昨年の今頃、ラジオで蛍の名所として「フロイデン八千代」を紹介してたので、それを思い出して行ってきました。
兵庫県西脇市から、北西に30分程行ったところの「多可町」は、昭和22年に「としよりの日」を設定したとか。
それが日本の祝日「敬老の日」に繋がったので、こんな石碑が。
多可町には、人々の信仰を集める「化け椿」も有りました。
本命のフロイデンには、明るい間に着いたので、20キロほど北に有る「蛍の名所清水地区」へ先に向かいました。
7時半くらいに着いて、8時まで待ったが1匹の蛍も飛ばないし、見物客も一人も居ない。
せっかくこんなに遠くまで来たのにと思いながら、いよいよ「フロイデン八千代」に着いたのは、8時30分頃です。
良かった。良かった。遠路出かけた甲斐が有りました。
暗い川岸の1.5キロくらいに、何百?何千?もの蛍が乱舞です。
駐車場も沢山の車が有り、川岸にも人がいっぱい。
蛍は観たいが、人とぶつからないように前も見なくては。
約一時間もの間、歩いたり停まったりしてポッポッと光る無数の蛍を堪能しました。
七十年の人生で、これだけの数の蛍を観たのは初めてです。
滋賀県の安曇川に住んでいた5.6歳の頃、家の近くで飛ぶ蛍を観た、あの思い出が浮かんできます。
大満足はしたけど、惜しむらくは、カメラの技量がおぼつかなくて、全く撮影出来なかった事です。
西脇市内のホテルに入ったのは10時半頃。バタンキュー。
翌日は、約束していた宝塚の鷲林寺へお参りに。
うちの母親が大事にしていた「お大師さんの像」が、ここに預けて有るので年に一度は参ります。
行ってみてびっくり。うちの「お大師さん」が、一部屋を貰って特別に安置されて居るのです。
昨年は、多くの仏さんと一緒におかれて居たのに・・。
この小さな部屋は、さながら萬木家の仏さんの部屋になっていました。
「お大師さん」ここでゆっくり落ち着いて下さい。