5月10日8.00に弓削島海の駅を出港です。気持ち良く晴れています。
ちよっと遅めの出港なのは、潮の難所「宮の窪」が、9時頃までが逆潮で進めないからです。
うまく潮が合ったので、スイスイと30分で通過です。潮止まりでは有りますが、そこここで、渦を巻いていま
す。
それからは、快調にセーリング。
昼食は、海が荒れて無いのでゆっくり調理出来ます。炊き込み御飯に八宝菜。
周防灘の南側を、佐田岬に沿って快調に西へ西へ航行中。左の計器は水深54.5メートルを表示。
真ん中の計器には、細長い佐田岬と、その右を航行する「POCOA POCO」の黒い船形が。
右の計器は、風の方向と強さで、9.2knotの表示。
艇が6knotくらいで走って居るので実際は、矢印の方向から3.2knotの風と言うことです。
この他にも、POCOA POCOには最新の計器がいろいろ有るのでずいぶんと助かります。
左は満潮時で、右は干潮時。2メートル近い干満の差が有るので、舫うロープの長さ調整が必要です。
ここには、有名なヨット好きの「福ちゃん」が居て、いろいろと我々の世話をしてくれますが、81歳にもなっ
た福ちゃんに、余り迷惑を掛けてはいけないと、連絡しないでおきました。
何と贅沢な夕食。ここはお風呂までが遠いので諦めていたら、艇の目の前に旅館が!
今日はお客が無いけど、一人500円で湧かしてあげると言う事で、湯に浸かれました。
11日6.00に三机港を出港。穏やかな海面と青空です。
佐伯大島を右に見ながら、蕎麦昼食を頂きました。
細島港に入ったのは予定よりずいぶん遅れて19.20。
日没を過ぎたので、航海灯も点けました。
左舷に赤灯、右舷に緑灯が有るので、艇がどちらに進んで居るのかが判ります。
赤と緑が見えたら危ない、向かってきているからです。
ここもお風呂が遠いので、すぐに就寝です。
7.8と11はお風呂なし。9日は、辛うじてシャワーが有りました。
12日5.15に細島港を出港。
鵜戸神宮は、望遠でお参り。
内之浦港に、18.20到着。徒歩15分の国民宿舎のお風呂に入れました。
わざわざ鹿児島から駆けつけて、舫いを取って貰い、給水や給油のお世話をして貰ったヨット仲間のNさんと
「網元」で宴会です。
100リッターを給油、100リッターを給水して、食料や備品の買い物も出来ました。
八坂神社が見えたので、是非御挨拶しなければ。
こうして、6日目の夜を内之の浦港で迎えました。