聴竹居
居住性を、思い切り追求して設計建築された「聴竹居」を見学してきました。
見学は予約者のみで、内部の撮影画像は「公表しません」との誓約書を提出してから!
建築家藤井厚二氏によって、知恵と金をふんだんにつぎ込んで昭和3年に建てられた住居。
素朴ながらシャレタ玄関。
内部も沢山撮影したが、公開出来ないので外部からの画像のみ。
直線と曲線を随所に使い分けて、太陽光をうんと取り込み、圧迫感の無い落ち着いた部屋にしてある。
柱をなるべく少なくして、景観をよくする替わりに、机や家具を据え付けにして強度を確保。
建築前に、地中に土管を埋めてそこから家中に入れた風を天井から抜く工夫には驚き。
全て電化で、冷蔵庫は大きな電気コンプレッサー付き。
風呂だけが薪ボイラーで、大量のお湯を供給。
現在は、竹中工務店が所有して、木造建築の模範として一般公開中。
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