南禅寺界隈は、何年間もの間散策して居るので「野村美術館」の前は何度も通過して居ました。
しかし、なかなか入る機会が無くて気になっていましたが、やっと思い切って出掛けました。
南禅寺のお膝元だけ有って、落ち着いた和風の玄関です。
茶道とお能に傾倒した野村證券の創業者「野村得庵」氏が収集した1900点もの美術品
を展示する為に40年前に創設された美術館。
しかし、期間限定の開館なので自由には入れない。
丁度この日は「茶入」に限定しての開催。
宋の国からのもの、国内のもの、塗り物などがキチッと分類して展示されて居ます。
解説員は友人のMさんで、贅沢な鑑賞をさせて貰いました。ありがとうございました。
ふたりで、おうすも頂きました。
小堀遠州とか、小川治兵衛の手がけた名だたる庭園を有する30もの別荘は
手間と時間とお金をふんだんに使って居るので、我々には途方も無い贅沢なお屋敷です。
余りにも桁外れなので、羨ましいと思う事さえ出ません。
主な処は 怡園 洛翠 旧寺村助右衛門邸 智水庵 清流亭 清風荘
旧上田秋成邸 碧雲荘 無鄰菴 有芳園 流響院 何有荘 真々庵 對龍山荘
僕はこの中の、四庭園に入っていました。(太字)
{旧}の文字付きは、現在は料亭なので食事に行けば入れますが、幾ら掛かるやら?。
帰途は、それらの別荘の合間を散策して小さな自宅に帰りました。