24日の巡行を控えて、八幡山では7月18日に、町内の全員が集まって「吉符入り」を行いました。
今年の采配責任者と理事長から、いろいろなお知らせが有って、いよいよお祭りに入りますとの宣言がされました。
お社のお飾りをして、皆さんの集まりを待ちます。
約40人程の町内の人が集まって、10時丁度一緒に「二礼二拍手一礼」それから御神酒を頂いて、説明会に入ります。
今年新調の「房21本」の披露と、鶴金具の修理、前掛けの修理も報告。
八幡山はここまで組み上がっているので、二十日の担ぎ初めには町内を廻れます。
17日の前祭巡行は、台風襲来で、決行か中止かがギリギリまで決まらず午前5時にやっと、巡行決定。
雨の中の巡行になりそうです。
前祭が終わると、後祭の巡行で、八幡山も始まります。
その前に、町会所やお社など、4カ所の注連縄を張り替えました。
18日の吉符入りから始まって、21.22.23が宵山。
24日に巡行です。
賀茂川と高野川が合流するこの三角州に、楽しく集まっている人を見る度に、
一度は行ってみたいと思いつつなかなか機会が無かったのですが、先日やっと実現して、ここで弁当を食べました。
両側が川で、合流して鴨川になって南に流れてゆくのも見られて、360度楽しめます。
亀の形の石が幾つか有り、飛び石をしながら対岸に渡るのも面白いです。
後祭組の八幡山は、前祭の間に少し時間が空きます。
孫が鉦を敲いて居る、船鉾のお囃子を聴きがてら、前祭の23基を巡ってきました。
まず船鉾で孫に逢って
岩戸山 綾傘鉾
鶏鉾 白楽天山 芦刈山
油天神山 太子山 木賊山
四条傘鉾 郭巨山 月鉾
函谷鉾 孟宗山
まだ、宵い宵い宵い山だと言うのに、凄い人出です。
とても23基の全てには廻れませんでした。
巡行の日が、台風に襲われるなんて空前の出来事で、17日の天候が危ぶまれます。
少々の雨は仕方が無いとしても、風が強いと危険なので、何とか無事に巡行出来ますように。
7月10日から建て始めた長刀鉾は、12日に曳き初めをします。
八幡山は後祭なので、この時期は意外に短時間ですが自由な時間が取れるので出かけました。
お稚児さんは、自分で歩かないので、強力に抱えられて鉾にが乗るところを、大勢の人が観ています。
お稚児さんと二人の禿(かむろ)が乗って、いよいよ曳き初めです。何故かピンボケ。
鉾が動き始めると、お稚児さんが舞います。それを左右から「禿」がサポート。
友人の太鼓方の春O君も、まじめな顔で頑張っています。
思いがけず、藤井大丸くらいまでの遠い距離を曳き初めして、町会所に帰ってきました。
これから鉾の周りに「埒」(らち)を設置して保護し、宵山を迎えます。
船鉾の曳き初め。ここには、孫の高校年生が鉦方で乗っています。
こんなに身長が違う。
菊水鉾の曳き初め。
蟷螂山でも、曳き初めが行われて居ました。
七十歳ともなれば、大きい顔をして「老人会の観劇」に参加出来ます。
夫婦二人、南座の7月公演「有頂天旅館」に、老人割引き価格で行ってきました。
歌舞伎を除いて、今まで観た中ではベストの出し物でした。
ストーリーも、スタッフもなかなか楽しくて、いつの間にか2時間半が過ぎます。
昨日の京都新聞でも、良い評価を。
割引の客が何人か居るとしても、満席の南座はとても賑やかでした。
我が家には「仁丹の町名標識」が取り付けられています。
それが、ネットでは高値で売買されるとのことで、盗難が続出と言われて居るので、わざわざ二階の柱に取り付けて貰いました。
でも、新聞で特別なネジを無料で頂けるというので早速申し込みました。
ネジと工具を送って貰って、こちらで取り付けて、工具は返送する事になっています。
せっかくの立派な標識ですから、いつまでもこのままにしたいです。
今年も祇園祭が近づいてきたので、八幡山の「厄よけ粽造り」を行いました。
朝からは、近くの小5の児童101人と、大学生16人と、町内の人達20人で三割ほどを造りました。
子供達の来る前に、大学生にレクチュアして。
子供達に粽の謂われを説明してから、学生さん達の廻りに着いて指導を受けながら・・。
KBSのミサキングもお手伝いに登場。
一時間ほどで無事に出来ました。
午後からは、町内の人25人ほどで、残りの粽を仕上げました。
これらは全て、11日に八坂神社へ持参してお祓いを受けてから、21.22.23日に、はちまんさんで売ります。
今年の人出はどんな様子になるかなあ?
知り合いの人から「廬山寺の桔梗が満開」と聞いて、さっそく出かけました。自転車で15分です。
源氏物語が、このお寺で執筆されたとは聞いていましたが、ここの桔梗の事は知りませんでした。
お寺の入り口は緑がいっぱい。 お庭は、桔梗の花がいっぱい。
日曜日にも関わらず、拝観者が少なくて、ゆっくり縁先に座って楽しめました。
建礼門
帰途、御所の中を自転車ドライブして、建礼門も、間近にしげしげと。こんなの実に何年ぶりでしょうか。
ここも、人が少なくて静かでした。
5月30日から開催の「ゆり園」に、閉幕3日前になってやっと行けました。
オリンピックを開催したかも知れない埋め立て島は、さすがに広いです。
そこに、250輪のゆりが咲き乱れていました。でも、それは10日ほど前のこと。
印象としては、満開の40%くらいかな?
入場料1200円は、老人会に入って居るので半額。駐車料は500円。
とにかく、たくさん咲いているので大変値打ち。
ゆり特有の匂いは、風が強かったので余り香りませんでしたが、花に近づくと判りました。
やはり物好きな性格で、2輪を買ってきました。これを、来年も再来年も咲かせることが出来るのか?
その成果は、来年のこのブログで・・・。