祇園祭が変わります
毎年7月17日に、32基の山鉾が都大路を巡行する「祇園祭」が、今年から大きく変わりそうです。
先ず今年は、23基の先祭り組の次に続いての後祭り組の9基は「大船鉾の唐櫃巡行」が復帰することになり、順序を大きく変えます。
そして、2.3年後の「大船鉾正式巡行」を期して、17日の神幸祭、24日の還幸祭の2回巡行に戻りそうです。
17日は、八坂神社から御神輿が御旅所にお出ましになるのをお迎えする「神幸祭」の巡行。
24日は、御神輿が八坂神社へお還りになるのお送りする「還幸祭」の巡行。
これが本来の祇園祭だったのですが、観光や警備の都合で昭和41年に17日に全ての山鉾が一緒に巡行なったのです。
観光客が増えるか減るか、粽やお守りの売り上げが増えるか減るかはどう有れ、お祭り本来のかたちをも守るべきでしょうね。
僕の所属する「八幡山」は、後祭りの仲間なので、いろいろと段取りが変わるかも知れません。
いよいよ本来の形式に戻るのですね。祇園祭だけはあまりの人出に遠慮していたのですが、片隅からでも雰囲気を味わいに出かけてみようかという気になりつつあります。