細見美術館
細見美術館の「私の1枚」に行ってきました。
過去100年以上前からの、写真家の貴重な1枚を拝見できました。
写真とは、そこに有る物を写すだけだとは思いますが、いろいろなシュチエーションが有るので、なかなか大変なようです。
現在ではとても再現出来ない画像が101枚、見応えが有りました。
また、関連解説として、写真技術の変遷の解説も有り、これにも感心させられました。
1850年ころからの「鶏卵紙写真」1870年からの「乾板写真」
1900年代に入って、臭化銀と塩化銀を使った「ゼラチンシルバープリント写真」と「発光現像式印画」が出現したこと。
1945年には既に「ダイトランスファープリント」が発明されて、現在のプリンターに採用されている「マゼンタ、シアン、イエロー」の色分類も出来て居たとは・・・。
どちらかと いえば、貴重な画像よりも、この写真技術の進歩過程に興味が湧きました。
トラックバックURL