アーカイブ: 2024年10月1日

野村美術館

南禅寺界隈は、何年間もの間散策して居るので「野村美術館」の前は何度も通過して居ました。

しかし、なかなか入る機会が無くて気になっていましたが、やっと思い切って出掛けました。

  得庵氏扮する「弁慶」

南禅寺のお膝元だけ有って、落ち着いた和風の玄関です。

茶道とお能に傾倒した野村證券の創業者「野村得庵」氏が収集した1900点もの美術品

を展示する為に40年前に創設された美術館。

しかし、期間限定の開館なので自由には入れない。

丁度この日は「茶入」に限定しての開催。

宋の国からのもの、国内のもの、塗り物などがキチッと分類して展示されて居ます。

解説員は友人のMさんで、贅沢な鑑賞をさせて貰いました。ありがとうございました。

 Mさんのお見送りを受けて

ふたりで、おうすも頂きました。

隣接する「碧雲荘」の玄関。ここも野村證券の別荘。

小堀遠州とか、小川治兵衛の手がけた名だたる庭園を有する30もの別荘は

手間と時間とお金をふんだんに使って居るので、我々には途方も無い贅沢なお屋敷です。

余りにも桁外れなので、羨ましいと思う事さえ出ません。

主な処は  怡園  洛翠  旧寺村助右衛門邸  智水庵  清流亭 清風荘

旧上田秋成邸  碧雲荘  無鄰菴  有芳園  流響院  何有荘  真々庵  對龍山荘

僕はこの中の、四庭園に入っていました。(太字)

{旧}の文字付きは、現在は料亭なので食事に行けば入れますが、幾ら掛かるやら?。

帰途は、それらの別荘の合間を散策して小さな自宅に帰りました。