知り合いの人が「ゴスペル」を唄うと言う事で出かけてきました。
13人の女性が楽しそうに大きく唄ってくれるので、聴いて居て嬉しくなりました。
いつもコンサートに行って思うのですが、演奏者が楽しんで居ないと聴衆も楽しく無いのです。
指揮者も唄いましたが、頭、衣服、靴、スカート?アクション、この人の全てが珍しい。
帰りにチャリを漕いで居たら「下御霊会のお祭りの行列」に遭遇。
チャリを飛ばして、前に廻ったり後ろに廻ったりして、初めての行列を楽しみました。
日頃は拝めない「秘仏」が、この時期だけ御開帳と言う事で「善水寺」へ出かけました。
この紐が、極楽へ続いて居るのかなあ。
読経が二十分ほど有り、その後三十分以上の間、いろいろな解説を懇切丁寧にして貰えました。
七百年も経っているのに本堂は、がっしり。
檜皮葺だけは、50年くらいで葺き替えとか?そろそろその時期なので、御寄付を!!!
庭の手入れが行き届いています。
京の都の朝廷に捧げて喜ばれたと言われる「百伝の水」は、こうしてみんなに配られます。
大池寺の登り口には「摩崖佛不動明王尊」今にも落ちて来そうな大岩の傍にお堂が有りました。
甲賀三大佛にも、是非御挨拶しなければ。
大池寺は、仏様は勿論、建物も庭もとても手入れが行き届いていて、しかも広いので驚き。
本堂では、住職の丁寧な解説が有りました。
これが大池寺自慢の「蓬莱庭園」 丁度拝観客が少なくて雰囲気は満点。
琵琶湖を模した枯山水。沖の島、多景島、竹生島も有りました。
続いて二つ目の大佛様は「十楽寺」
5時になったので閉まっているかと思ってたけど、住職の奥様に丁寧に解説して貰って感謝。
ここは敷地が狭く、住職御夫婦で静かにお寺を護って居られる感じ。
とうとうここで時間切れ。残った楽野寺の大佛様との御対面は、また後日になりました。
甲賀郡の静かな村で「カチン染め」の着物を描いている先生の個展を訪問しました。
このような落ち着きの有る着物は、このように落ち着いた環境でしか描けないと言われるのもしかり。
帰りに、すぐ傍の「甲賀流忍者屋敷」へ。元禄年間に建てられた、ホントの忍者屋敷は、カラクリがいっぱいでした。
襖の裏の落とし穴 回転扉 覗き窓
仕込み煙管 仕込み鉄砲 仕込み杖
真ん中に足を入れ、上の下駄で漕いで水上を進む「水蜘蛛」
追いすがる敵を困らせる捲き菱は、鉄ではなく植物の菱
江戸の泰平の世に、こんなにも賊に対した仕掛けを準備していたとは?
おそらく、一度も襲われたことは無かったのでは?