大津祭の宵山にお邪魔した「月宮殿山」さんのお隣に洒落た威厳の有る建物が見えたので
そっと近づいたら「どうぞお入り下さい」と、優しいお声がけ。
そのままスーッと入ったら、何と教会でした。大津聖マリア協会。
最初の活動は130年前から始まったそうで、この教会が建てられたのは1932年。
ピカピカ光る、木部がとても綺麗です。なるほど、何度も改装を重ねているそうです。
信徒では無いけれど、気軽に招き入れて貰ったので一応祭壇に一礼してから
ゆっくりと見学させて貰いました。撮影もOKとの事でした。
外の光が当たらない夜は寂しい。明るい昼間の写真を見せて貰いました。
一階では、200円でコーヒーとケーキを出して頂いて暫し休憩。
月宮殿山が、お隣。
大津港マリーナで、HOI HOYのキャビンを、整理、掃除してから
巡行を観に街へ出ました。
丁度、全13基の曳き山が電車道に出るところへ間に合いました。
唯一の籤取らず「西行桜狸山」を先頭に、次々に左へ90°辻回しして、坂を登って行きます。
祇園祭の鉾より小振りで、輪なので、クルリと簡単に回ります。
西王母山 神宮皇后山 猩々山
このような「からくり」は、全山に有るので、巡行中には約20カ所くらいで披露します。
これを「所望」(しょもん)と、呼んで、所望を披露する度に観衆から拍手が贈られます。
因みに祇園祭で、からくりを披露するのは「蟷螂山」だけ。
それも、このように複雑な物では無く、カマキリの鎌と羽根が上下に動くだけ。
このあと、17時30分まで巡行は続いていました。
みなさん、お疲れ様でした。