再建40年目の西塔 1300年前の東塔は、全面改修中
唐招提寺を観た後では、極彩色の薬師寺本堂を撮す気にならず。
高校生に混じって、お寺の解説を聴きました。なるほどと感心した5件は以下のとおり。
○ 塔とは、お釈迦様のお墓である。
○ 薬師如来の廻りの、北東は多聞天、南東は持国天、南西は増長天、北西は廣目天が護っておられる。
○ 唐招提寺も薬師寺も、本堂の仏様の前に左右に「論議台」が有る。
これは、左に高僧、右に弟子が座って教典について問答をする為の立派な座台でした。
○ 健康とは「健体康心」の事で、健やかな身体と、康らかな心を維持すべき。
○ 「喜び、感謝、敬い」ひとは、これを忘れないように。
広い庭では、萩やさつきが眼を楽しませてくれました。
30年前に出した年賀状
友人から、唐招提寺特別拝観の招待券を貰ったので出かけました。
近鉄の「西の京駅」を降りるとすぐにこんな標識が。
お堂も仏様も、実に荘厳な重々しい趣が溢れています。
1300年前に中国を発ち、日本での布教を志したものの、5回の航海の失敗の後
やっと奈良に着いて仏教の教えを説かれた「鑑真和上」がお祀りされています。
庭の手入れも行き届いています
ツツジも満開