京都では、60年以上前から、仁丹提供の「住所表示板」が、随所に掲げられていました。
それが今では、老朽化して殆どが処分されたようです。
そこで、2.3年前からまたまた、仁丹から「京都じゅうの住所表示を再度お贈りましょう」となり、順次取り付けられています。
ホーロー製の重くて立派な板は、装飾と実益とを兼ねた貴重な物です。
我が家の柱にも、数年前に取り付けられましたが、最近は盗難に遭ってネットオークション掛けられると言うので、心配していました。
そんな時に、その大事な住所板が簡単には外れないネジを開発した会社から「無料でネジを差し上げますし、工具もお貸しします」との呼びかけ。
早速申し込みました。大阪の「ユニフアス」と言う会社です。
2.3日後には、特殊なネジと工具が送られて来て、取り扱い方法まで入って居ます。
もちろん、会社の宣伝パンフも有りましたが、工具返送用の着払い送り状まで付いて居るのには感謝感激です。
また、担当者から「着きましたか?」との電話まで。どのような姿勢の会社か、よく判ります。
さあ、それでは!と、取りかかったところ、今のネジが全く外れない。
いろいろな工具を使って、思い切り力を加えても取れない。ねじ込んでから、ネジ山を潰して有るようです。
そこで気がつきました。こんなに取れないのなら、無理にネジを交換する事は無いのでは?
ちょっと気がつくのが遅いくらい。
ユニファスさんには、丁寧に説明して、ネジも工具もお返ししました。
ありがとうございました。