アーカイブ: 2019年11月

京都白川探訪

恒例の町内会ツアーは、やはり「泉屋博古館」から。

 

日本と中国の「花の絵」を集めた、華麗な展覧会です。

ここはいつも、四季折々の風情が楽しめます。東山の借景がよく効いています。

続いて北上すること30分で「赤山禅院」へ。

 

  

1100年も前から       綺麗な参道

 

  京都の表鬼門に当たります

山門         本堂

  

いろいろな祠が     18観音         36羅漢

修験者の瀧修行場

  数珠くぐりもしました

緋寒桜と紅葉に、心慰められます

境内は、今を盛りの紅葉です。

 


畑の点検

日に日に元気になったり、大きくなったりするのが嬉しいです。

今の時期は、大した作業が無いのでのんびりと点検のみ。

玉葱       大根

ブロッコリー    白菜


京都岡崎「粟田神社」

京都の東の入り口「粟田口」に位置する「粟田神社」へも、初めてのお参りです。

 

大通りをそれて、綺麗な石畳を楽しみながら歩いて・・・。

  結婚の前撮りらしきカップル

紅葉のトンネルを登った処が本殿です。

  

本殿の周りはまっかっか       平安神宮の大鳥居が真下に

確かに真北を向いてました

こんなに珍しいレンガ積みが    変わった名前の祠

 

鍛冶神社も、粟田さんの境内に有ります。

その昔、この辺りには著名な刀鍛冶が居たそうです。

祇園祭長刀鉾の鉾頭も、ここで鍛えられたとか。


京都岡崎「佛光寺」

いつも車で素通りしながら「いつか、いつか」と思って居た岡崎の「佛光寺」さんへお参り。

  立派な境内です

琵琶湖への往復にここを通過するとき、いつも大勢の人が見えるので一度はお参りをと・・。

この日も大型バス2台が来て、沢山の人を降ろして居ました。

京都には、下京区にも大きな佛光寺さんが有るし、日本全国に同名のお寺は沢山有ります。

どんな関係になっているのかなあ。

  

お寺の歴史を知る桜。樹齢は、ん百年だろうと思われます。

 

何と、ここの石柱は「小川治兵衛さん」が、91年前に寄贈されたものでした。

 


京都岡崎「七宝記念館」

以前から一度覗きたかったものの、いつでも行けると言うことで延び延びになっていましたが

七宝記念館にやっと出掛けました。

  

  

七宝焼きの作品を観るのだと思って居たら、何と記念館そのものも必見に値する物でした。

七宝焼きに生涯を費やした並河氏の住まいと工房が、そのまま記念館になっていたのです。

作品の展示は少なかったので、建物を楽しませて貰いました。

  

玄関       客間        走り(台所)

  広くは無いが、よく整った庭です。

勿論、後の世に公開されるとは予想もせずに造られたのでしょう。

 部屋からこうして庭を楽しんだことでしょう

敷石や瓦も凝っています。

表札を見てびっくり

小川治兵衛と言えば、あの庭師。無隣庵とか円山公園、平安神宮の庭を造った人。

お住まいが記念館のピッタリ西隣です。勿論、この庭も小川治兵衛さんの作でした。

50年前、我が家にやって来た七宝焼き。

このようなのが沢山見られるかと居っていましたが

ここのは「有線七宝」ばかりで、拍子抜けでした。

 


能鑑賞

御近所の「お能のベテランさん」から、チケットを頂いて鑑賞に出掛けました。

これまで何度も鑑賞した事は有りますが、内容が判らずに困っていました。

でも、今回は出し物が判って居たので予めネットで調べて予備知識を仕込んでから臨みました。

菊慈童

 

井筒

安達原

11時から四時半まで、能は3本に、間に狂言が1本と、仕舞が3本。

「疲れた疲れた」の一言に尽きます。帰宅したら、何も出来ずにボケーー。

どうせなら全てを理解してやろうと思い、予備知識を引き出しながら真剣勝負で眼と耳を最高レベルに。

そのおかげで、筋書きは何とかマスター。しかし、本当はそれではダメのようです。

筋書きの奥に込められた「或る訴え」を知らなくては。

あきません!!!  来月に行く予定の顔見世も難しいと思って居ますが「お能」はもっともっと大変です。

観世流では、208もの演目が有って、それらが次々と演じられているとの事で、驚きの他は有りません。

でも、12月7日と12月15日の「お能」のチケットも貰っているので、あと二日、神経を研ぎ澄ませて頑張ります。

 

 


自家製ポン酢

我が家の柚

我が家の柚に加えて、二カ所から柚を頂いたので、ポン酢を作ることにしました。

  

不揃いな柚を半分に切って、次々に搾ってゆきます。

凄い量の絞りカスです。家の中が、甘ずっぱくなりました。

ヤマサの昆布つゆ

予め買っておいた「つゆ」6に対し柚汁4の割合で混合して出来上がりです。

松茸に垂らすのが一番ですが、とても買えないのでやはり、鍋のタレですね。

寄せ鍋、チャンコ鍋、鶏すき、もつ鍋。

さあ、楽しみです。


玉葱は?

先日はシナーとしていた玉葱の苗が心配で、出掛けました。

何本かが、立ち上がってくれています。そろそろ大丈夫のようです。

白菜が、巻き始めました。

外側の葉を、カタツムリが食べるので探しましたが数匹しか見つけられません。

夜に活動するらしいので、困ったことです。トレボンも、カタツムリには効かないのです。

  

ブロッコリーの芯を、拡大してみると・・。中の方に花が出来かけています。

大根が、ドンドン大きくなります。


カルチャーの日

御近所さんと一緒に、いつものカルチャーデーを楽しみました。

先ずは大人気の国博へ。「佐竹三十歌仙」

  

開門の十時から十分後にも関わらず、館内は満員で、なかなか最前列では見られませんでした。

三十六歌仙の巻物がそのままでは高価すぎて売れないので、三十七枚に切断して収集家に売ったのです。

高価にそれらを入手したものの、次々に手放した人も有り、作品は点々と動いたようです。

それらの作品を国博が、切断後百年の今、苦労して集めたとの事。

数えたら、二十五枚有りましたが、あとの十二枚はどうなっているのか?

今なら、どれくらいの鑑定がなされるのか?下世話な事に気が廻ります。

 

次は、一月前から予約していた「京都新聞久御山工場」の見学です。

約束の一時十分前に着いたら既に、入り口でお出迎え。

 翌日の朝刊に載りました

記念撮影をして、工場の解説ビデオを観てから小一時間、いろいろと案内をして貰いました。

本社で散々練られた記事を、この工場で印刷してから一部毎に組み合わせて発送。

それらを殆ど機械が行い、驚く程の少人数で進められている事に感動しました。

1ロールが19キロメートルで、1.5トンの用紙を一日に22本使って印刷するのです。

我々が読む京都新聞の、朝刊42万部、夕刊18万部が、毎日毎日ここで印刷と組み合わせされています。

構内撮影禁止が残念ですが、貰ったパンフには、印刷の工程が判るようになっていました。

美女お二人にお見送りをして貰って去りました。

早刷りの夕刊と、お土産をありがとうございました。

もう時刻は二時を過ぎて、みんなお腹がペコペコ。

急いで昼食を摂ってから、次は八幡の「松花堂美術館」です。

数寄屋造りやお茶室の美学を集めた展示は、綺麗で上品ですが、なかなか自分には縁遠いものです。

昨年の台風で、大被害を受けられた直後にお見舞いに来たときは、悲惨な状態だった庭園が

だいぶん回復したとの館長のお話で、拝見させて貰う事にしました。

  岩の上に生えたガッツ石松も元気そう

被害前の庭園と殆ど変わりません。

復旧の為の、スタッフの大変な苦労が思われます。

この向こうの扉の先は、まだ入れませんでした。

石灯籠などの修復にはまだまだ時間が掛かるそうです。

こうして、楽しい一日を終えました。

 


能面展

家からすぐの「島臺」で、能面展が有ると言う事で出掛けました。

 

  

殆どが素人さんの作品とか。初めて見た者にとっては余りに見事で、驚異です。  

  

能の演目に合わせて使い分ける、お面は、実に沢山有ります。

女性、男性だけでも、年齢や風体が何種類も有り、その違いが大変興味深いです。

  

  試しに着色出来る様にこんなのが

初心者にも判り易く、展示してあります。

お面の出来るまでもよく判ります。檜はとても軽いです。

  偶然逢った友人は、顔もお面も同じ

お面が、試着できました。

ヨットに多くの時間を費やす者が居ると思えば、こんな事をして居る人も居ます。


« 過去の記事