大正ロマンチシズム
創業85年にもなる、友人の呉服店が集められた貴重な着物のコレクションの、3回目の展示が行われました。
会場は、中之島中央公会堂。とても由緒有る建物は、珍しい着物の披露会場としてはうってつけです。
現会長が呉服店「はりよし」営業の傍ら、目に付いた着物の中で、特に保存状態の良い物を何年も掛かって集められたそうです。
いずれも創られてから数十年から100年以上経過した物ばかりで、呉服に携わる自分も、貴重の度合いが判ります。
およそ140点ほどの珍しい貴重な着物と帯が目の前で見られます。
本加賀留袖(木村雨山作) 絽の訪問着 小袖(江戸時代)
羽田登喜男作 珍しい図案(男児用) 全く同じ図案の、留袖、振袖、訪問着
初代龍村平蔵の袋帯 同じ図案で色留と訪問着
この他にも、まだまだ保管されて居るそうで、社長を引き継いだ息子さん主宰の第4回、第5回の開催が楽しみです。
息子の社長を残して、友人の会長と早めに会場を出て、一緒に酒盛りに出かけました。
その途中「大阪証券取引所」の前で「五代友厚」の銅像に逢いました。
現在の連続テレビ小説「あさが来た」で、重要な役どころで出て来る人です。
流石に大阪商人の恩人、大事にされていました。
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