水郷巡り

ヨット仲間ばかり10人で、安土の西の湖へ水郷巡りに出掛けました。

 さあ、乗り込もう

船に乗り慣れては居るけど、屋形船には余り乗ってないなあ。

  

既に、昼食の「鶏のジュンジュン」がセットされていました。

船頭さんと案内さんの二人がお世話をしてくれます。

渇水時期ではあるけど、水深1メートルから2メートルの「西の湖」をスイスイ走ります。

本来のコースは、近江八幡の「八幡堀」まで行くらしいけど、渇水の為に行けないとのことで、

葦の中の広い所、狭い処をすいすいと進みます。

時代劇で、小舟に乗ってよく登場するのはここです。

葦と芦の違いを教えてくれました。

中が詰まっているのが芦、空洞になっているのが葦だそうです。

屋根に使うのは葦。

  

五百年くらい前の西の湖付近の地図と現在の地図。

当時の安土城は、湖岸に有ったが今は琵琶湖から数キロ離れています。

大中の湖と、小中の湖を干拓したので、安土城と琵琶湖の間に大きな陸が出来てしまったとのこと。

しかし、正確には埋めたのでは無く、堤防を作って琵琶湖の水を出してしまい

陸になっただけのことらしいです。

堤防を取り除けば、ふたつの湖はまた出現するけど、実際にはとても出来ないです。

 養殖筏

浅くて穏やかな湖を利用して「淡水真珠」の養殖が行われて居ます。

このイケチョウ貝を何万個も使っているそうです。

このカケラが、ビワマス釣りのルアーに丁度良いので、沢山の人がこれを削っています。

昼になったら、ジュンジュンに火をいれて、すき焼きを楽しみます。

ジュンジュンとはすき焼きの事で、鶏肉や鰻や牛肉のジュンジュンが有ります。

90分の水郷巡りを終えて、ずく近くの友人の別荘へお邪魔してコーヒータイム。

寝具さえ有れば20人以上が泊まれます。

五年前に建てられたログハウスは快適そのものです。

今日の水郷巡りでも、西の湖から見えました。

桟橋も有るので、ここから何度もカヌーを出して遊ばせて貰って居ます。


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