今津から大津へ

友人のヨット「Mrs.T」を、今津港から大津まで回航するお手伝いに。

どうせなら、行きがけの駄賃に、ビワマスもしようとなり、ちょっと早めに出港しました。

9時10分に出港して、9時30分にはもう水深70メートルなので、すぐにルアーを流します。

右斜め後ろから、北西の風波が強くて、25フィートのマイレディーは大揺れです。

舟木崎を越えた辺りから、一段と波が高くなりコックピットで転んでばかり。

「うみのこ」も艇速航行です。

何とかエクシブ沖までは来たものの、まだまだ波は高くなりそうで、ビワマスは中止。

納竿途中に、僕の大事な4mの竿がボキッ。オーナーの帽子が落水。大被害です。

湖西の岸よりへ逃げようかと一旦舵をきりましたが、スプレーの連続。

西岸まで行くのに艇も身体もズブ濡れになりそうな高波です。

そこで、沖島に舵を向けたら、捻れながらの大揺れは変わらないけど濡れる心配は無くなりました。

それでも、沖島のブランケに入るまでは一時間掛かってやっと入港。

鮎すくいの準備が完了しています

静かな沖島港は、漁船がみんなお休み。こんな日に出るのは・・・。

改めて、ヨットの有りがたさを痛感しました。

遠慮して、一番端の廃船らしき艇に着けさせて貰って一息です。

 分厚いステーキです

漁港の人に声を掛けに行って、艇に戻ったら何と「豪華ランチ」が。

オーナーさん、無料の客に、こんなに高い昼食を出して貰ってすみません。

一時間のランチタイムの後、本来の目的「大津までの回航」の続きです。

水道を抜けたら大荒れは判って居たので、もう竿は全て収納して、ひたすら機走で南下します。

16時30分、無事に到着して「ホッ」としました。

7時間半の大揺れ体験記となりました。

しっかり舫いを取ってから、離船です。


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