小豆の島ふるさと村を、9日の5.30出港。讃岐富士が左に見える頃、正面には備讃瀬戸大橋も見えてきます。
次は、潮の難所「宮の窪瀬戸」ですが、これも潮を合わせれば難なく通過。
潮が合わないと大変、連れ潮でも逆潮でも、怖いめに遭います。
途中で、アリランレースからの帰り回航と思われる「NOFUZO」とスライド。有名なレーサー艇です。
お揃いのカッパを着た若そうなクルーが4.5人、逆潮でビシッと動いて居ました。
12時間の、のんびり航海で17時に御手洗港に入港。12時間で、80マイルの航行。
この巡行船の横へ着けさせてもらいました。
お隣は、ドイツを6年前に出港して、世界中を廻っている御夫婦のヨット「SuAn」
まだこれから、数年間の航海をされるらしい。
贅沢と言うか、よくやると言うか、とにかく自分には考えられない。
夕食は、やはり釜飯とハンバーグと、厚揚げ、目玉焼き。僕が造ると野菜が無い。
10日は、5.20に御手洗港を出港。綺麗な日の出を後ろにして、一路別府へ。
本来なら三机か宇和島に向かう予定が、台風の襲来で別府で台風を迎える事に。
別府は、しっかりしたマリーナで、信頼できる友人も居てくれるので安心です。
昼食はパンにハムステーキとスクランブルエッグとバナナ。
味噌汁には、ふるさと村で収穫したワカメを入れて、形だけの野菜のキューリ添え。
伊予灘が荒れたら、山口側を舐めるように走れと言われて居ましたが、穏やかなので直線コースを取ったにも関わらず
航行距離が多くて、19.20に別府入港。すっかり暗くなってしまいました。
14時間で、100マイルの航行。ちなみに、POCOA POCOは殆どエンジンが2200回転で、6ノット航行。
別府のヨット屋さんが「POCOA POCOは、廻航屋みたいな走り方ですね」
これは、きっと褒められたのだろう。