アーカイブ: 2014年10月10日

蜩の記

昨日「蜩の記」を観てきました。

少し前に観た「柘榴坂の仇討ち」と同じく、派手な部分は全然無く、心と心の芝居でした。

最近は、CG混じりのアクションばかりを好んで観ていたので、久しぶりの大人の映画という感じでした。

日本人特有の「謙譲の美徳」「潔癖感」が、強く現れています。そこに、夫婦愛、親子愛も。

猿の惑星ライジングも、舞妓はレディーももちろんとても面白かったですがね。

このあとはフライトゲームと、小さな岬の物語を征服です。

昨日の映画の帰り、特筆すべきことが有りました。

夫婦二人で、自分たちの自転車の料金精算に行くと、通り雨のせいか、サドルもハンドルもズブぬれ。

すでに雨はあがっていました。

向こうの方から、警備員らしき人が走ってきます。さては、利用金精算で何かトラブルか?と、心配してたところ「このタオルで自転車を拭いて下さい」

「えーーっ、ありがとうございます。そんなに親切を・・・・。

思い出せば、僕たちが自転車を置く時も、精算機と自転車の遠い人に「何番のを出されますかーー?」と尋ねて、精算ボタンを押してあげて居ました。

映画もほのぼの、警備員さんもほのぼの。

日本人で良かった。