カテゴリー: 観劇

同志社大学学生さんの劇「シカゴ」

同志社大学の学生さんの劇を鑑賞してきました。

何と、同志社大学始まって以来のミュージカル「シカゴ」

  

フライヤーもなかなか凝って居ます。

過去に映画で観た事が有るので、あの狭い同志社小劇場でどんな風に仕上げるのかが気になっていました。

もちろん、映画は素晴らしかったけど学生さんも、舞台、照明、音響が大変に

寂しいあの場所でよくまああれだけやりきったと思います。

女性陣の歌って踊っての演技はなかなかのものでした。

条件の良いところでなら、もっともっと引き立った事でしょう。

頑張れ。「ブラボー」

 


大学生の劇

もう何年もの間、同志社大学の学生さんの劇を見せて貰っていますが、コロナの為に

リモート配信が続いて居ました。

最近になってやっと、舞台を観られるようになったので出掛けました。

 

  

僕は会員登録しているので、二百円で入れます。

八人の若者が、宇宙から落下する飛行船の中で、残る七日間をどう過ごすか。

面白い設定の中で、八人はそれぞれの個性豊かな言動を発揮する。

八人の熱演を観ている間、90分はあっと言う間に過ぎました。

なかなか興味深い劇でしたが、余りにも大声と早口の場面が多すぎて

ついて行けませんでした。

もちろん、大声も早口もドラマの流れには必要ですが、それが多すぎると引き立ってこない。

帰りのアンケートにそう書いたけど、悪かったかなあ。


顔見世興行朝の部

先日は顔見世興行の「夜の部」に、今日は「朝の部」に行ってきました。

  

敬老パスで、市バスに乗り、老人会からの割引きチケットで顔見世に。有りがたい事です。

いつ見ても見事な南座の緞帳と破風と格天井。

  

義経千本桜の「すし屋」は、武士の情け、親子の情けをタツプリと盛り込んだ人情物です。

しかしそれが、命に関わる事件なのでついつい食い入るように観てしまいます。

今回は初めて「解説イアホン」なるものを借りてみました。

800円を取られるだけ有って、なかなかの優れものです。

特に歌舞伎には詳しく無い者にとっては有り難い。

「義経・・・」とか「仮名手本忠臣蔵」とかは、何本にも分けて演じられ事が多いので

前後の様子が判らないまま観てしまいます。

それが、解説ではそれらをキチンと説明してくれるので、演者の仕草、台詞の意味が理解出来ます。

今日だけでも、解説が無ければ意味不明な内容が沢山有りました。

800円は仕方無いなあ。

「龍虎」は、扇雀と虎之助父子が、流と寅になって勇ましい踊りを見せる。

龍虎ともに、長い毛を振り乱して闘いの様子を見せるのは「鏡獅子」でもよく見せます。

「すし屋」みたいに食い入ることは無く、のんびり観られます。

 

 


南座の顔見世

 老人会からの案内で、南座の顔見世のチケットが格安で買えたので、夜の部に出掛けました。

 

年増」は、ひとりだけで複雑な心境を仕草だけで演じるという難しい出し物。

解説が無ければとても判り難い、地味な芝居でした。

それに引き替え「油地獄」は、前半の静かな芝居の流れが突然に凄惨な立ち回りに変わり

グイグイと惹きつけられました。

しかも、舞台設定が油屋なので油樽から流れ出た油の上で争う二人の動きがなかなか凄かったです。

舞台は流れ出た油がいっぱい。

また、与兵衛とお吉の二人の身体は油まみれで、着物もベトベト。

ひとごとながら、後はどうして片付けるのか?

そんな余計な心配をしながら、いつもの「珉珉」で遅めの夕食を楽しみました。

 

 


藤山寬美追悼公演

またまた老人会の、半額チケットで南座へ行って来ました。

藤山寬美の三十三回忌追善公演として、藤山直美が頑張ってて居ました。

今回はたまたま席が前から二列目の真ん中。

一列目は閉じてるので事実上は一番前。俳優の細やかな表情や動きがく見られました。

彼らが、後の席の人にはとても判らないような表情や仕草をキチンと演じて居るのが凄い。

 

二つの演目共に、寬美が十八番としていた出し物で、それを直美が演じる面白さ。

笑わせておいて、キッチリと人生教訓も盛り込んで居るのは永く好かれる所以か?

また、終演後に直美が15分に渡ってお礼口上を述べたのも素晴らしい。

寬美に関するエピソードや、出演者の裏の様子、楽しい話しをタツプリしてくれました。

芝居はともかく、あの口上を一ヶ月間に数十回やるとは!

娘も凄い芸人です。

  

ロビーには、寬美を偲ぶ画像の数々が展示為れて居て、今更ながらに彼が偉大だった事を確認しました。

確か何年もの間、休み無しで公演を続けたこと、当日来た観客のリクエストで演目を決める

こんなに変わった大変な事をいとも簡単に実践していたことを思い出します。

 

 


南座へ

今年は、3年ぶりに、例年通りに祇園祭が開催されます。

その大事な年に、八幡山の主行司を承っているので、時間との闘いと

ミスが無いようにとのもの凄いプレッシャーの中「忙中閑あり」で、観劇に行ってきました。

宝塚歌劇は好きですが、なかなかチケットが手に入らないのと、宝塚まで行くのが大変。

南座に「OSK」がやってくると言うので、数ヶ月前にチケットを買っておきました。

難しい事は考えずに、単純に綺麗な踊りを楽しんで来ました。


若手歌舞伎

老人会から、半額チケットが廻ってきたので南座の花形歌舞伎へ出掛けました。

 客席は隣同士がピッタリ

もう春かと思いきや、意外と寒い日です。

  千社札

最前列の席なんて初めて。演者の息づかい、視線の動きまでまで判ります。

それに、結構小さな声の台詞も有ることが判りました。

前から5列目くらいまでしか聞こえないはずです。

 

  

壱太郎と隼人が挨拶と解説を。

ここまでは撮影OK。

緞帳もしげしげと鑑賞出来ました。

皿屋敷も、芋掘長者も60年とか80年ぶりの公演とか。

席が良かった事も有り、なかなかの観ものでした。

滑稽な「芋掘・・」は、思わずくすりと笑わせてくれました。

皿屋敷は、これまで知って居たなりゆきとは違って、武士の心意気と女の弱い心を表に出した

感慨深い展開でした。

 


南座

南座の「有頂天作家」を観に行って来ました。

 

老人会のサービスで半額は有り難い。

難しい事を考えず、のんびりと楽しめました。

台詞が聞き取り難くて役者のの声が小さいとのだと思って居たら

周りの人はドッと笑うのに、自分は聞こえないからキヨトン。

だいぶん耳が悪くなつているのかなあ?

 

帰途は、南座近くの「一銭洋食」へ初めて入りました。

メニューは、750円のお好み焼きだけ。

ソースがからくて、具沢山のせっかくで美味しいのが勿体ない気がしました。


南座の裏見せます

南座の舞台見学に行って来ました。

南座は何度も行ってますが、舞台から客席を見るのは初めてです。

回り舞台に乗せて貰いました。

大きなセリが、上がったり下がったします。

なかなか貴重な体験が出来たのも、コロナのおかげかも?

次回は1月にまた観劇に来る予定です。今度はね、客席です。


歌舞伎

日本生命が、コロナの為に余り観劇が出来ない人の為に、ネット配信歌舞伎を企画してくれました。

先月に、日本生命にメルアドを登録しておくと、パスワードを流してくれるので、3回の配信の時に接続すると観られるのです。

僕は昨日の一回目の配信で、2時間楽しみました。

劇場で観る歌舞伎は、番付を買って解説を見ながら鑑賞するのですが、それでもなかなか理解出来ない事も有ります。

でも、ネット配信は、画像の下にテロップで解説が流れて、役者の仕草の解説は勿論

演じる役どころの心の動きまで教えてくれます。

出し物は「先代萩」で、これまでよく演じられてきたものなので、比較的判り易かったです。

海老蔵の、七役早替わりも見事でしたが、その裏側も見せてくれるので楽しみ倍増です。

それに、ビールを吞みながらリラックスして楽しめるのが嬉しかった。

来月は「南座の裏側見せます」というのを予約してあるので、それもなかなかの楽しみです。

 


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