
あーーー、良かった。
これで当分は安心して、いろいろな事に挑戦できます。
恒例の「町内会博物館巡り」に出掛けました。
先ずは、国立博物館の「池大雅展」
江戸時代の水墨画家で、幼い頃から才能を認められていたとか。
殆どがモノトーンで、筆や指や、爪ででも描かれています。
午後からだったので、空いていて、ゆっくり鑑賞出来ました。
常設展も、模様替えされて居たのでそれもゆっくり観たので、2時間くらい。
それからの昼食は、岡崎の「権太呂」で、お蕎麦を。
次は、もう10数回程も行ってる「泉屋博古館」
お茶道具の数々が沢山並んでいました。
その中で「お釜」も幾つか展示されていて、それらが「釜座」の職人さん達に作られたとの記述有りました。
釜座は、我が家から100メートルの場所で、今も2軒の「釜匠」が釜の製作をしています。
このような事を知る度に、ホントに有り難い場所に住んで居ることだと喜びます。
同時に「二条城行幸図屏風」も展示されて居て、緻密で詳細な絵には感心する ばかりてした。
家光に招かれた後水尾天皇が、豪華な行列で京の街を進む。
そのパレードを見る人々が実に様々な風体で大勢集まっている様子は、いつまで見ていても飽きません。
その二条城も、15分も歩けば大手門まで行けます。
これも、嬉しいことです。
22日のOYCカップは、mugenで参加してきました。
8時30分から受け付け、9時から艇長会議です。
レース委員長の宮口氏から、詳細な説明が・・・。
今日は「M旗」なるものを初めて展開するとの事で特に詳しく話されました。
予定していたマークが使えなくなった場合を想定して、M旗を掲げたボートが新たなマークになるとのことです。
いつものメンバー4人に、若者ゲストさんが二人。
適当な風が吹いてくれて、楽しいレースです。
スピントリムもやってくれています。
HAWKさんを追う CARAMELさん
良い風の中、3時間のレースを楽しんで全艇ゴールです。
レースが終わればノーサイド。60数人みんなで、美味しい料理を楽しみます。
沢山呑んで食べてから、表彰式。
数年ぶりで、大きなOYCトロフィーは、雄琴を離れてLWYCに運ばれます。
優勝の風小僧さんが、軽トラに積んで、ハーレーの先導で持って行きました。
2007年の第3回に優勝の風小僧さんのペナント。これから新たに、第25回優勝の文字を加工します。
秋のレースでは、雄琴の艇がまた奪回しなくては。
山王祭のクライマックス、御神輿の船渡御です。
日吉大社から琵琶湖岸まで運ばれた御神輿は、七本柳から台船に乗り、琵琶湖を渡御してから若宮港に上がります。
この舞台は、年に一度のこの日の為だけに造られて居ます。
早めに着いたら、来て居る人はまばら。
七基の御神輿の提灯と、安置場所の準備が出来ています。
西本宮、東本宮、牛尾宮、三ノ宮、白山宮、樹下宮、宇佐宮の七基。
先陣の西本宮が先頭に、次々と御神輿が七本柳に集結です。
神官のお祓い後、七基の御神輿は台船に乗せられ、沖に向かって渡御です。
子供達の触れ太鼓の先導で進みます
一時間後、大きな御弊を先頭に一キロほど北の若宮港でお迎えしました。
その後、七基の御神輿は、大勢の担き手に担がれて日吉さんへ還られました。
これで、今年の日吉大社の山王祭は無事に終わりました。
自宅から徒歩5分の六角堂へ、夜の拝観と生け花展を観に出掛けました。
いつもは、17時きっかりに閉まる門も今夜は開いています。
入り口 本堂 六角柳
幼い頃からの遊び場所だった境内は、綺麗にライトアップされて、まるで別のお寺のような光景です。
雨に濡れて、なおさら引き立ちます。
その境内のあちらこちらに飾られた「池坊流」の生け花。
江戸時代の文献を参考にして再現したという作品は、やはりちょっと地味目です。
6年前に初めて見た日吉大社の「三王祭」神輿降ろしに出掛けました。
3月早々に、奥の院に揚げられた御神輿二基が、松明の灯りを頼りに急な山道を降りて来ます。
参道は沢山の夜店
真っ暗な境内は、ぼんぼりが点いています。
最後の難関の石段前では、かがり火が焚かれて大勢が待機します。
木立の間から、御神輿を先導する松明が見えて来ました。
先ずは「牛尾宮」の御神輿が降りてきました。大きく傾く度に大歓声です。
次に「三ノ宮の御神輿」
場所を移動して、ますます近くで見ました。
西本宮前の拝殿に、始めから安置された二基の御神輿に、新たに二基が加わって四基に。
全ての照明が消されてから、かがり火だけの中で「祝詞の神事」
夜の日吉大社は珍しいので、いろいろ見て居たら誰も居なくなってしまい、懐中電灯が役に立ちました。
来年は、奥の院で「御神輿の出発」を見て、一緒に下山しなくては。