おなかを満たしてから、熱帯植物園を一時間散策しました。
入場無料なのに、とても手入れの行き届いた植物園に満足満足。
ドンドン南に向かうと、名勝の吉野海岸や新城海岸が。しかし、この雨では・・・。
昨日の晴れ晴れよ、もういちど。海の色が全然違う。
とうとう、宮古島の最南端「東平安名崎灯台」へ。
30キロ先まで照らすと言う灯りは、ピカピカとしています。
傘もカッパも役立たないくらいの風雨と、灯台の係員が帰るのを見て、今日はここまでと、ホテルに向かいました。
ホテルの新聞では、この春のトライアスロンは、過去最高の1700人がエントリーとか。
ホテルで夕食してから、またまた巡回バスで「無料の沖縄ショー」へ。
ここからは、アルコールをたらふく入れられるので、うれしーーー。
これで、3晩続いて「琉球の風」でのショー見物。
この地域は、四つのホテルと6つの飲食店が提携して、15分間隔で巡回バスを走らせているので、実に便利なことこの上ないで
す。急に乗客が増えると、すぐさま別の車を手配してくれるのには驚きました。
しかも、毎晩8時からは沖縄民族音楽のショーが無料で鑑賞できます。
いよいよ最終日。
240キロを走破して、ガソリンは15リッター。
レンタカーを返してから、空港に送って貰いました。
空港へ送って貰う途中から、焼酎をぐいぐい。
さあ、いよいよ帰途に。宮古島から1時間で那覇。那覇から2時間で伊丹です。
無事に楽しい宮古島旅行を終えました。
4日間に、数人の現地人と話しましたが「米軍基地問題」の、複雑さを改めて感じました。
前から予想していたとおり、米軍基地のおかげで生活が成り立って居る人達と、それに無関係な人達の間では主張が大きく異
なっています。
そこで難しいのは、基地反対の人達は「錦の御旗」だから、大声で反対を叫びますが、基地に依存している人は、なかなか「基
地に賛成」との声があげられないらしい。
僕が廻った宮古島に有る、來間大橋、伊良部大橋、池間大橋は、いずれも立派な物でしたが、橋の向こうに住んでいる人達の人
数からすれば、果たしてその費用はペイするのか?
これは、ひょっとしたら政府から沖縄へのバラマキ政策のおかげでできた橋では無いか?
辺野古問題で、政府と沖縄県が裁判で争っているが、果たしてどこが落としどころかなあ。
宮古島3日目は朝から雨で、一日中降り続く。石垣島から鹿児島までを斜めに前線が停滞しているため。
ホテルから、まっすぐ北に走ること40分で、池間大橋を渡ると宮古島の最北端「池間島」
そこからまた、池間島の最北端「池間島灯台」へ。強い風雨はずっと続いたまま。
どこもかしこも、誰にも逢わない。この「池間湿原」も、風がゴーゴーと吹くばかりで我々だけでは勿体ないくらい。
最北端から少しずつ南下しながら、パンフのポイントを全て覗きます。
海中公園は完全に外れ。入場料1000円は返して欲しい。
宮古島博物館は、無料でなかなか勉強になりました。
熱帯植物園も無料で、そこのレストランはこんなパスタを出してくれました。野菜は余り要らないのに。
ここで腹ごしらえをしてから、午後の行程に。
ホテルのすぐ近くまで帰ったら「ドイツ文化村」の案内が。
何でも見たがりは、薄暮にも関わらずいそいそと入ります。
今やってる映画「海難1890」で、和歌山の人がトルコ船員の難破を助けたと同じように、ここでもドイツの難破船を
助けた事が有るようで、その友好記念の施設らしい。しかし、建設後数十年も経つとお荷物になっているような?
庭園はとても綺麗なのに、これらの建物は、いずれも廃墟。
珊瑚礁が隆起して出来た宮古島は、このような珊瑚の名残とマングローブが。
珍しい鳥が目の前に。
ホテルで一休みしてから、巡回バスに乗って5分で「琉球の風」へ。
ここではいろいろな料理が楽しめて、毎晩一時間のショーが行われる。
ショーを楽しんでからは、また巡回バスに3分乗れば「シギラ温泉」
50度の源泉を40度にしてくれている。気温が20度から25度だから丁度良い。
巡回バスの最終一つ前に乗って、ホテルに着いたら10時半だった。
焼酎を呑んでバタンキュー。