カテゴリー: 鑑賞

東福寺展

国立博物館の「東福寺展」に出掛けました。

東福寺には何度もお参りしていますが、こんなにも沢山の宝物が保管されて居たとは!

東大寺の「東」と、興福寺の「福」にあやかって、19年も掛けて1255年に竣工した名刹です。

「円爾」(えんに)と言う僧が初代の住職で有ったそうですが、今回始めて聞く名前でした。

 

消失した、かっての御本尊「釈迦如来坐像」の手と蓮の花弁の一部。

大変な大きさで有ったと思われます。

帰途に見えた看板は、来春に催される「雪舟展」

また来ます。

 


洛趣会

洛趣会のチケットを貰ったので、佛光寺さんへ出掛けました。

 

京都の有名老舗が一堂に集まって、自慢の工芸品、食品を展示します。

昭和3年から続いて、今回で86回目の開催とはみごとです。

それに「お売りしません、お褒め下さい」という会だとは、これまた凄い。

  

いつもは、ここでお参りしますが、今日は奥の奥まで入れます。

瓢亭       西河            とらや

 

宮井           ゑり善

  お沫茶とお菓子も

伊東久重

岡重              豆政

 

いづう       宮脇売扇庵      田中弥

  

伊と忠          辻留

 

訪問着や付下げを着た御婦人が、沢山来られています。

これらの老舗の、素晴らしい作品がいつまででも続きますように。

 

広い仏光寺さんの、奥の方はいつもは入れませんが、この日は貴重な部分を拝見出来ました。


若冲と応挙展

  

相国寺の承天閣美術館へ「若冲と応挙展」を観にゆきました。

館の入り口からして、その立派さに驚かされます。

常設展示も凄いし、特に若冲の作品はふんだんに揃っています。

若冲とは、大変深い繋がりを持つ相国寺ですから合点がゆきます。

金閣寺、銀閣寺を擁するだけに、余裕の予算なのか、広い素晴らしい庭園が。

お土産は若冲のクッキーです。


「第一美術館ー京都展」

友人が、第一美術京都展の審査員をしているので、展覧会に行って来ました。

いつもの様に、ハイレベルの作品がいっぱい。

「モロッコ」を画材にした、友人の作品も出て居ました。

会場で、珍しい作品に出合いました。

「アクリルアート」と言う、新しい表現方法です。

最初、どうして描いて居るのかを自分で考えましたが、どうしても判らないので尋ねたら

詳しく説明して貰えました。

コロナの為に、世界中で皆がお世話になっている「パーティーション」に使われるアクリル板を

鉄筆でキズ付けて描きます。目の前でやって見せてくれました。

少し削ると黒っぽくなり、多く削ると白くなる。

気の遠くなるような時間と手間を掛けて出来上がっているそうです。

8年くらい前から始まったばかりの技術で、これだけの作品がで来て居る事に驚きました。

がんばって下さい。

 

 


ルーブル展

京セラ美術館の「ルーブル展」に行ってきました。

 

友人から「ルーブル展のチケットが有るから行こう」とのお誘い。

例によって、断らない性格なので出掛けましたが、休館日です。

野村證券グループの、特別招待日でした。

ルーブルまで行かないと見られない逸品が、京都で観られます。

悲しいエピソードの油絵の数々

100点以上は有ったから、運搬や保管は、さぞかし大変であろうと思われます。

 

神話や宗教にまつわる題材の絵が殆どで、暗い残酷な画材も多いのに

決して沈んだ気持ちにはなりませんでした。

コピー物は沢山売っていて、皆さん買っていました。

僕は、パンフレットだけで満足。

立派なパンフレットと、お菓子のお土産付きです。


南画院展

  

家内の友人が審査員を務める「日本南画院展」に、今年も行きました。

水墨だけで、よくまああんなに素晴らしい絵が描けるものです。

毎年の事ですが、字も絵も居たって苦手な僕にとっては、魔法を見て居るようです。


親鸞展

国立博物館の「親鸞展」に行ってきました。

浄土真宗・真宗大谷派の檀家としては是非とも行っておかなくては。

800年前から400年くらい前の、経典、掛け軸、仏像をよくまああれだけ集めたものだと!!!

日本各地から出品されて居ました。

日本には、こんなにも多くの貴重なものが存在していると、改めて感心しました。

これらをこの先何年も維持してゆかなくては。

オーギュスト・ロダンの「考える人」

考えると言うより、地獄に落ちた人達を眺めて居るとか?

国博には何度も来ているけど「考える人」は素通りしていたので、今日はじっくりと拝見しました。

 


「笙」の奉納演奏

雅楽器の「」を演奏する友人の仲摩喜豫子さんが、各地の神社で演奏を奉納していると

どんどん上達してゆくようなので、八幡さんのお社でも奉納したいとやってきました。

御近所の人達が、珍しい「笙」を聴きたいと集まられました。

酒胡子」を演奏

長短17本の竹に小さな穴が開けてあります

「笙」を間近でみて、触らせて貰いました。

演奏の前と後には温めるらしいです

譜面       保温器

仲摩さん、ますますの上達を楽しみにしています。


作品展

 今年も目を見張る作品がいっぱいでした

例年この時期に開催される「京都伝統工芸大学」の、卒業、修了作品展に行って来ました。

 

染色部門は、思い切り手間を掛けた手書き友禅ばかりです。

 これはアイデア賞(独断)

漆工芸品            木工の猫とねずみ

手間をかけた木工

重厚な簞笥     長火鉢       衝立

 

複雑な切り込みが多い椅子と小物入れ     贅沢なチェス盤

黒谷和紙製の「源氏物語」の、緻密な作品

贅沢なかんざし

チタンや純銀を使った、金属工芸品

  

オール竹製の、大きな鶴           竹の衝立

  竹細工の基本

オール竹製の帆船  細かい仕事です

竹時計           アップで

 

友禅の屏風には、英語らしき楽譜が!

出口では、木彫りの大きな亀さんがお見送り。

毎年思いますが、パソコンやスマホ、ゲームに明け暮れる若者ばかりかと思いきや、

時間や手間を惜しまずに、このような芸術品の製作に没頭してくれてる人達が

居るのが嬉しいです。


新選組展

 

文化博物館で開催中の「新選組展」に行ってきました。

近藤勇、土方歳三、沖田総司には大変興味が有ります。

流石に新選組、こんなにも多くの資料が現存しているとは!

新撰組は、忠臣蔵、国定忠治、清水の次郎長と共に、大好きなジャンルです。

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