藤山寬美追悼公演

またまた老人会の、半額チケットで南座へ行って来ました。

藤山寬美の三十三回忌追善公演として、藤山直美が頑張ってて居ました。

今回はたまたま席が前から二列目の真ん中。

一列目は閉じてるので事実上は一番前。俳優の細やかな表情や動きがく見られました。

彼らが、後の席の人にはとても判らないような表情や仕草をキチンと演じて居るのが凄い。

 

二つの演目共に、寬美が十八番としていた出し物で、それを直美が演じる面白さ。

笑わせておいて、キッチリと人生教訓も盛り込んで居るのは永く好かれる所以か?

また、終演後に直美が15分に渡ってお礼口上を述べたのも素晴らしい。

寬美に関するエピソードや、出演者の裏の様子、楽しい話しをタツプリしてくれました。

芝居はともかく、あの口上を一ヶ月間に数十回やるとは!

娘も凄い芸人です。

  

ロビーには、寬美を偲ぶ画像の数々が展示為れて居て、今更ながらに彼が偉大だった事を確認しました。

確か何年もの間、休み無しで公演を続けたこと、当日来た観客のリクエストで演目を決める

こんなに変わった大変な事をいとも簡単に実践していたことを思い出します。

 

 


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