一夜明けて二日目の朝食も全て手造り。感謝感謝です。
いつもの朝食よりも3倍くらい有ります。この美味しい物量が後日後悔のネタに。
今日は、雨が降る中を、標高2000メートルの高峰高原へドライブ。
人も車も少ないのが嬉しい。
峠を越えて、東御市に下りると有名なチーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」が。
店舗の庭に有る可愛い実を付けたリンゴの木は、我々には珍しいものです。
大勢の人が並んで居て、とても食事は出来ないので、アイスクリームだけ食べて失礼。
それではやはり信州と言えばお蕎麦。
20分並んだ「草笛さん」は、シコシコと美味しいお蕎麦が山盛りでした。
並盛りなのに想像の四倍も有ったので、みんな苦労して食べました。
それから次は上田市の有名な飴屋さん「みすず飴」へ。
アンティークなお店は、老舗の雰囲気がそのままに。
何でも見たがり屋は、ギリギリまで動きます。
小諸市出身の画家や写真家の作品が、常設展と特別展として展示されています。
建物も作品も見事なもので、圧倒されました。
とうとう日が暮れて、夕食は小諸駅前の天ぷら屋さんで。
お昼のお蕎麦がこたえて、沢山のごちそうなのに完食出来ずに残念。
これらが影響して、帰京後は4キロのウエイトアップでした。
これは大事件です。
今年の梅雨はなかなか明けません。雨が長く続いています。
祇園祭も、本来なら24日が後祭の巡行本番ですが巡行中止の為空いてしまつたので
小諸の友人宅へお邪魔しに行きました。
大渋滞のなか、八時間を掛けて380キロ走って小諸に。
やはり先ずは小諸城へ。大手門から初体験の人力車で城内を巡ります。
大手門からスタートしたら、すぐにきつい上り坂。笑太さんすみませんねえ。
雨に濡れて、ひときわ綺麗な苔と、愛嬌たっぷりの車屋さん。
上を向いて歩こうの作詞者、永六輔さんは小諸の出身で幼い頃に毎日いじめられて
いつも小諸城に来て泣いていたらしい。そこから書かれたのがあの有名な歌詞だとは
初めて知りました。
小諸城についてもうひとつ珍しい話しを聞きました。
小諸市は日本中ではただひとつと言われる「城上町」なのです。
何処のお城も必ず高台に有るので、城下町です。
ところが、小諸に限り、お城が一番低い処に有るのでここは「城上町」になります。
もうひとつはお蕎麦の話し。
小諸城の城主「仙石家」は、国替えによって兵庫県の出石に移りましたが
慣れ親しんだ蕎麦を食べたいが為に、小諸から蕎麦を取り入れて栽培を始めた。
それが「出石蕎麦」のルーツだそうです。
友人が近いうちにオープンするカフェを視察。
小諸駅舎内の店舗は、完成間近で工事の進捗状況を
順を追って解説したりしてとても意気が上がっています。
ちょっとひと味違うお店を目指しているので、父子のアイデアがいっぱいです。
夕食は大改装完了済みの150年前の古民家で。
吞まない友人なので、心配してたけどビールはちゃんと冷えていました。