3月15日の「嵯峨清涼寺のお松明式」は、これまでなかなかタイミングが合わずに見逃してきましたが
今年はやっと出かけられました。
ちょっと早めに着いたので準備完了の「お松明」を拝見してから「ジャガバタ」で腹ごしらえ。
勿論、焼酎添え。
本堂からは、大勢の僧侶による読経の声が流れてきています。
本堂の傍には、住職さんが占った今年の米相場が高張り提灯で、12月分表されています。
本堂の横の立派な玄関に入ると、綺麗な廊下と部屋が。
これから使われる提灯
8時過ぎに3.40人の僧侶と、お松明保存会の40人程が提灯を掲げて境内を「お練り」
お練りを終えた数十人が松明の周り立たれると、まず大きな火床に点火されます。
初めは恐ろしいような白煙が、突然火柱になって明るく、熱くなります。
勢いの良い炎からは、火の粉がいっぱい。真打ちのお松明がその向こうに見えます。
いよいよ一本ずつ順番に、3本のお松明にも点火。
高くて大きな松明は、結構離れて居ても熱さが伝わってきました。
「早稲、中稲、晩稲」と、3本のお松明の燃え具合で今年のお米の出来高が判るとか?
結果は公表されるのかなあ。
高張り提灯と弓張提灯の関係者はシズシズと本堂に戻られました。