島原の「角屋」
車で10分の距離に有りながら、一度も訪れて居なかった「角屋」に初めて行きました。
この歳まで大きい勘違いをして居た事が有ります。
角屋は、遊郭では無く「揚屋」で、「置屋」から太夫や芸妓を派遣して貰い、客を踊りと食事で楽しませる宴会をさせる店だったのです。
置屋で著名な「輪違屋」の建物も、現存中。
島原には遊郭は1軒も無く、女性客も度々訪れて居たとのこと。
お客を二階に揚げて接待するので「揚げ屋」と呼ばれた、料理屋、料亭で、祇園で言う「お茶屋」
それ故、先斗町や宮川町、上七軒と同じく、歌舞練場も有ったのです。
先ずは「大門」から。築400年にもなる、重厚な建物は、重要文化財。
大勢の客をもてなす為の「おくどさん」と「箱階段」
中庭 網代の間の天井
臥龍の松が目の前に有る「松の間」は、一番広くて、40畳ほど。
新撰組の芹沢鴨が、暗殺される直前にここで吞んで居たと聞くと、ついつい見回してしまいます。
三方荒神さんは、火の神様。すぐ傍には、島原住吉神社。
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