これまでヨットクルージングを、何度もさせて貰って、大変助かったのは「潮流表」と「潮汐表」です。
雑誌「kazi」に、毎月掲載されて居るので、それを持参します。
これによって、流れの速い瀬戸を通過する時刻を決められます。
これを合わさないと、艇速6knotほどしか出ないヨットは、6knot7knotの逆潮に押されて進めません。
また後ろからの連れ潮でも、あまりに速いと舵が利かないので、これも検討します。
また潮汐表は、干潮満潮の高さの差が判ります。
桟橋に繋いだヨットは、干満の差を見て、舫いロープの長さを調整します。
最近は、これらが全てスマホで見られるので、とても楽にはなりました。
この他に「GPS」とか「Cmap」とかのナビゲーションシステムで、自艇の位置と、航行水域の地図と水深を調べます。
また、レーダーや「AIS」なる便利な計器は、自艇の位置と障害物をいつも知らせてくれます。
「AIS」は、衝突の危険な本船が近づくと、警告音を発してくれます。
いつもお世話になる「POCOA POCO」には、これらの計器や、詳細なチャート(海図)が完備なので、実に安心です。