浜掃除

梅雨の長雨のせいで、今年の夏はスタートが遅れたので琵琶湖の藻の発生は少ないと思って居たのは

大間違いでした。

友人がいつも浜掃除をして居る「新唐崎の浜」は、例年通りに「藻の大群」が・・・。

 

もともと8年くらい前に友人が一人で始めた浜掃除は、一人で黙々と掃除する姿を見た人達が

次々にお手伝いを申し出て、今では多くの人達が来てくれます。

今日も8人ほどの人が集まってくれました。

一昨日、浜に曳き揚げた、カラカラの藻を袋詰めすると、砂浜が空きます。

そこにまた、浜から藻を砂浜に曳き揚げる。

それを乾きやすいように、広く撒き散らす。

その作業が延々と続きます。

6時40分には、真っ暗になって仕方無く解散です。

これが明日の朝にはまた同じくらい流れ着いている。これの繰り返しです。

しかし、これをやらなければ浜は腐敗した藻で、とても近寄れない様相になります。

二日ほど後には、今日干した藻を袋詰めして、また新たに藻を曳き揚げます。

気温の下がる10月半ばまで、友人は頑張り続けるので、僕も仕方無く・・・。

 

一夜明けて昼過ぎに浜を覗いてみると、昨日揚げた藻が、3分の1程福に詰められていました。

そして砂浜には、新たに沢山の藻が曳き揚げられた跡が。

友人に訊いたら「朝から出掛けて居たので知らなかった。誰かが作業してくれたのだ」

彼が一人で始めた「浜掃除」が、ドンドン大きな輪に拡がって居るようです。

しかし、藻の攻撃は衰えを見せません。

またこんなに押し寄せています。

また、少し沖には、これから押し寄せてきそうな藻の大群が見えて居ます。

まだまだ皆の闘いは続きます。


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