嬉しいお話し
命が縮まるような思いをしましたが、オチはめでたしめでたし。そんな貴重な体験をしました。
この財布は、5年前の父の日に子供達から貰った大事な財布です。
別府湯けむりシルバーヨットレースの帰り、別府駅発のソニックに乗ってから小倉でのぞみに乗り換えました。
そして、小倉駅を出て1時間程した頃、格安チケットは新大阪までなので
新大阪からは在来線に乗り換えが必要だからしんどいなあと思いました。
このまま新幹線で京都まで行けたらと、女性車掌さんに質問。
「このまま京都まで乗ったら幾らの追加ですか?」
「1500円の追加で、自由席に移って貰います」同行のあと二人に訊いたら「やめよう」との返事。
「すみませんが、ちょっと高いので新大阪から在来線に乗り代えます」
僕はそれから、灘の白鶴が効いてきて居眠りを始めました。
女性車掌さんの声で目を覚ましたら、何とあの大事な僕の財布を見せられました。
何で僕の財布を車掌さんが!!!
現金は勿論、カード等が有ります。
車内販売の人がデッキで拾ってくれて、車掌さんに預けてくれたそうです。
財布を見た車掌さんは、免許証の顔写真と住所を見て、京都までの乗り越しの質問をした僕の事と思い付いたそうです。
そして僕に問い掛けてくれました。
幾つものラッキーが重なって、落とした財布が戻って拾ってくれた女性と車掌さんには感謝感謝です。
深く感謝の意を伝えて帰途に就きました。
財布が戻って来なければ、気が遠くなるような手間と気疲れが何日も続いていましたから
別府遠征の楽しみなど吹っ飛んで居ました。
僕の、日頃からの精進に助けられたのだと勝手に決めつけた事件でした。
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