僕が携わっている「祇園祭八幡山」では、年中何らかの仕事が有りますが、7月を目前にしていよいよ作業が立て込ん
できました。
八幡山の「今年の神事係」(行司さん)と、理事長の打ち合わせ会。
必要な作業と揃えるべき品々の確認と、日程を相談します。
巡行当日に、正使、副使が手にする白扇も、八幡山の長老の書が出来上がり、仕立加工に出されました。
17日の神幸祭は4基、24日の還幸祭は3基が、市中を渡御します。
両日とも、御神輿の前を300人からなる「御神宝奉持列」が、御神輿の先導をします。
祇園祭の日程表 山鉾の建つ場所と巡行コース
明後日2日に、市役所で行われる「籤取り式」から、京都の街はお祭りの神事、行事が目白押しになります。
八幡山のHPも、たくさん更新しなくては。
http://www.hachimansan.com/
八幡山が所有する海北友雪の「祇園祭礼図」は、大変貴重で保管が大変な屏風なので、国立博物館に預けています。
その屏風が「祝いの調度-祭礼図屏風」と銘打った博物館の展示イベントに展示されて居ると事で、いつもの町内会ツアーのメンバーが揃って鑑賞に行ってき
ました。
数年前に、或る会社の好意で八幡山の屏風を精密なデジタル複製して貰ったので、オリジナルを見るのは我々も久しぶりです。
それまでは、年に一度の祇園祭の時だけ受けだして、展示して居ましたが、今は、精密な複製版を展示しています。
この他にも、数々の屏風や掛け軸、古文書、蒔絵や漆仕上げの家具調度品がふんだんに観られました。
また、八幡山の近隣にお住まいのお宅から国立博物館に寄贈された、由緒有る貴重な47点の歴史遺産も一部屋まるまるを使って展示されていました。
余りの内容の深さに予定よりも時間を多く割いて鑑賞したため、空腹を我慢しながらも、すぐ傍の「豊国神社」と「方広寺」に参拝。
国宝の「唐門」
本殿 秀吉の馬頭「瓢」 方広寺大仏の名残
家康からクレームが付いて、大阪の陣の切っ掛けとなった巨大な梵鐘。
問題となった部分「国家安康」「君臣豊楽」の処は、判りやすいように色分けがしてありました。
家と康が切れて居るので縁起が悪い。その上から豊臣が押さえつけているなんて、よくまあ、考えついた事です。
全員腹ペコで駆けつけたのは「銀閣寺のおめん」
薬味がたっぷりのつけめんうどんと鯖寿司で1900円。人気店なので仕方が無いがちょっと高い。
満腹になったところで、いつもの泉屋博古館で「浅井忠」展を鑑賞。
浅井忠の「武士の山狩り図」と鹿古木孟郎の「馬競」の構図と色彩と迫力には驚かされました。
この2人もやはり住友系の援助によりパリで修行した人らしい。
博古館のバック住友財閥は、実に多くの芸術家を支援して育てて来ていたようです。
先週に、溺れてしまったトマト3本の代わりに、また3本のトマトの苗を買って、植えに行きました。
管理人さんから「石灰も撒きなさい」と言われて居たので持参したけど「石灰はコップに2杯くらい、牛糞は要らない」ですつて。
キュウリはよく伸びて、花が咲いた後には、出来てる出来てる。
茄子はドンドン大きくなって、数日ごとに収穫しないと大きくなりすぎるので、忙しくなりそうです。
管理人さんが、僕の隣の畑のキュウリが、うどんこ病になってると教えてくれたので調べてみました。
大変、次回には教えられたとおり「ダコニール」を買ってきて、1000倍に薄めて吹き付けなくては。
ただし、散布後数日は収穫してはいけない。
管理人さんから、いろいろな事を教えて貰えるので、実に有り難い。
琵琶湖就航の歌100周年を記念して、100年前と同じ航路で、ボートを漕いで行こうと言う計画が実現しました。
そのイベントに、友人のヨットに乗って参加です。
湖北の今津の街は、旧三高のボート部が100年前に行っていたボート就航を再現すると言う事で盛り上がっていまし
た。船団は24日に大津港から近江舞子まで進んで、25日には近江舞子から今津まで進む予定。
それを、今津の友人のヨット「ASAHI」に乗って舟木崎辺りまでお迎えに行って、伴走する計画です。
今津に行く途中、白髭神社の湖上鳥居の前にその一団が居ました。
ここでまず、今回のイベントのプロローグを確認してから今津港へ。
今津港からはヨットに乗って、僚友艇「童夢」さんと一緒にお迎えに南下。
予定通り、舟木崎で北上する一団と合流。傍を伴走します。
腹が減っては何とやら!オーナーが昨日釣ったビワマスの刺身と、五島列島のサザエを出してくれました。
レスキューボートから「ヨットの帆と一緒に撮影したいからよろしくお願いします」との呼びかけが!
僕と同じく、何でもやるでと言う性格のオーナーは「セールを揚げるでーー」
メインもジブも揚げて、ボート6隻のすぐ傍をセーリングしました。
そうして、11時40分には6隻のボートが無事に今津に入港。大勢の人達が大歓迎です。
琵琶湖就航の歌を一躍ヒット曲にのし上げた加藤登紀子さんも、風車村からボートに乗っていたようです。
浜に上がったら、みんなからもみくちゃです。
歩行途中に、躓いて暫く立ち上がれなかったので心配しましたがその後は大丈夫でした。
13時からの「就航の歌記念碑」の前での大合唱にも参加していました。
この大合唱には、緑のジャンパーを着た「前の嘉田知事」も加わっていました。
今回のイベントにちなんで、掲載された新聞記事です。
来年にはまた「101年目のイベント」をやるとか?
参加しまっせーー。
昨日畑へ行って、雑草取りとみずやりをしました。
管理人さんに、元気の無いトマト3本を見て貰ったら「あっ、こいつは溺れよった。他にも移るからすぐに抜いて他の物を植えなさい。いまからなら、プチト
マトかな」野菜が溺れるって言葉が有るのですね。
トマトの根には水をやらないようにと言われて、その通りにしていましたが、数日前の豪雨で水が掛かりすぎて駄目になったようです。
3本を抜いて綺麗にしました。次回、ここに石灰を撒いてからプチトマトを3本植えます。
茄子は、管理人さん言う事を聞いてその通りにしていたので順調に大きくなっています。こんなに大きい花も。
茄子の収穫は、左は大きすぎるくらい、右が丁度良いらしい。
キュウリも順調に蔓を伸ばして、黄色い花も咲き始めました。
これの収穫も楽しみです。でも、茄子もキュウリも早めに収穫しないとお化けみたいに大きくなるので何度も通わなくては。
今度のクルージングでも、大小様々な本船に逢いましたので、それらの一部を紹介します。
6月15日 7.00 6月18日14.00
15日の朝、神戸に入港するNYK社のコンテナ船(パナマ船籍)とスライドしました。
18日の夕方は、まだ積荷のコンテナ降ろしが続いています。
今回の航海中、17日に伊豆半島下田沖でコンテナ船とアメリカのシージス艦が衝突したニュースが流れて、改めて安
全航行に細心の注意を払わなければと痛感しました。
その事故のコンテナ船は、やはり同じNYK社のものでした。
先ずはCOAST-GUARD艇。ライフジャケットを着け忘れていると、電飾で警告に来ます。
瀬戸内海は小型ですが、長崎、鹿児島辺りの船は相当に大きいです。これは中間くらい。
フェリー(東京-九州) 和歌山-徳島
余裕が有ったのでこの前を横切ろうとしたら、パイロット船が「後を通過して下さい」
仕方無く遠回りしました。
日和佐の赤燈台 真ん中に見えるのが昨夜のお風呂
6.10に日和佐港を出港して、今日は洲本までの60マイル航行予定。
殆どは、オートパイロットですが、小さく動きをする時は舵を持ちます。
朝から14時頃までは、真向かいからの15knotから23knotにやられました。
艇速は4knotから5knotしか出ないし、時々艇がジャンプ。
艇が揺れて危ないので、余り火を使わない食事です。
風速計が28.8knotを差して居ますが、艇速が4.5knot有るので実際の風は23knotくらい。
GPSには、自艇が黒で、他艇は青で表示されます。それが、衝突のコースとなると赤く点滅します。
AISは、ホントに便利です。世界中の船の船籍と位置と目的港が判ります。
出港準備に調べた風速予想のとおり、3時には穏やかになって洲本には17.00に入港です。
洲本港の入り口 望遠で洲本城を
予約したPOCOA POCOの桟橋の前は、賑やかな船が停まって居たので岸壁に移動。
西宮と五カ所湾が母港という40フィートの「Mrs.X」さんと、居酒屋で一緒に夕食。
可愛いワンちゃんが2匹も乗船でした。
翌18日は30マイル程の、母港新西までの航行なので、のんびり朝食してから8.45の出港。
風も波も無く、太陽ばかりが照りつける大阪湾を6時間弱の航行で無事に帰港しました。
4泊4日の牟岐大島往復クルージングを、POCOA POCO艇有り難う。
また、同行の船長と調理担当のお二人ありがとうございました。
新西に帰って、艇の整理や、洗浄をしてからお仲間の「HARUNA」さんへ行くと、3年掛かりで太平洋をヨットで
一周した友人夫婦が居ました。
二人だけでの航海、どんなに大変か、どんなに楽しいか。
お話しや写真で、いろいろと羨ましい報告を貰いましたが、自分ではちょっと・・・・・。
白灯台と赤灯台の間を狙って、14.30に日和佐港に入港です。
日和佐は、2009年の朝ドラ「ウエルかめ」の舞台になった、うみがめが産卵にくる街。
日暮れまでには時間が有るので、街を散歩。でも人になかなか逢わない。
88ヶ所の薬王寺 日和佐城 怖い蛇責めの石
ヨットに帰ると、海上保安庁から4人の係官が来て臨検です。
もちろん危険物は乗せて無いし、船検や免許類も全て揃っているので20分程でパス。
それから、30分以上いろいろな海の話しをして貰いました。
牟岐大島の海中には凄く大きな「千年珊瑚」と言うのが有って、多くのダイバーが来るとか。
美波町の大浜海岸は、ウミガメの産卵場所です。昨夜も1頭が産卵したので、今夜も来るかも?
日和佐城の中腹に、緑のランプが点くと「亀が来た」それが赤に変わると「産卵が始まった」合図です。
街の人や観光客は、それをみて海岸に来るそうです。我々も今夜は・・・。
先ずは「ウミガメの博物館」で、亀、亀、亀。
この浜で産まれた亀は、1%が生き残って数十年後にここに戻って来て産卵しますが、よくまあここが判る事!
博物館から徒歩10分の「白い燈台ホテル」のお風呂に向かいます。
ホテルまでの道は、波と岩と花が綺麗です。
ホテルの展望風呂。
今夜も亀が産卵に来るかと待ちましたが来ませんでした。
翌朝はまた早いので、11時には就寝。
昼間はこんなに低かったのに、夜は潮が上ってこんなに高くなります。1メートルくらいかな?
天草では4メートルも上下しました。
浮き桟橋なら心配無くても、岸壁に着けるとこの潮の高低を予測して舫いロープの長さを決めます。