虎の威
「虎の威を借る狐」という諺が有ります。
おぼろげに「自分は強く無いのに、強い者の力を借りて威張る」と理解していました。
これについて、詳しい語源を発見して「なるほど」と感心しました。
ある日虎に捕らえられて、食べられそうな狐が「私は天帝から、百獣の長になるように命ぜられたのだ。その証拠に、私の後ろをついてきてきなさい」
そう言われて、虎は狐の後ろをついて行く。
虎と狐が並んで進むと、廻りの動物たちは、狐の後ろの虎を見て、みんな恐れて逃げて行きます。
虎は、狐の威光が凄いのだと勘違いしました。まさか、自分の姿を見てみんなが逃げて居るのとは思わずに。
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