老人会から、半額チケットが廻ってきたので南座の花形歌舞伎へ出掛けました。
もう春かと思いきや、意外と寒い日です。
最前列の席なんて初めて。演者の息づかい、視線の動きまでまで判ります。
それに、結構小さな声の台詞も有ることが判りました。
前から5列目くらいまでしか聞こえないはずです。
ここまでは撮影OK。
緞帳もしげしげと鑑賞出来ました。
皿屋敷も、芋掘長者も60年とか80年ぶりの公演とか。
席が良かった事も有り、なかなかの観ものでした。
滑稽な「芋掘・・」は、思わずくすりと笑わせてくれました。
皿屋敷は、これまで知って居たなりゆきとは違って、武士の心意気と女の弱い心を表に出した
感慨深い展開でした。