アーカイブ: 2020年7月28日

「信州小諸へ」その3

今回の小諸行きのメインテーマは、友人の古民家の障子張りです。

滞在中の三日間、少しずつ作業を進めて、最終日の午前中は最終仕上げです。

  

 ここは作業がしにくいなあ

歴史を物語る「かもい」の上は、障子が無かったので新たに張りました。

  

この六枚の他にあと四枚、合計10枚です。

  

張り替える部分を綺麗に洗って乾燥させます。

 

障子張りのプロが、裁断しています。

     

 

 

こうして張ってゆきます。

 

予定していた以上の部分の障子を張り替えた我々は、大満足で帰途に就きました。

Kさん父子、御馳走になりっぱなしですみませんでした。

障子の手間賃と諦めて下さい。


「信州小諸へ」その2

一夜明けて二日目の朝食も全て手造り。感謝感謝です。

いつもの朝食よりも3倍くらい有ります。この美味しい物量が後日後悔のネタに。

 小諸の街が一望です

今日は、雨が降る中を、標高2000メートルの高峰高原へドライブ。

人も車も少ないのが嬉しい。

頂上に有る温泉宿。今日は素通りです。

メルヘンチックな山羊小屋。

峠を越えて、東御市に下りると有名なチーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」が。

店舗の庭に有る可愛い実を付けたリンゴの木は、我々には珍しいものです。

大勢の人が並んで居て、とても食事は出来ないので、アイスクリームだけ食べて失礼。

それではやはり信州と言えばお蕎麦。

20分並んだ「草笛さん」は、シコシコと美味しいお蕎麦が山盛りでした。

並盛りなのに想像の四倍も有ったので、みんな苦労して食べました。

それから次は上田市の有名な飴屋さん「みすず飴」へ。

沢山の人の中でお土産を買って、画像はこの一枚。

アンティークなお店は、老舗の雰囲気がそのままに。

  小諸市高原美術館

何でも見たがり屋は、ギリギリまで動きます。

小諸市出身の画家や写真家の作品が、常設展と特別展として展示されています。

建物も作品も見事なもので、圧倒されました。

とうとう日が暮れて、夕食は小諸駅前の天ぷら屋さんで。

お昼のお蕎麦がこたえて、沢山のごちそうなのに完食出来ずに残念。

これらが影響して、帰京後は4キロのウエイトアップでした。

これは大事件です。


「信州小諸へ」その1

今年の梅雨はなかなか明けません。雨が長く続いています。

祇園祭も、本来なら24日が後祭の巡行本番ですが巡行中止の為空いてしまつたので

小諸の友人宅へお邪魔しに行きました。

 

大渋滞のなか、八時間を掛けて380キロ走って小諸に。

やはり先ずは小諸城へ。大手門から初体験の人力車で城内を巡ります。

   喜楽屋笑太さん

大手門からスタートしたら、すぐにきつい上り坂。笑太さんすみませんねえ。

雨に濡れて、ひときわ綺麗な苔と、愛嬌たっぷりの車屋さん。

上を向いて歩こうの作詞者、永六輔さんは小諸の出身で幼い頃に毎日いじめられて

いつも小諸城に来て泣いていたらしい。そこから書かれたのがあの有名な歌詞だとは

初めて知りました。

小諸城についてもうひとつ珍しい話しを聞きました。

小諸市は日本中ではただひとつと言われる「城上町」なのです。

何処のお城も必ず高台に有るので、城下町です。

ところが、小諸に限り、お城が一番低い処に有るのでここは「城上町」になります。

もうひとつはお蕎麦の話し。

小諸城の城主「仙石家」は、国替えによって兵庫県の出石に移りましたが

慣れ親しんだ蕎麦を食べたいが為に、小諸から蕎麦を取り入れて栽培を始めた。

それが「出石蕎麦」のルーツだそうです。

 

友人が近いうちにオープンするカフェを視察。

  

小諸駅舎内の店舗は、完成間近で工事の進捗状況を

順を追って解説したりしてとても意気が上がっています。

ちょっとひと味違うお店を目指しているので、父子のアイデアがいっぱいです。

       超豪華な夕食で、大きく食べ過ぎです。

夕食は大改装完了済みの150年前の古民家で。

吞まない友人なので、心配してたけどビールはちゃんと冷えていました。