アフターレースその3木蝋資料館

内子の「木蝋資料館」が余りに見応えが有ったので、纏めて記録してみます。

  

その昔、内子の街は「木蝋」で栄えました。その産業の中心が、上芳我家だったのです。

木蝋が衰退して、寂しくなった内子では有るが、この家屋だけは大切に残されて重要文化財とされている。

 てつきり「和蝋燭」だと思って居たらハズレ。

1800年代は、鬢付け油、口紅、色鉛筆、木工品のつや出しに、大量の需要が有ったので

この「上芳我家」では、大勢の人を雇用して生産して国内外に「和蝋」を出荷していたという。

  

店の間       旦那さん家族     丁稚さん

  

流し          竈門       井戸

  

このお屋敷の様子がよーく判ります。

 

文久元年の棟札

 

 

収獲したハゼの実を細かく砕いて蒸す。

 

それを絞って木蝋を取り出す

漂白工程

  

木箱に入れて日光干しをして、もっと白くする。

 

 

 


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