カテゴリー: 鑑賞

ルーブル展

京セラ美術館の「ルーブル展」に行ってきました。

 

友人から「ルーブル展のチケットが有るから行こう」とのお誘い。

例によって、断らない性格なので出掛けましたが、休館日です。

野村證券グループの、特別招待日でした。

ルーブルまで行かないと見られない逸品が、京都で観られます。

悲しいエピソードの油絵の数々

100点以上は有ったから、運搬や保管は、さぞかし大変であろうと思われます。

 

神話や宗教にまつわる題材の絵が殆どで、暗い残酷な画材も多いのに

決して沈んだ気持ちにはなりませんでした。

コピー物は沢山売っていて、皆さん買っていました。

僕は、パンフレットだけで満足。

立派なパンフレットと、お菓子のお土産付きです。


南画院展

  

家内の友人が審査員を務める「日本南画院展」に、今年も行きました。

水墨だけで、よくまああんなに素晴らしい絵が描けるものです。

毎年の事ですが、字も絵も居たって苦手な僕にとっては、魔法を見て居るようです。


親鸞展

国立博物館の「親鸞展」に行ってきました。

浄土真宗・真宗大谷派の檀家としては是非とも行っておかなくては。

800年前から400年くらい前の、経典、掛け軸、仏像をよくまああれだけ集めたものだと!!!

日本各地から出品されて居ました。

日本には、こんなにも多くの貴重なものが存在していると、改めて感心しました。

これらをこの先何年も維持してゆかなくては。

オーギュスト・ロダンの「考える人」

考えると言うより、地獄に落ちた人達を眺めて居るとか?

国博には何度も来ているけど「考える人」は素通りしていたので、今日はじっくりと拝見しました。

 


「笙」の奉納演奏

雅楽器の「」を演奏する友人の仲摩喜豫子さんが、各地の神社で演奏を奉納していると

どんどん上達してゆくようなので、八幡さんのお社でも奉納したいとやってきました。

御近所の人達が、珍しい「笙」を聴きたいと集まられました。

酒胡子」を演奏

長短17本の竹に小さな穴が開けてあります

「笙」を間近でみて、触らせて貰いました。

演奏の前と後には温めるらしいです

譜面       保温器

仲摩さん、ますますの上達を楽しみにしています。


作品展

 今年も目を見張る作品がいっぱいでした

例年この時期に開催される「京都伝統工芸大学」の、卒業、修了作品展に行って来ました。

 

染色部門は、思い切り手間を掛けた手書き友禅ばかりです。

 これはアイデア賞(独断)

漆工芸品            木工の猫とねずみ

手間をかけた木工

重厚な簞笥     長火鉢       衝立

 

複雑な切り込みが多い椅子と小物入れ     贅沢なチェス盤

黒谷和紙製の「源氏物語」の、緻密な作品

贅沢なかんざし

チタンや純銀を使った、金属工芸品

  

オール竹製の、大きな鶴           竹の衝立

  竹細工の基本

オール竹製の帆船  細かい仕事です

竹時計           アップで

 

友禅の屏風には、英語らしき楽譜が!

出口では、木彫りの大きな亀さんがお見送り。

毎年思いますが、パソコンやスマホ、ゲームに明け暮れる若者ばかりかと思いきや、

時間や手間を惜しまずに、このような芸術品の製作に没頭してくれてる人達が

居るのが嬉しいです。


新選組展

 

文化博物館で開催中の「新選組展」に行ってきました。

近藤勇、土方歳三、沖田総司には大変興味が有ります。

流石に新選組、こんなにも多くの資料が現存しているとは!

新撰組は、忠臣蔵、国定忠治、清水の次郎長と共に、大好きなジャンルです。

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泉屋博古館の板谷波山展

 

いつもの「泉屋博古館」から、招待券が来たので「板屋波山展」に出掛け増した。

向かいに有る「三井庭園」の模型

庭園は今日も、ピシッと手入れされています。

 

たくさんの人や博物館から出品協力がされています。

板屋波山と言う名前さえ知らなかったけど、ずいぶんと著名な人達が購入しているようです。

普通の焼き物では無く、色や柄を着けた後に、釉薬でつや消しをしてあるので、じつに柔らかな発色が出ている。

大変な苦労をしてその正法に辿り着いたとか。

芸術家にはありがちだが、この人も制作中は経済的には恵まれなかったらしい。

死して名を残す。

 

 


紫舟展

 

書家紫舟さんが、久しぶりに関西で個展。

  

8月24日の家内の誕生日に、特製のマグカップを贈ってくれました。

  

家内と一緒に守口市の京阪百貨店へ。奈良と岸和田の友人も一緒。

  

デパートの販売企画としての個展なので、価格が出て居り、購入客が次々に現れます。

60万から数百万くらいまでの作品がズラリ。

  古板への彫り込みも初めての試み

今回は「銀箔、硫黄、墨」を使って、燃やすことによって出る不思議な色と模様の作品が初お目見え。

  お買い上げ品にサイン

会場に居る紫舟さんは、解説に忙しい。

 個展の様子が、読売新聞に紹介されてました。

紫舟さんが「萬木さん写真を撮りましょう」と言ってくれたので、同行4人と一緒に。

忙しそうだから、遠慮していたのが判ったみたい。

  

いろいろな方面に活躍中の紫舟さん

  とうとう「お買い上げ」が決まり

同行の彼女が突然「萬木さん、私これを買いたいの」

えーーっ、ホンマかいな!!!

  早速サインをして貰って居ます。

最近無くなったお母さんの好きな「静寂」の「寂」を飾ってお母さんを偲ぶのだと言ってました。

僕が買ったのは「紫舟マスク」2セット

買ってないけど、指さしてます。


河内長野の霊地

国立博物館の「金剛寺と観心寺」が、11日で終わるので、駆け込みで行ってきました。

河内長野のお寺の宝物と聞いて「そんなところに沢山の宝物があるのかなあ」と心配しながら行きました。

何の何の、凄い物がふんだんに有りました。

南北朝時代は、天皇が度々訪れたとか、楠正茂がも南朝の拠点にしていたとか!

地方の二つのお寺だけの物とは信じられないくらいの、仏像、書画、仏具、甲冑が見られました。

それらの宝物が有る事を知った、博物館が大調査を行ったようで、その成果を披露するかたちで有ったようです。

観心寺、金剛寺ともに、そんなに大きなお寺では無いのに

なかなか由緒有る歴史を経てきたようです。


兵馬俑展

西安の町まではとても行けないので、この機会に絶対と思って前売りチケットを買っておきました。

兵馬俑展は凄いです。

  これはレプリカ

京セラ美術館に中国がやってきました。

みんな本物が運ばれてきました。

こんなに凄いのが、2200年前に何千体も造られたとは!

皇帝の墓に無理に殉死させられていたの人達が、この人形のおかげで殉死が廃止されたのだから

一層親しみを覚えます。

  

京セラ美術館は、とても手入れが行き届いています。

僕の大文字山もすぐ近くに望めます。


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