かつては、瀬戸内海、四国、九州、屋久島をクルージングして廻った
HR-34のPOCOA POCOに、その時のメンバーが5人集まって
琵琶湖クルージングに出掛けました。
玄海灘、周防灘、豊後水道、大隅海峡の荒波でも安心て乗って居られたHR。
それが海から琵琶湖に来てしまってからは、余り乗せて貰って無かったのですが、
久し振りで、同じメンバーで乗ろうかとなって、5人が揃いました。
もちろんあの頃と同じく、泊まりは艇内です。
あの頃は1週間も、2週間もの長い間ずっと艇で泊まっていました。
何とか大津港前の藻の大群をクリアしてホッとしてたら、ヤマハ沖でまた藻が・・。
前進、後進を繰り返して、1時間のロス。琵琶湖大橋までに2時間以上費やしました。
しかし、和邇沖ではとうとう2500回転で4knotしか出無い。
このままでは、長浜着が日暮れになるので、僕が思いきって潜りました。
ウエットスーツを何で持って行ったのかなあ。持参しなければ、潜らなくても良かったのに。
波と流れに阻まれて、50分掛かってやっと、プロペラの藻を取り除けました。
しかし、風と波がドンドンあがる。
沖島のブランケを抜けたら、11時方向(北西)からの強烈な風と波。
さすがのHRも、ジャンプを繰り返すし、スプレーがドジャーを越える。
とうとう、艇速は2knotに。
目的港は長浜を諦めて彦根に変えたけど、その彦根さえ日没になってしまいそう。
彦根港も、入り口近くにはエリが幾つも有るので怖い。
オーナーと相談して「沖島に引き返そう」となりました。
大波の中でゆっくりとUターンして、沖島へ。
5時の方向から押されながら30分、やっと沖島港に入れました。
予約してないので、とにかく遠慮して漁港の入り口に着ける。
それから漁協へ行って交渉したら、係留料1000円を支払って無事に許可。
ついでに、今夜のお風呂と、明日の朝食と昼弁当も交渉。
沖島婦人会の皆さんが快く引き受けてくれてひと安心。
長浜に入港して、買い物羽沢山する予定だったから、大助かり。
とにかく安心しての夕食は、特上ソーセージ入りのカレーをゆっくり頂く。
れから民宿「湖心」(ここ)に行ってお風呂を500円で。
何とここの女将さんは若い女性。
「街おこし何とか」の団体から派遣されて、この民宿を切り盛りしているとか。
風呂は一人しか入れないので、その間ずっと話し相手になってくれて、いろいろな話しが出来ました。
1時間掛かって、皆がお風呂を終えたら、夜の島内を散歩。
何十回も上陸したけど、泊まるのは初めてです。
なかなか雰囲気の有る島です。
ヨットに戻ったら、年寄りヨットマンはすぐに眠くなり、10時には みんなぐっすりでした。