「信州小諸へ」その1
今年の梅雨はなかなか明けません。雨が長く続いています。
祇園祭も、本来なら24日が後祭の巡行本番ですが巡行中止の為空いてしまつたので
小諸の友人宅へお邪魔しに行きました。
大渋滞のなか、八時間を掛けて380キロ走って小諸に。
やはり先ずは小諸城へ。大手門から初体験の人力車で城内を巡ります。
大手門からスタートしたら、すぐにきつい上り坂。笑太さんすみませんねえ。
雨に濡れて、ひときわ綺麗な苔と、愛嬌たっぷりの車屋さん。
上を向いて歩こうの作詞者、永六輔さんは小諸の出身で幼い頃に毎日いじめられて
いつも小諸城に来て泣いていたらしい。そこから書かれたのがあの有名な歌詞だとは
初めて知りました。
小諸城についてもうひとつ珍しい話しを聞きました。
小諸市は日本中ではただひとつと言われる「城上町」なのです。
何処のお城も必ず高台に有るので、城下町です。
ところが、小諸に限り、お城が一番低い処に有るのでここは「城上町」になります。
もうひとつはお蕎麦の話し。
小諸城の城主「仙石家」は、国替えによって兵庫県の出石に移りましたが
慣れ親しんだ蕎麦を食べたいが為に、小諸から蕎麦を取り入れて栽培を始めた。
それが「出石蕎麦」のルーツだそうです。
友人が近いうちにオープンするカフェを視察。
小諸駅舎内の店舗は、完成間近で工事の進捗状況を
順を追って解説したりしてとても意気が上がっています。
ちょっとひと味違うお店を目指しているので、父子のアイデアがいっぱいです。
夕食は大改装完了済みの150年前の古民家で。
吞まない友人なので、心配してたけどビールはちゃんと冷えていました。
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