7月18日は、八幡山の「吉符入りの儀」です。
八幡さんの神前には、いつものように、御神酒、お洗米、塩、水、昆布、スルメ、瓜、飛び魚等を
お供えして、町内の皆さんを待ちます。
40人程がお集まりになり、定刻10時に全員で八幡さんに拝礼します。
それから皆で御神酒を頂きます。
今年のお祭りについての「お知らせ」「御願い」「注意事項」を主行司が説明します。
3年ぶりと言うことと、お隣の町内に196年振りに「鷹山さん」が復活されるので
八幡山にも大勢の人がこられることが予想されます。
くれぐれもトラブルの無いように、無事にお祭りを挙行したいものです。
お隣の「鷹山さん」の様子。
24日には晴れの「初巡行」です。
元は造り酒屋の「嶋臺」さんは、数十年前から和風ムードたっぷりの「ギャラリー」になっています。
嶋臺さんで「戸倉英雄さんの個展」が開かれて居ます。
絵画に金彩を織り込んで、明るく楽しい絵に仕上げています。
八幡山も有るーーー。欲しいけど、とても手が出ません。
続いて「金のおおもと」「堀金さん」にも・・・・(社長にお願いして、社内を拝見させて貰いました)
何と、金の靴。 金の自転車
金のギター 金の塊
お店には、金がいっぱい。
続いて大丸デパートの正面玄関へ行って、大船鉾さんの「龍頭」を拝見に。
これも、きんきらです。
この龍頭は、24日山鉾巡行後祭で、大船鉾の舳先に取り付けられます。
この動画は、白木の龍頭の頃です。
今日は、きんきんキラキラの1日でした。
八幡山では、由緒有る屏風を沢山所蔵しています。
それらを、祇園祭期間中に町内のお宅の玄関をお借りして展示していました。
ところが、様々な事情でそれが叶わなくなって苦慮していたところ、町屋美術館「八竹庵さん」(旧紫織庵)
で、全てを展示頂ける事になりました。(有料)
今日は、それらの運び込みの日でした。
八幡大神のお軸の前には、祇園祭の花「ひおうぎ」も
これらの屏風の全ては「八幡山HPの八幡山の屏風」サイトで詳細が見られます。
この長刀鉾は、200年前に最高の職人さんを集めて製作された、超レア物の逸品です。(八竹庵所蔵)
八幡山町内のボランティア解説員さんが、時々待機して詳しい解説をしてくれます。
この展示は、7月23日の「後祭宵山」までです。
さあ、7月18日には「八幡山の吉符入りの儀」
そして、21日からは八幡山の宵山が始まります。
8日に、大勢の人が協力して作った「八幡山の厄除け粽」や、お守り、手拭い団扇等を車2台に積み込んで
八坂神社へ御祓いを受けに行きました。
授与品の一部を広蓋に載せて本殿におもむき、5人が神前でお参りして。
無事に御祓いを終えて町内に帰り、先ずは町内の皆さんへ、御希望の授与品をお届けしました。
あとは、21日から町会所で参拝の方々に授与します。
八坂さんの舞殿には「中御座」「東御座」「西御座」の御神輿がデーンと鎮座まして居られます。
13日は「放下鉾さん」の曳き初め。いつも、八幡山のギリギリまで来てくれます。
八幡山の前で、曳き綱が反対方向に回されて、今度は南に向かいます。
順調に進んでいるようです。
例年の7月8日は、八幡山の粽造りです。
コロナの為に、一昨年と昨年はいつもの半分を造りました。
今年は、巡行も宵山も出来るので、例年通りの数を造りました。
今年は密を避ける為に、町内の「美術館八竹庵さん」と
「呉服屋さんのみどりやさん」の二カ所に別れての作業となりました。
〇〇大学と、〇〇大学の学生さん15人も町内の人に混じってお手伝いです。
朝9時半から2時くらいまで、昼食休憩を挟んで頑張ったので
無事に大量の粽が完成しました。
これらの粽と、お守り、手拭い、鳩笛、鳩鈴などを八坂神社に運び込んで御祓いを受けてから
皆さんに授与します。
京の街では、あちらこちらでお囃子の稽古が行われて居ます。
大船鉾さん
放下鉾さん。
北観音山さん
鷹山さん。