何年も前から行きたいと思って居た「久多の友禅菊」を見にやっと行きました。
その昔、ここでバスを降りて、一時間歩いてスキー場に行きました。
京都の北山深山の久多へは、花脊からのルートと大原から梅の木経由ルートが有ります。
引き返すのは面白く無いので、花脊から行って、大原へ帰るコースにしました。
静市から鞍馬に行き花脊を過ぎると、流石に深山です。でもここは京都市左京区。
花脊交流の森は、大盛況でした。
久多友禅菊の里。
自宅から42キロと出て居たのだが、なんと3時間近く掛かってやっと到着。
何度ハンドルを切ったことか。紅葉マーク付きなのにーーーー。
駐車場には20台くらいしか停まって無いので、菊畑も静かです。
風が吹くと、揺れる菊が生きているようです。
この友禅菊が無ければ、久多の集落には来ることも無いし、名前も知らなかったかも?
村の人達の苦労に拍手です。
村の駐車場には、収納箱が有って「500円を入れて菊の花を一束お持ち帰り下さい」
久多の人達のなかなかしゃれたアイデアです。
我が家の仏壇と花瓶とに生けて有ります。
ここ久多では毎年8月23日に「松揚げ祭」が行われますが、今年は中止のようです。
これも前から狙っては居ましたが、この距離ではちょっと二の足を踏みます。
久多の村はずれの「志古渕神社」にお参りしてから、軒下を借りました。
素麺つゆを忘れてがっかりしたけど、近くの民家にお願いしたら快く恵んで貰えました。
つゆ無し素麺は食べられたものでは有りません。足立さん、ありがとうございました。
何でも知りたがり、見たがりの僕はまた出かけて来そうです。
久多からはやはり、深い山道を東に東に。
やっと朽木村へ。ここも河原に凄い人が。
僕の目的は「天然鮎」いつもの谷口さんから、10匹分けて貰いました。
この半本を買ったら「これで今日は終わりです」と言って、表には「売り切れ」の看板が!!!
しかし、しかし、いろいろな鯖寿司を食べた僕にはこれは???
やはり一番は「花折」の6500円。高いけど旨い。
それと、安い安い近所の西友とフレスコの鯖寿司もとても旨いです。
いよいよ本日のメイン「亀岡城」です。
元は亀山城だったが、同名の三重の亀山城と比べて少し小さかったので亀岡と変更させられたとか。
この亀岡城へ行くのに、ひと苦労しました。
ナビの案内では「目的地に着きました」と言うのに、亀岡城跡はどこにも無い。
また市内に戻ってぐるぐる廻って探しても見つからない。
再度、ナビの指定した処へ戻って調べたら、ちゃんと合ってました。
ナビは「大本教本部」に連れて行ってくれたから迷ったのです。そこが亀岡城跡。
亀岡城跡は、何人かの民間人の所有を経て、大本教の所有となり10万人の信者さんの管理下となっています。
静かで綺麗な城跡ですが、存念ながらコロナの為にここまでしか入れず。
普請を担当した大名の印が石垣に有ります。
明治維新の城郭撤廃令によって天守が無くなった後、荒れ放題の城跡を大本教主が買い取って
大改装を施して、教会の本部としたころは信者も数百万人いました。
しかし、昭和12年の「大本事件」でまたまた廃墟に。
その後、少しずつ手を入れて今日のように立派な境内になったそうです。
今は10万人の信者さんが、本部を護っていると聞いてびっくり。
京都府とか亀岡市が維持しているのでは無かったのです。
ナビは、亀岡城と大本教が同一と知って居た事が判りました。
今日のラストは、大河ドラマ「麒麟が来る」特集のドラマ館。
亀岡城から10分の処の初めて見るサンガスタジアム内に、それは有りました。
NHKがバックアップして居るので、大河ドラマの様々な画像が見られましたが
殆どが撮影禁止。
コロナで放映中止ながら、いよいよ8月30日から再開されるので楽しみです。
これで、光秀を訪ねてPERT-2は完了ですが、PERT-3が残って居ます。
滋賀県の坂本城跡と西教寺。
ここの拝観を済ませなくては、光秀を訪ねる旅は終われません。