17日18日と、いつものPOCOA POCOさんの、大阪湾クルージングにお付き合い。
ところが、近づく台風16号の影響か、18日は確実に雨の予報。
淡輪マリーナで一泊の予定をやめて、関空往復の日帰りに変更。
新西沖では「ドラゴン級」の、全日本大会が行われていたが、無風の為10数艇が風待ち。
その中に、いつもお世話になっているKさんとM君の乗る、NO.33を見つけて激励。
いずれ、世界大会にも出かけるそうで、凄い意気込みです。
穏やかな大阪湾をのんびりと南下。いろいろと変わった本船に出会うのはなかなか楽しいです。
でも、見張りをしっかりして、行き交う船の方向と艇速を判断しなくては。
関空辺りまで行って、昼食弁当。しかし、計算ミスで、アルコールがゼロに。
この頃から西風が吹き始めて、ドンドン吹き上がります。
15から18knotで、時には20から23knotですが、アビーム(真横)なので、セーリングには快適。
ちょっと強めのうねりに揉まれながらも、一気に新西まで帰りました。
西の空は真っ暗で、やはり日帰りは正解だったかも?
POCOA POCOさん、またの機会に淡輪泊まり、よろしくお願いします。
琵琶湖の藻退治に命を賭けている、大津市坂本のS君から、今日もお呼びが掛かり、僕は忙しい仕事?を放り出して湖岸へ駆けつけました。
今日は、いつもとはちょっと違う作業です。
湖岸から50メートルほど離れたところに有る、水草の塊を撤去したいと・・。
水深2メートル辺りに出来た、水草の島へカヌーを乗り入れて、引きちぎりながらカヌーへ積み込みます。
引き揚げた草にまみれながら、岸まで漕いで降ろし、また沖へ。
当然、腰から下は水浸しで、これがまた臭い。古い服だったのでシャツもズボンも廃棄しました。
浜へ揚げてからは、このようにバラして乾きやすいように散らします。これが、利尻昆布だったらなあ。
これが乾いた頃にはまた「おーい、袋詰めをするぞーーー」とのメールが来るなあ。
S君が、自分の住まいの傍の浜が、藻に汚されているのを見て「俺の曳き揚げた分だけでも綺麗になれば」と始めた「藻退治」
一人の力は小さくても、これが大きく広がれば、やがて琵琶湖は綺麗になる???かな?
浜に散歩に来る人の中から、ぽつりぽつりと手伝ってくれる人が現れて居るのは嬉しい事です。
でも、彼に近い数人は、被害者です。
19日の新聞に、こんな記事が載っていました。
6億円もの予算を組んで「藻退治」をしているらしいが、全然効果が判らない。
少し前に行って、会場造り。
町内の長老Sさんがピアノの名手と言う事が発覚。
皆さんで聴かせて貰おうと言うことになり、グランドピアノをお持ちのお宅へ10数人が集合しました。
ピアノ独奏は、センチメンタルジャーニー、想い出のサンフランシスコ、キッスオブファイア、ベサメムーチョ、乾杯の歌、川の流れのように。
皆が唄ったのは、有楽町で逢いましょう、青い山脈、高校三年生、せんせい、北国の春、瀬戸の花嫁、月の沙漠、知床旅情、星影のワルツ等。
ピアノ独奏と、全員の合唱でしばし「歌声喫茶」状態です。
大声で唄った後で、みんながする事と言えば、当然吞んで食べてです。
お部屋とピアノを提供して頂いた上に、大変な御馳走まで・・・。(あんなに少ない会費で)
オーナーさん、ピアニストさんありがとうございました。
町内のみなさん、大満足で徒歩数分の家路に就きました。
こんな集まりが、度々有りますように。
今年も琵琶湖の藻の繁殖は凄いです。
湖岸に流れ着くのを、回収するのに何回も手伝っています。
近いうちに、子供さん達を30人ほどヨット体験させる予定が有るので、藻の様子を見るためにヨットを出してみました。
マリーナから400メートル程は、藻が浮かんでいるものの、支障なく走れるので「これならいける」と思った頃、前後左右に浮かぶ大量の藻。
艇のスピードがドンドン落ちる。後進と前進を繰り返して、藻を外すが取りきれないようで、スピードは上がらない。
そのうちに、藻の密度がドンドン高くなり何処を航行しても避けられないし、スピードがまた落ちる。
とうとうマリーナに引き返すことに。
もうダメか、もうダメか?レスキューが必要か?と気にしながらも、何とか帰港したら・・・。
藻の大漁です。それに、プロペラシャフトにも紐のような藻が、しっかり巻き付いてます。
こんなを引っ張っていたら、艇は進みません。
22日のヨット体験会は、航行水域をよく選ばないと。
琵琶湖のレークウエストヨットクラブで、ヨットの揚降を拝見。
31フィートのヨットを、軽々と持ち上げるフォークリフト。
その重さに耐えうるように、後には巨大なコンクリートの塊を積んで居ました。
35フィートくらいまではこれで揚降しますが、それ以上の大きさになると、後に見えるベルトの着いたクレーンが登
場します。
9月11日は、琵琶湖ホワイトレース。
帆走性能を上げるために、最近のレーサーは、白いダクロンセールよりも、黒や黄色のカーボンとかケプラーのフィル
ムのようなセールを使いますが、年に3回のこのレースだけは白いダクロンしか使えないのです。
帆走の原点に戻り、日頃からレースに余り出ない艇の為ののんびりレースです。
ところが最近は、レース派の人達がわざわざ速いセールを外してホワイトで参加しています。
今回は「レスポワール」さんにお邪魔して、いつもの3人さんとで、4人の乗船。
スタート前、10分くらいからLINEをソロソロと。
CARAMEL RIBBONさん、四塩化一黄酸さんも周りをサークリング。
レスポワールは、11時にジャストスタート。一番上の位置でそのまま抜け出して、トップ街道へ。
第二マークを回って、スピンを展開しても「エルサ」さんを押さえてトップ。
HAWK WINDさん、かすみⅤさんはまだその後。
30分頑張ればファーストホームだと、4人は意気が上がります。
ところがところが、右後で3番手4番手に見えて居たホークさんが真横にくる。
それが見えて居るから、いろいろとトリムを考えて試してみるが一向に逃げられないまま、右前に廻られた。
とうとうゴールでは62秒差で負けて、2着。
あのLINEだけ、うちより風が吹いたのだと、みんなで決めました。
ホークさんからの画像は、うちを抜いてから写しています。
僕が「本部艇かマークか、どちらが近いかなあ」と、眺めて居るときに・・・。
成績は、レーティングの為にレスポワールは7位。ホークさんも6位にまで落とされました。
小型艇有利で、8着で優勝の「JUNO」さんの3人。おめでとう。
アフターパーティーは、志賀ヨットクラブへ全員集合。
ここの名物「ハンバーガー」は、なかなかよく出来て居ます。
バーグと野菜をたっぷり貰って、お替わりもしました。美味しい。
楽しい走りを体験できた面白いレースでした。
レスポワールのみなさん、ありがとうございました。またの機会にも、よろしくお願いします。
いつも乗せて貰う「POCOA POCO」さんのフェンダーの傷みが酷いので、7月から預かって修理中。
器用では無い僕が、果たしてどんなことが出来るのか?
艇の航行に支障の有る部分は、僕のミスが大迷惑になるのでタッチしないことにしているが、これなら出来が悪くても航行には支障ない。
10年以上経過したフェンダー。シルバーシートをサイズに合わせてカット。
上部と下部に穴を開けて保護。すっぽりかぶせて上と下を絞る。
白く太い取り付けロープは、出して入れ出来るようにしなくては。
前からの保護リングはそのまま取り付けて、まずは一個目が完成。
二個目も、同じ行程で取りかかるが、保護リングが無いので代用品を調達。
これも3本を巻き付けます。
空っぽの頭を叩いてやっと2個の修理が完成したが?
オーナーさんや、知識と技量の秀でたHさんとNさんが果たしてどう言うか?
「何やーーこれ」もう聞こえてきました。
ヨットの航行には支障ないからええやん。
17日、18日の、大阪湾クルージングで初お目見えです。